「BRAVE」対戦カード(全8試合)
・シングルマッチ アンダードッグ鬼塚 vs ルーク・バーンズ
・DESTINYタッグ王座挑戦者チーム決定トーナメント決勝戦 ハードコア・エキスプレス(ザ・ハードコア&ザ・USA) vs グリーディ・デストロイヤーズ(カタストロフィー&デザイア・ハート)
・シングルマッチ ポセイドン vs ファルコン・ザ・グレート
・タッグマッチ ブレイン・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック) vs スコット・サンダース&高木翔吾
・シングルマッチ レイラ・トンプソン vs ソフィア
・DESTINY女子シューティング・スター王座戦 三井マキ(c) vs ジュディ・テイラー
・タッグマッチ ザ・フィニッシャー&シャドー・イーグル vs ブラック・フィニッシャー&ジ・エンターテイナー
・メインイベント ノンタイトルマッチ シャックス vs エリック
試合結果
・グレイテスト・エンターテイナー
今回もゲスト用のイスが1脚用意されている。
エンターテイナー「言うまでもないが、この俺様はフェイス・スタイル・ボイス、全て整ってる男、ジ・エンターテイナーだ。今回の『BRAVE』も俺様のコーナー、グレイテスト・エンターテイナーから幕を開けるぞ!!では、さっそくゲストを呼ぼう!!今回のゲストはポセイドンだ!!」
若干、警戒しながら登場するポセイドン。
エンターテイナー「ようこそ、ポセイドン。大丈夫、安心して座ってくれ。特に君とは因縁はないからな。とにかく、俺様は上層部からこのコーナーで君の話を聞くようにと、任されている。では聞かせてくれ。」
ポセイドン「なんだ?」
エンターテイナー「今の君の目標はなんだ?少し前にカタストロフィーとの抗争に決着をつけたが、今は誰とも因縁もなければ、王座戦線に絡んでるわけでもない。しかし、このコーナーはチャンスだぞ。何かあるなら今アピールした方がいい。きっと上層部は見ているからな。」
ポセイドン「DESTINY王座に挑戦したい・・・。と言いたい所だが、残念ながら今の俺には無理だ。もちろんDESTINY王座は誰もが目指す頂点であり、俺以外の人間も同じくそう思ってる。それに現王者シャックスには『ドリーム・ロード・トーナメント』では1回戦で敗れている。そういや、お前は決勝戦でシャックスの勝利に貢献したな。」
エンターテイナー「その件に関しては、この俺様が負けてカタがついた。」
ポセイドン「あぁ、そうだったな。とにかく、1回戦で負けるなど、不甲斐ない結果を残してしまった。」
エンターテイナー「ちょっと待ってくれ。俺様も1回戦負けだ。」
ポセイドン「俺と同じだったか。まぁ、それはさておき、シャックスとはかつて軍団抗争を繰り広げたが、今ではすっかり差をつけられてしまってる。いずれ機会があるならば、シャックスにリベンジしたい。」
エンターテイナー「その繋がりで言えば、今夜、かつて仲間ファルコンと試合が組まれている。それについてはどう思う?」
ポセイドン「今のヤツの名前はなんだ?ザ・グレートとか、なんだか知らないが、ヤツはしょーもないレスラーに成り下がってしまった。あの時の輝きはどうしちまった?俺は仲間として、レスラーとして尊敬していたのに・・・。今では後輩のデュークにちょっかいを出してる。本当に情けないヤツになった。そんなヤツと今夜戦うのは悲しい。できるなら、輝いていた頃に戦いたかったぜ。」
エンターテイナー「なるほど・・・、」
そこに観客席から、ファルコンがやってきてポセイドンと乱闘開始!!エンターテイナーはすぐさま、リングアウトして退避。
しかし、ポセイドンが優勢となり、ファルコンをリングから放り投げる!!ファルコンは退散する!!
実況「今夜戦う同士が試合前に一悶着です!!」
解説「ファルコンはデュークと因縁がある中、ポセイドンとも抗争を開始か!?火種を巻くことでこれまでのフラストレーションを解消しようというのか?」
・シングルマッチ 鬼塚 vs ルーク・バーンズ
殴り合いで試合開始!!
鬼塚が優勢となり、バーンズをコーナーに追い詰めるが、バーンズはカウンターのパック・エルボーを放ち、形勢逆転!!鬼塚の頭をターンバックルに何度もぶつける!!バーンズは距離をとり、コーナーにもたれ掛かる鬼塚に助走をつけて向かっていくが、鬼塚が蹴りで迎撃!!鬼塚はフラつくバーンズをロープに振り、待ち構えてパック・ボディ・ドロップ!!しかし、バーンズは回転して背後に着地、鬼塚をクルシーフィックスで丸め込む!!鬼塚はカウント2で返す!!
