架空プロレス団体DESTINY

架空プロレス団体DESTINYのトピックスを投稿します

DESTINY Pre season march PPV「Infinity Possible」

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DESTINY最大のPPV「Infinity Possible」。このPPVのメイン戦に出場することはDESTINYにおいて最大の名誉である。また1年間の集大成かつ、節目でもあり、ここからまた新たな1年が幕を上げるのだ。

その前に前回開催のPPV「Dream Road」と、「ドリーム・ロード・トーナメント」について触れたい。

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トーナメントは16人で行われ、優勝者は「インフェニティ・ポッシブル」のメイン戦でDESTINY王座挑戦することができる。DESTINYスター王者のシャドー・イーグル、DESTINYタッグ王者組ロード・ロッケンローラーのウェイストランド・キングとウィズがそれぞれトーナメントに参加。トーナメントの1、2回戦は「BRAVE」で行われ、準決勝、決勝戦はPPV「ドリーム・ロード」で行われる。

参加者

ウェイストランド・キング

ジャスティン・デューク

アレックス・オブライエン

高木翔吾

シャックス(優勝)

ポセイドン

ニック・リーガン

ザ・フィニッシャー

ブラッディ・キース

デザイア・ハート

エリック

ジ・エンターテイナー

シャドー・イーグル

ウィズ

アンダードッグ鬼塚

フライ・キッド

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1回戦

・○キング(サブミッション)デューク×

・○オブライエン(ピンフォール)高木×

・○シャックス(ピンフォール)ポセイドン×

・×リーガン(両者リングアウト)フィニッシャー×

・×キース(ピンフォール)ハート○

・○エリック(ピンフォール)エンターテイナー×

・○イーグル(ピンフォール)ウィズ×

・×鬼塚(反則負け)キッド○

2回戦

・○キング(ピンフォール)オブライエン×

・○シャックス、不戦勝(リーガン、フィニッシャーが両者リングアウトとなったため)

・×ハート(ピンフォール)エリック○

・×イーグル(ピンフォール)キッド○

準決勝

・×キング(ピンフォール)シャックス○

・○エリック(ピンフォール)キッド×

勝戦

・○シャックス(ピンフォール)エリック×

優勝者:シャックス

また、DESTINY王座戦ファルコン vs ブレイン・ジャックはファルコンが王座防衛し、「インフェニティ・ポッシブル」のメイン戦はファルコン vs シャックスとなった。

「Infinity Possible」対戦カード(全9試合)

・DESTINYタッグ王座戦 ロード・ロッケンローラー(ウェイストランド・キング&ウィズ)(c) vs ブラッディ・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック)

シングルマッチ ポセイドン vs デザイア・ハート

・DESTINY"非公認"アンダードッグ王座戦 5WAYマッチ アンダードッグ鬼塚(c) vs アレックス・オブライエン vs ジャスティン・デューク vs カタストロフィー vs 高木翔吾

シングルマッチ エリック vs ジ・エンターテイナー

・タッグマッチ 三井マキ&青柳芽依 vs リサ&ジュディ・テイラー

・DESTINYスター王座戦 ラダーマッチ シャドー・イーグル(c) vs フライ・キッド

・DESTINY女子王座戦 宝生ダリア(c) vs スズキ・ルイ

・ノーDQマッチ ザ・フィニッシャー vs ニック・リーガン

・メインイベント DESTINY王座戦 ファルコン(c) vs シャックス

試合結果

・DESTINYタッグ王座戦 ロード・ロッケンローラー(ウェイストランド・キング&ウィズ)(c) vs ブラッディ・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック)

試合・抗争の経緯

特に今まで因縁があるわけではなかったが、王座戦が組まれたことにより、血の気の多い両チームは激しい闘争心を剥き出しにする。前回のPPVでは、王座組のウェイストランド・キングがトーナメントの準決勝まで進出。一方、挑戦者組のブレイン・ジャックはDESTINY王座に挑戦、あと一歩の所まで追い詰めるなど、双方共にシングルでも結果でも勢いに乗りかけていた。しかし、王者組はDESTINYタッグ王座戦線での強豪であり、その牙城を崩すのは並大抵のことではない。

試合の結果

両チーム互角に試合を進めるが、終盤の混戦にてウィズは必殺技のキラー・ヘッドバット(殺人ヘッドバット)をジャックに決める!!だが、その背後をキースが狙うが、そのキースにキングがスリーパー・スープレックスを食らわせ、ウィズのピンチを救う!!勝機を悟ったウィズはコーナーに上り、グロッキーのジャックに大一番の必殺技のダイビング・ヘッドバットを炸裂させ、3カウント!!ロード・ロッケンローラーが王座防衛!!