バーンズは起き上がった鬼塚にシングルレッグ・ドロップキックとドロップキックを決める!!またも鬼塚をフォールするが、カウント2!!
倒れている鬼塚にバーンズはストンピングを浴びせて起き上がらせ、場外へ投げる!!しかし、寸前で鬼塚が逆にバーンズを場外に投げる!!
鬼塚は攻勢に転じるべく、場外のバーンズに向かってスーサイド・ダイブを敢行!!鬼塚はすぐに起き上がってバーンズをリングに戻し、コーナーに上がる。バーンズが起き上がった瞬間、ダイビング・ショルダー・ブロック!!鬼塚はバーンズをフォールするが、カウント2!!
チャンスと見た鬼塚はバーンズを起こして必殺技のアンダードッグ・DDT!!しかし、バーンズはカウンターのノーザンライト・スープレックス!!続け様に鬼塚にジャンピング・ニー・バットを決める!!
バーンズは勝負を決するべく、起き上がろうとしている鬼塚に必殺技のアックス・キック!!鬼塚は寸前でかわし、バーンズにスライディング・クローズライン!!両者ダウン!!
しばらくして両者は立ち上がり、殴り合いに!!鬼塚が優勢となるが、バーンズは突如、思いっきり鬼塚をターンバックルにぶつける!!鬼塚は顔面から激突!!バーンズは背後から鬼塚を捕らえて得意技のリバース・DDTの体勢に!!しかし、鬼塚は咄嗟に体勢に入れ替えてバーンズにカウンターのアンダードッグ・DDTを炸裂させる!!そのままフォールし、3カウント!!鬼塚の勝利!!
解説「今夜は邪魔が入らなかったようだが・・・。」
鬼塚は勝利アピールをしているが、その最中、また照明が真っ暗になる。そしてすぐに明るくなる。
実況「一体、誰がこんなことを・・・?」
解説「何のメッセージが込められてるのかも、分からん。不可解というか、不気味だな・・・。」
・デュークのプロモ
デュークはベルトを巻いて登場。
デューク「今更自己紹介するまでもないが、俺は初代バースト王者ジャスティン・デューク。では、本題に入りたい。さっきポセイドンの話でも出たが最近、俺にちょっかいを出してるヤツがいる。この前ではウィズダムとの試合を台無しにしやがった。ソイツはファルコン!!いや、ファルコン・ザ・グレート!!このベルトが欲しいのか!?欲しけりゃ、取りに来い!!お前が元DESTINY王者であろうと、返り討ちにしてやるからな!!」
デュークはベルトを掲げてアピール!!
すると、またも観客席からファルコン登場!!
解説「またヤツだ!!これで2度目だぞ!!」
両者殴り合うが、ファルコンがデュークの股間を蹴り上げる!!さらにストンピングを浴びせる!!デュークはグロッキーに。
ファルコンはリングに落ちているバースト王座ベルトを拾い上げ、デュークが起き上がるのを待ち構えている。
実況「デューク、危ないです!!」
そこにポセイドンが登場!!ファルコンに殴りかかってデュークを救出!!ファルコンはリングアウトして退避!!
・DESTINYタッグ王座挑戦者チーム決定トーナメント決勝戦 ハードコア・エキスプレス(ザ・ハードコア&ザ・USA) vs グリーディ・デストロイヤーズ(カタストロフィー&デザイア・ハート)
ハードコア・エキスプレスはハードコアが出陣。一方、グリーディ・デストロイヤーズはどちらか出るか、話し合っている。
実況「体格においてカタストロフィーはハードコア・エキスプレスに劣ります。どう出るのでしょうか?」
するとカタストロフィーに対し、ハートが「ここは俺に任せろ」と出陣。
ロックアップで試合開始。ハードコアがハートの背後を取ろうとするも、ハートが素早く反応して逆に背後に回り、ヘッドロックに移行。ハードコアはすかさずハートをロープに振り、ヘッドロックから逃れる。ハードコアはハートがリバウンドしてきた瞬間、抱え上げてフォール・アウェイ・スラムを狙う!!が、ハートは抵抗し着地、チョップを連打で浴びせる!!ハートは続け様にロープで勢いをつけるが、ハードコアがクローズラインで迎撃!!ハードコアはフォールするが、カウント2!!
ハードコアはハートを自軍コーナーに引っ張ってUSAとタッチ!!
USAはパンチを浴びせてからハートをロープに振り、ビッグ・ブート!!が、ハートは手で受け止めて、独特のフワッと飛び上がるドロップキックを浴びせる!!
ハートはロープで勢いをつけて倒れているUSAにエルボー・ドロップ!!フォールするが、カウント2!!
ハートはUSAを起こしてブルドッグを決めて、カタストロフィーと交代!!
カタストロフィーは自軍コーナー両脇のセカンドロープを足場に飛びかかってUSAにサンセット・フィリップを敢行!!USAはなんとかカウント2で返すが、カタストロフィーは間髪入れずにベースボール・スライド!!
解説「コンビネーションでUSAを追い込んでるぞ。」
カタストロフィーはロープで勢いをつけて、起き上がったUSAに自らの身体を回転させながらネックブリーカーを決める!!またフォールするが、カウント2!!
カタストロフィーはUSAにチンロックで押さえ込む!!USAはすぐに起き上がって腕のロックを力づくで外そうとするも、カタストロフィーがマットスラムでUSAを倒す!!すかさずカタストロフィーはロープで勢いをつけてレッグ・ドロップを敢行!!が、USAは避けてカタストロフィーは自爆!!
防戦一方だったUSAはなんとか起き上がり、力を振り絞ってカタストロフィーに強烈なクローズライン!!カタストロフィーは勢いのあまり、身体を横に回転させながらマットに叩きつけられる!!USAも体力を消耗しているためダウン!!ハートとハードコアは手を伸ばしてタッチを促す。
カタストロフィーとUSAは少しずつ這って、タッチに成功!!ハートとハードコアは勢いよくリングインして、殴り合い!!ハートが優勢になりかけるも、ハードコアはトーキックを浴びせて逆転、そのままロープに振ってハートにキチンシンク!!さらにオクラホマ・スタンピート!!連続攻撃を見舞ったハードコアは畳み掛けるべく、フリーのコーナー(両チームとも待機していない)に上がって起き上がったハートにダイビング・クローズラインを炸裂させる!!ハードコアはハートをフォール!!
しかし、カタストロフィーがカットに入る!!だが、それにUSAも反応してリングイン、カタストロフィーをリングから放り投げる!!カタストロフィーはロープを掴んでなんとか持ち堪えるが、USAが間髪入れずにカタストロフィーにクローズライン!!USAは勢い余ってカタストロフィー共にリングから落下!!
リング上ではハードコアがハートを起こすも突如、ハートが復活して逆にハードコアを必殺技のデスバレー・ボムの体勢に持ち上げる!!ハードコアはすぐに背後に着地してカウンターのDDTを決める!!
勝機を悟ったハードコアは距離を取り、助走をつけてハートにスピアーを敢行!!が、ハートはスピアーを避けつつハートを丸め込み、3カウント!!グリーディ・デストロイヤーズがDESTINYタッグ王座への挑戦権を手に入れる!!
解説「まさか、ヤツらが勝つとは!!」
実況「グリーディ・デストロイヤーズが磐石のタッグ王者ロード・ロッケンローラーに挑戦します!!タッグ王座戦はPPV『ザ・ダーク』にて行われます!!」
・バックステージ 試合前のソフィア
ソフィア「今夜のレイラとの試合について、私からちょっとした発表がある・・・。」
実況「どういうことでしょうか?」
ソフィア「今夜の試合、私にはセコンドがつくことになった。それはもちろん・・・、」
リサが登場!!
リサ「私がソフィアのセコンドにつくから、よろしくねーっ!!」
観客、ブーイング!!
リサ「もちろん、ソフィアを"セコンドとしてサポート"する目的もあるけど、やっぱり、王座防衛戦を前に挑戦者レイラの戦いを是非とも、間近で見ておきたいってのもあるんだから。」
解説「急にかわい娘ぶってないか?機嫌でもいいのか?」
リサ「まぁ、レイラ。私がリングの下でアンタの試合を見てるってこと・・・。(急に語気を荒げて)いい戦いっぷりを期待してるから・・・。」
ソフィア「と、いうことでレイラ、覚悟しといて。」
ソフィアとリサは共に去っていく。
実況「さすが・・・、いや、あまり褒めたくはないですが、王座戦を前に王者リサは心理戦をしっかり仕掛けてきますね。」
解説「前王者ダリアとの死闘を制し、また一段と自信をつけたようだな。こうなったら、堂々と揺さぶりを仕掛けてくるということだろうな。」
・シングルマッチ ポセイドン vs ファルコン・ザ・グレート
実況「かつてこの2人は悪魔軍団に立ち向かった誇り高きレスラーたちでした。しかし、今となってはファルコンは堕落の道を歩んでいます。」
ポセイドンはファルコンにタックルを決め、殴りかかる!!ファルコンをロープに振り、リバウンドしてきた瞬間、フライング・ニールキック!!フォールするが、カウント2!!
ファルコンは咄嗟に場外に逃げる。ポセイドンはその後を追い、場外乱闘!!が、ファルコンはポセイドンを鉄柱にぶつける!!ファルコンはポセイドンをリングに戻して、リングイン。ポセイドンにストンピングを何度も浴びせる!!続け様にレッグ・ドロップを投下!!フォールするが、カウント2!!
ファルコンはポセイドンを起こしてコーナーに追い込み、チョップを連打!!そこからコーナーに上がってトルネード・DDT!!しかし、ポセイドンは踏ん張って回避、遠心力を利用してファルコンをマットに叩きつける!!逆にポセイドンはコーナーに上がって、ミサイルキックを決める!!
攻勢に転じたポセイドンは得意技のファイナル・カットを狙うが、ファルコンは背後に着地してカウンターのスナップ・DDTを炸裂!!
ファルコンは距離を取り、ポセイドンが起き上がった瞬間、シングルレッグ・ドロップキック2連発!!さらにフライング・クローズライン!!が、それをかわす、ポセイドン!!
すぐさまポセイドンが必殺技のランニング・ニーを決める!!ポセイドンはファルコンをフォール!!しかし、カウント2!!
解説「決まったと思ったがな!!」
ポセイドンはファルコンを起こす。その瞬間、ファルコンはポセイドンの股間を蹴り上げる!!レフェリーはファルコンの反則負けを宣言!!
ファルコンはそそくさと退場していく。
実況「正直、ここまで落ちぶれてるとは思いませんでした。」
解説「フィニッシャー戦では試合放棄したしな。ヤツは一体、どこへ向かっているんだ?」
・バックステージ 試合前のレイラ
レイラは試合に向けて準備をしている。そこにダリアがやってくる。
レイラ「どうした?」
ダリア「今夜の試合についてなんだけど・・・。1人で平気?」
レイラ「平気ってことはないけど、ビビってもいられないから、試合に出るしかない。」
ダリア「私がセコンドにつく。」
レイラ「えっ?」
ダリア「向こうにリサが付いてるんなら、私も付くってこと。」
レイラ「ありがとう。頼もしいセコンドが付くなら、心置きなく戦うことができる。」
実況「おっと、ダリア自らレイラのセコンドに買って出ました!!」
解説「これでリサの思惑通りには行かなくなったはずだ。」
・タッグマッチ ブレイン・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック) vs スコット・サンダース&高木翔吾
実況「この試合は挑戦者決定トーナメントで敗退したチーム同士の戦いです。」
解説「ここで勝つことで次に浮上することができる。この前、ブレイン・ジャッカーは試合の後、険悪な雰囲気だったが、ここで関係のヒビを修正できるか、それが重要だぞ。」
キースとサンダースが出陣。
睨み合う両者、するとキースがパンチで先制!!サンダースはすぐに起き上がるが、キースがパンチを連発!!サンダースをロープに振り、リバウンドしてきた瞬間にショルダー・ブロック!!キースはサンダースをフォールするが、カウント2!!それを待機しながら見つめるジャック。
キースはサンダースを起こしてスープレックス!!フォールするが、またもカウント2!!すかさず、キースはサンダースをロープに振ろうとするも、振り返され、サンダースにカウンターのパワースラムで叩きつけられ、そのままフォールされる!!キースはなんとかカウント2で返す!!
攻勢に転じたサンダースはキースにエルボー・スマッシュを浴びせてから、フィッシャーマンズ・スープレックスを決め、そのままフォール!!キースがなんとかカウント2で返す!!
サンダースは高木と交代!!
高木はキースの上半身を起こして、背中にサッカーボール・キック!!続け様にチンロック!!だが、キースは高木を抱えながら起き上がって、カウンターのバック・スープレックス!!
キースはなんとか這ってエプロンで控えているジャックを目指す!!しかし、高木がキースの脚を引っ張って阻止、素早く必殺技のクロスアーム・ブリーカーに!!キースも素早く反応、足をロープに触れさせてロープ・ブレイクに成功!!
高木は技を解くが、キースが起き上がった瞬間、ミドルキックを連発!!そして満を持して必殺技のハイキック!!キースは避け、エプロン側からジャックが手を伸ばす!!キースはジャックの元へ向かうが、なんとジャックがその手を引っ込めてしまう!!呆気に取られるキース。その瞬間、高木がキースに必殺技のハイキックを炸裂!!そのままフォールし、3カウント!!高木組の勝利!!
ジャックは倒れているキースに目もくれず、その場を去る。高木とサンダースは試合に勝利しながらも困惑の表情を浮かべている。
解説「最初から裏切るつもりだったようだな。キースに恥をかかせたんだ。」
実況「ということは・・・、ブレイン・ジャッカーは解散ということでしょうか・・・?」
・バックステージ 試合後の鬼塚へのインタビュー
アナウンサー「試合後にまたも・・・、」
鬼塚はアナウンサーのマイクを奪う。
鬼塚「(日本語で)誰だ!?誰だ!?誰が一体、なんの目的でやってやがる!?おい、おい、おい、ふざけんなよ!!姿を見せやがれ!!」
そう言ってその場を去る鬼塚。
実況「鬼塚は日本語で話しましたが、怒りは伝わってきました。」
・シングルマッチ レイラ・トンプソン(セコンド 宝生ダリア) vs ソフィア(セコンド リサ)
解説「リサはソフィアに勝ってもらいたいはずだ。王座戦が控えているレイラが勢いに乗ることは避けたい。だからこそ、セコンドのリサが試合に介入してくるに違いない。まぁ、それでもレイラには心強い味方がいるがな。」
レイラとソフィアを睨み合い、ソフィアがレイラを罵倒して、プッシング!!レイラはやり返さず、冷静な表情を浮かべている。すると、ソフィアがレイラにビンタ!!スイッチが入ったレイラはソフィアを思いっきり突き飛ばし、マウント・パンチを浴びせる!!そこからソフィアを起こしてヨーロピアン・アッパーカットを当ててロープに振り、リバウンドしてきた瞬間にスパインバスター!!フォールするが、カウント2!!
ソフィアは転がってエプロン側に逃れる。レイラはロープ越しからソフィアを捕らえようとするも、ソフィアがロープから身を乗り出してカウンターのタックルを決める!!反撃に転じたソフィアはロープ越しからレイラの頭を掴み、ロープに首を引っ掛けてリングから降り、ホットショット!!レイラは倒れて首を押さえている!!
すぐさまソフィアはリングインして、倒れているレイラを胸辺りからセカンドロープもたれ掛からせ、背中を膝で押し当てて圧力を加える!!反則攻撃のため、レフェリーはカウントを取るが、5カウントギリギリでソフィアは止める。ソフィアはレフェリーに注意を受けている。その隙にリサはレフェリーの目を盗んでロープにもたれ掛かるレイラにビンタ!!ダリアはレフェリーに抗議するも、レフェリーは気づかず。
ソフィアはレイラを起こしてコーナーまで連行し、ターンバックルに頭を叩きつける!!が、レイラはパンチで反撃し、ソフィアをコーナーに上がらせてアバランシュ(雪崩式)を技を狙うが、ソフィアが蹴りで阻止!!フラつくレイラにソフィアはダイビング技を仕掛ける!!しかし、レイラはソフィアをキャッチし、そのままパワースラムで叩きつける!!
チャンスと見たレイラはソフィアが起き上がるのを待ち構える!!するとリサがエプロンに立ち、レイラはそっちに注意が入ってしまう!!ソフィアはすかさず、レイラを背後から倒して必殺技のSTF!!
しかし、リングサイドのダリアがリサにクローズラインを浴びせる!!ソフィアはそれに気づき、一瞬、手を緩めてしまう!!レイラはその隙をついて技から抜け出し、ソフィアをロープに振り、リバウンドしてきた瞬間、必殺技のスクラップ・バスターを決め、フォールし、3カウント!!レイラの勝利!!
ダリアはリングインしてレイラの勝利を祝福!!
実況「レイラは心強い味方のおかげで勝利!!王座戦に弾みをつけました!!」
解説「リサは妨害を試みたが、その目論見は崩れ去ったな。しかし、リサは前回のPPVでダリア相手に王座を防衛した実力者だ。王座戦は一体、どうなるか?」
・バックステージ 試合前のブラックとエンターテイナー
エンターテイナー「ブラック、またお前さんと組むことになったな。」
ブラック「・・・・・・。」
ブラックは何やら考え込んでいる。
エンターテイナー「どうした?何を考えている?」
ブラック「今夜もタッグ戦でフィニッシャーと戦うことになっているが、そろそろ決着をつけなければならん。それはこの俺が望む形でな・・・。」
エンターテイナー「だが、そのためには今夜、勝たねばならない。」
ブラック「分かってる・・・。」
そう言ってブラックは去っていく。
・DESTINY女子シューティング・スター王座戦 三井マキ(c) vs ジュディ・テイラー
実況「この王座戦はジュディが欠場したことにより、組まれた試合です。」
解説「王者のマキは前回に続き、今夜も防衛戦となった。厳しい戦いが続くが、王者ならばそれを乗りこなくてはならない。もちろん、それは本人がよく分かってるだろうがな。」
両者ロックアップし、マキがヘッドロックで先制!!ジュディはマキのロックを解き、脱出してドロップ・トゥー・ホールドから、グラウンドのヘッドロック!!
マキは起き上がってジュディをロープに振ることでヘッドロックから逃れようとするが、ジュディがヘッドロックを離さず、そのままマキをマットに倒して締め続ける。マキは技を極められながらも、ジュディを逆さに倒してフォール!!が、ジュディがカウント2で返し、またもグラウンドのヘッドロックの状態に戻す!!マキはなんとか立ち上がってジュディにエルボーを連打で浴びせ、ヘッドロックから解放される。
マキはロープで勢いをつけてショルダー・ブロック!!ジュディは倒れず!!マキは再度ロープで勢いをつけて攻撃しようとするが、ジュディがビック・ブートで迎撃!!さらにマキが上半身を起こした瞬間、顔面目掛けてビッグ・ブート!!ジュディはフォールするが、カウント2!!
ジュディは攻撃をやめて辺りを見回している。
解説「もしかして、ルイ・・・、いや、前回の乱入者を警戒してるのか?」
実況「大事な王座戦です。乱入にでも遭ったら、台無しですからね。」
解説「しかし、目の前ことに集中しなくては足元を掬われるぞ。なにせ、マキは前回の防衛戦で丸め込みで勝ったからな。勝利を掴む手数はたくさん持っているぞ。」
ジュディは攻撃を再開するため、マキを起こそうとするが、その瞬間、スモール・パッケージで丸め込まれる!!
解説「言わんこっちゃない!!」
間一髪、ジュディはカウント2で返し、マキをクローズラインで薙ぎ倒してレッグ・ドロップを投下!!マキをフォールするが、カウント2!!
優位に立つジュディは続け様にクロスフェイス!!しかし、マキは前転して技を極めさせない!!ジュディは顔のフックを外さないまま、マキが膝をついたのに合わせて起き上がり、なんとか技を極めようと食らいつく。マキは顔へのフックを外すのを試みながら、隙を見てコーナーに突進!!ジュディを背中からターンバックルにぶつけ、技から解放される!!マキはフィニッシャーマンズ・スープレックスを決め、ブリッジしてフォール!!が、カウント2!!
反撃の狼煙を上げたマキはジュディにクローズラインを2連発を見舞い、さらにTボーン・スープレックスを決める!!続けてコーナーに上がり、ミサイルキックを敢行!!
チャンスと見たマキはジュディが起き上がるのを待ち構えて必殺技のハイマキック!!しかし、ジュディはかわしてトーキックからカウンターのDDT!!フォールするが、カウント2!!
ジュディはマキを起こしてロープに振り、リバウンドしてきた瞬間、得意技のアイアン・クロー!!
解説「ここで使ってくるとは!!」
ジュディはマキをダウンさせ、渾身の力で顔面に圧力を加え続ける!!が、マキは蹴りで抵抗、ジュディは思わず技を解く!!
マキは頭を押さえながら、膝をついて起き上がる。そこにジュディがもう一度、アイアン・クロー!!しかし、マキはジュディの腕を掴んで阻止し、カウンターのハイマキックを炸裂!!両者、ダウン!!
そこから両者共に起き上がってパンチ合戦!!マキが優勢となるが、ジュディはボディブローで反撃、流れを止める!!さらにマキをコーナーまで引っ張り、頭をターンバックルにぶつける!!ジュディはフラついたマキを必殺技のスリル・ドロップの体勢に持ち上げる!!ジュディはマキを持ち上げたまま、辺りを見回して警戒。が、持ち上げられているマキが抵抗して着地、背後からジュディをスクール・ガールで丸め込み、3カウント!!マキの勝利、王座防衛!!
試合に負けたジュディは怒り狂い、マキは急いでリングから引き上げる。すると、またも観客席から帽子をすっぽり被った"乱入女"がリングインしてジュディにタックルを決め、殴りかかる!!
体力を消耗しているジュディはなす術がなく、パンチを浴びせられ続ける!!すぐさまレフェリー、スタッフたちが入場口から飛んでくると、乱入女は一目散に観客席に逃げ込む!!レフェリーたちはジュディを介抱し、スタッフは乱入女を追跡。
実況「試合中ではなく、試合後でしたね。それが功を奏したのか、ジュディは試合に敗北です。やり方には賛同できませんが、確実にジュディを追い込んでいますね。」
解説「まさかジュディの方が振り回されるとはな。しかし、それにしてもこの会場のセキリュティはどうなってるんだ?警備に穴がありすぎじゃないか?」
ジュディはマイクを持って話す。
ジュディ「どうせ、犯人は分かってる!!あの女!!スズキ・ルイ!!お前は謹慎中だろ!!正体を隠して乱入しやがって!!復帰したら容赦しねぇぞ!!」
解説「犯人はまだ分からんが、ルイはもうすぐ復帰するし、その時に何を話すか、それが注目だな!!」
実況「いずれにせよ、ルイとジュディの遺恨は深まるばかりです。両者が決着をつけるとして、それがどんなものになるのか!?目が離せません!!」
・タッグマッチ ザ・フィニッシャー&シャドー・イーグル vs ブラック・フィニッシャー&ジ・エンターテイナー
フィニッシャーとブラックが出陣。互いに見合って、なかなか動き出さず。
実況「PPVで2度対決しており、共に勝敗は1勝1敗です。この2人が対峙すると、独特の空気感に包まれます。」
解説「ああ見えても心の奥底では通じるものがあるというか、以心伝心的な部分はきっとあるのはずだ。」
ブラックは横を向いて視線を逸らした瞬間、フィニッシャーにパンチを放つ!!フィニッシャーもパンチで応戦!!互いにロープで勢いをつけて、ショルダー・ブロック!!どちらも倒れず!!
突如ブラックはフィニッシャーの首を掴み、必殺技のチョークスラムを狙う!!が、フィニッシャーはブラックの腕を振り払い、カウンターで得意技のスーパーキックを放とうとすると、ブラックはすぐに間合いから逃れてリングアウト!!それにつられてエプロンで待機していたエンターテイナーもリングを降りて、場外でブラックと作戦会議?をしている。
解説「ヤツら、仲良いな。」
ブラックはリングインして、再びフィニッシャーとロックアップするも、フィニッシャーがブラックにヘッドロック!!ブラックは力づくでフィニッシャーのロックを外そうとするが、なかなか外れない。すると、ブラックはタイミングを計らい、技を極めているフィニッシャーの懐に入り、フリーのコーナーに向かって突進!!フィニッシャーをターンバックルに衝突させて、技から解放される。ブラックはフィニッシャーにパンチの連打を浴びせてから、バック・エルボー!!さらにコーナー両脇のセカンドロープを足場に10カウント・パンチ!!が、フィニッシャーはブラックの脚を掴んで得意技のパワーボムの体勢に持ち上げ、数歩歩く!!しかし、ブラックはフィニッシャーの頭にパンチを浴びせて抵抗し、背後に着地!!エンターテイナーと交代する!!
解説「うーん、ブラックは調子が出てないようだ。」
解説「フィニッシャーに敗れて以降、初の対決となりますが、苦手意識が芽生えたのでしょうか?」
エンターテイナーはゆっくりとリングインして、フィニッシャーとロックアップ!!が、そう行くと見せかけてフィニッシャーの背後に回り、左膝裏付近にチョップ・ブロック!!フィニッシャーの足元を崩したエンターテイナーは蹴りを浴びせて、フィニッシャーを起こさせない。すぐさまロープで勢いをつけて、フィニッシャーにニー・ドロップを投下!!フォールするが、カウント2!!
エンターテイナーはフィニッシャーにチキン・ウィング・フェイスロックを極める!!フィニッシャーはなんとか立ち上がってエンターテイナーを背負ったまま自軍コーナーに向かい、ターンバックルにエンターテイナーをぶつける!!
フィニッシャーはイーグルと交代!!
イーグルはエンターテイナーにエルボー・スマッシュを浴びせてからスナップ・メアを決め、背中にサッカーボール・キック!!さらにネック・スナップとその場飛びセントーンを敢行し、エンターテイナーをフォール!!しかし、カウント2!!
イーグルは畳み掛けるべく得意技のフルネルソン・スラム!!エンターテイナーは抵抗して逃れ、ブラックと交代!!
イーグルとブラックは対峙し、イーグルが先制のエルボー!!ブラックもパンチで応戦するが、イーグルが得意の強烈なエルボーで圧倒!!ブラックをロープに振り、リバウンドしてきた瞬間にスパインバスターでマットに叩きつける!!
イーグルはフィニッシャーと交代!!
リングインしたフィニッシャーはブラックにクローズライン2連発→パワースラム→ロープで勢いをつけてレッグ・ドロップ、と必殺技前の連携技を決める!!そこからブラックが起き上がるのを待ち構えて必殺技のフィニッシャー・バスター!!が、ブラックはバック・エルボーで回避し、カウンターのKOパンチを炸裂させる!!ブラックはフィニッシャーをフォールするも、イーグルがカットに入る!!
ブラックはフィニッシャーを起こしてロープに振り、リバウンドしてきた瞬間、クローズライン!!さらにレッグ・ドロップを投下!!ブラックはフォールせず、フィニッシャーにマウント・パンチを浴びせ、痛めつける!!
再度、ブラックはフィニッシャーを起こすが、パンチで反撃される!!しかし、ブラックはトーキックで反撃の芽を摘み、DDTを決める!!
ブラックはエンターテイナーと交代!!
エンターテイナーは倒れているフィニッシャーに罵声を浴びせながら、ストンピング!!そして両手を広げてアピール!!観客、ブーイング(声援もアリ)!!
勝負を決するべく、エンターテイナーはフィニッシャーが起き上がるのを待ち構えて必殺技のフェイス・チェックを狙う!!が、フィニッシャーはカウンターのスーパーキックを放つ!!エンターテイナーはダウン!!
イーグルは手を伸ばし、フィニッシャーにタッチを促す!!フィニッシャーはイーグルの元に這って行くが、なんとブラックがリングインしてエルボーを投下し、阻止!!ブラックはイーグルの目の前に嫌がらせのように立ち塞がる!!イーグルは即座にブラックに強烈なエルボーをお見舞いする!!
解説「油断大敵だな!!」
フィニッシャーはイーグルとタッチ!!交代したフィニッシャーは待機せず、ブラックをリングから投げ捨て場外で乱闘!!
一方、イーグルはエンターテイナーを起こして必殺技のタイガー・ボムを狙う!!が、エンターテイナーは回避してスクール・ボーイで丸め込む!!イーグルはカウント2で返す!!エンターテイナーは電光石火のフェイス・チェックを狙うが、イーグルがブロックし、そしてカウンターのバック・スタバー!!
そして場外ではフィニッシャーがブラックにスピアーを決める!!
勝負を悟ったイーグルはコーナーに上がり、倒れているエンターテイナーに必殺技のダイビング・スワントーンを決める!!そのままフォールし、3カウント!!イーグルの組の勝利!!
・バックステージ 試合終了後のキースへのインタビュー
アナウンサー「今夜のタッグ線では衝撃的なことが起きました。キース、今のあなたの心中お察しますが、どうかお話していただけますか?」
キース「気を遣わなくても大丈夫だ。俺から話すつもりだったからな。まずハッキリさせたいのは、今夜でブラッディ・ジャッカーは解散だ。とにかくヤツの腹は分かった。ヤツは俺を嵌めたんだ。こうなりゃ、とことんやり合うしかねぇ!!来週、ヤツと一騎討ちだ!!ブレイン・ジャック、怖気付いて逃げるんじゃねぇぞ!!」
・メインイベント ノンタイトルマッチ シャックス vs エリック
ロックアップで試合開始。シャックスがヘッドロックで先制!!エリックは素早く反応してシャックスをロープに振る!!シャックスはロープに触れる寸前でリングアウト!!
実況「序盤では必ず撹乱作戦に出ますね。」
レフェリーがリングアウトのカウントを取る中、リングの周りをゆっくり歩くシャックス。エリックは何もせず、様子を窺う。
シャックスはカウントアウト寸前になると、リングインしてカウントを止め、再びリングアウト。観客、ブーイング!!
痺れを切らしたエリックはリングから降りてシャックスを連れ戻そうとするも、例の如くシャックスが先にリングイン!!エリックもその後を追いリングするが、シャックスはドロップキックを繰り出さず、エリックにビンタ!!カッとなったエリックはシャックスに向かって行くが、シャックスがカウンターのドロップキック!!
シャックスはエリックを起こしてチョップを連打してロープに振り、リバウンドしてきた瞬間、クローズライン!!エリックはそれを避けて、カウンターのエルボー・スマッシュ!!さらにロープで勢いをつけてフライング・フォアアーム!!しかしシャックスは素早くエリックの懐に入り、ノーザンライト・スープレックス!!そのままブリッジしてフォール!!エリックは起き上がりながらフォールを返し、逆にシャックスをバックスライドで丸め込む!!シャックスもカウント2で返す!!その途端、エリックは起き上がりしなに必殺技のシングル・カット!!しかし、シャックスはエリックを突き飛ばして回避、すぐさまリングアウト!!
シャックスは場外で一息つこうとするも、エリックがノータッチ・トペを敢行!!シャックスをリングに戻してサーフボード・ストレッチを極める!!シャックスはなんとか抜け出そうとするも、エリックがシャックスの背中に片膝を当ててリア・チンロックに切り替える!!
実況「エリックはじっくりとシャックスを追い詰めます。」
解説「しかし、きっとシャックスは隙をついて反撃してくるはずだ。伊達に王者ではないぞ。」
それでもシャックスは起き上がり抵抗するが、エリックがネックブリーカーを決める!!さらにレッグ・ドロップを投下!!シャックスをフォールするが、カウント2!!
チャンスと見たエリックはシャックスを起こして得意技のハングマンズ・ネックブリーカー!!が、シャックスは体勢を入れ替えて回避、エリックにダブルアーム・スープレックス!!すぐさまシャックスはコーナーに上がり、起き上がったエリックにダイビング・ダブル・アックス・ハンドルを敢行!!しかし、エリックは蹴りで迎撃!!シャックスの両足を掴んで倒し、ジャックナイフ・フォール!!シャックスはカウント2で返し、エリックをスクール・ボーイで丸め込む!!だが、カウント2!!
シャックスはエリックに向かっていくも、突如エリックがペレキック!!フラつくシャックス!!エリックはロープで勢いをつけるが、なんとシャックスがカウンターのヒールキックを決める!!
攻勢に転じたシャックスはエリックが起き上がるのを待ち構えて背後から掴み、ロープまで押し込んでオコーナー・ロール!!しかし、エリックは逆にシャックスを丸め込み返して、オコーナー・ロール・ブリッジ!!3カウント!!エリックの勝利!!
シャックスはマスク越しに信じられないと言った表情を浮かべている。
実況「シャックス政権、終焉の兆しか!?ノンタイトルマッチですが、挑戦者のエリックが王者のシャックスを下しました!!怒涛の勢いに乗るエリック、PPV『ザ・ダーク』でついにシャックスに落とし前をつけ、DESTINY王者となるのか!?」