シングルマッチ ポセイドン vs デザイア・ハート

試合・抗争の経緯

両者共にトーナメントに出場したものの、相見えることなく敗退。ポセイドンは初戦敗退、ハートは2回戦敗退だった。両者を破った相手は共に決勝進出者であり、ポセイドンを破ったシャックス(優勝者)は、かつてポセイドンと熾烈な軍団抗争を繰り広げた過去があった※。

ポセイドンは体格は小さいながらも真っ向勝負のスタイルがファンに支持されていたが、現状、トーナメント初戦でクリーンファイトでシャックスに敗れるという、かつての抗争相手に実力で大きな差をつけられ、くすぶっていた。

一方、ハートはDESTINYに入団して数ヶ月だったが、トーナメントに出場。エリックに敗れ、2回戦敗退だったものの、敗因はエリック"お得意のテクニック"による丸め込みだった。ハートはポセイドンと比べて、トーナメント敗退については意に介してないようで王座経験はまだ無いが、寧ろ登り調子だった。トーナメントについて振り返った際、パフォーマンスを含むだろうが、「決勝進出者エリックに敗れたのなら、光栄」と余裕綽々な態度を見せていた。両者にはまだ接点はなかったが、PPV「ドリーム・ロード」終了直後の「BRAVE」で、ついに相見えることになる。

バックステージでポセイドンがインタビューを受けている時に、たまたまハートが通りがかる。

ハート「やぁやぁ、君はポセイドンではないか。」

ポセイドン「なんだ?」

ハート「しかし、君よりも私の方が注目されるべきではないのかね?」

ポセイドン「どうしてだ?」

ハート「私は君とは違ってデビュー後もまだ勢いは失ってはない。一方の君はトーナメント初戦敗退だ。私は2回戦には進出した。この違いは大きい。確かに君は真っ向勝負が持ち味らしいが、いつも君は木っ端微塵になる。当たって砕けては、なんら結果は出していない。そろそろ、君は去り時ではないかね?」

ポセイドン「確かに俺は結果を出していない。だが、諦めちゃいない!それにお前さんは俺にマウントを取れる程の結果を出しちゃいないだろうが。」

ハート「よし、それなら血気盛んな君にチャンスをやろう。『インフェニティ・ポッシブル』で私と一騎打ちをしよう。君が勝てば、君の実力はまだ健在だと証明できる。逆に私が勝てば、私はさらに勢いがつく。まぁ君に勝ったとて、その結果はたかが知れてるが、どうかね?」

ポセイドン「・・・・・・、俺の答えはこうだ。」

ポセイドンはハートを殴り倒す。

ポセイドン「あまり図に乗るなよ。」

こうして両者に因縁が生まれ、試合が決定した。

※ポセイドンはハーキュリーズ率いる正義軍(その他のメンバーはファルコン)、シャックスは悪魔軍団-デビルズ・ゲート-(その他のメンバーはボディス、シャドー・イーグル)に属し、最終的に勝利を収めたのは正義軍だった。敗戦後のデビルズ・ゲートは勢いを失い、それからボディスが長期欠場しことによって軍団は自然消滅。

試合の結果

両者組み合って試合開始。ハートはポセイドンの腕を取るが、ポセイドンはロープに振って回避。ポセイドンはハートを待ち構えてクローズラインを狙うが、2回連続回避される。3回目でハートはポセイドンの背後に回ったものの、技には移行せず。すぐさまポセイドンは振り返り、両者見合う。ハートは両手を広げて挑発的なアピール!!ポセイドンはそれに反応してハートを殴り倒す。それから2発パンチを放ち、その度に"おきあがりこぼし"のごとく、倒れては起き上がるハート。ポセイドンはロープに走り勢いをつけるが、ハートはフワッと飛び上がる独特のドロップキックでポセイドンを迎撃。

中盤、ポセイドンはハリケーン・ラナでそのままハートをフォール。ハートはカウント2で返し、逆に体勢を入れ替えてポセイドンを丸め込む!!ポセイドンはカウント2で返し、それから両者意地の丸め込み合戦となる!!しかし、それでは決着はつかず、痺れを切らしたハートはポセイドンをブルドッグでダウンさせる。続け様にハートはロープに向かって走り、セカンドロープをバネにポセイドンに向かってクロスボディを敢行。だがポセイドンは避けつつボディブローで迎撃して、そのままDDT!!

終盤、ハートは得意技のテキサス・クローバー・リーフ!!ポセイドンはギブアップしないが、確実に体力は奪われていく。それでもなんとかポセイドンは這ってロープ・ブレイク。ハートは「私の方が上だ!君は大したことないよ!」と言って、ポセイドンの頭を足蹴にし、それから起き上がらせて、得意技のハーフ・フルネルソンスープレックスを狙う!だが、ポセイドンは抵抗して背後に回り、逆に得意技のレッグ・ホック・バック・スープレックス!!そのままフォールするが、カウントは2!!

優勢のポセイドンはハートを起こすが、突如、スモール・パッケージで丸め込まれる!!ポセイドンはなんとかカウント2で返す!!しかし、ハートはポセイドンの腹に膝蹴りを浴びせて、ハーフ・フルネルソンスープレックスを炸裂させる!!強烈な一撃により、ポセイドンはグロッキー。勝機を悟ったハートはポセイドンを必殺技のデスバレー・ボムの体勢で持ち上げる。しかし、ポセイドンは抵抗してハートの背後に着地、距離をとってから助走をつけて必殺技のランニング・ニー!!そのままフォールし、3カウント!!ポセイドンの勝利!!

・DESTINY"非公認"アンダードッグ王座戦 5WAYマッチ アンダードッグ鬼塚(c) vs アレックス・オブライエン vs ジャスティン・デューク vs カタストロフィー vs 高木翔吾

試合・抗争の経緯

この一戦も特に出場同士の因縁があるわけでもなく、PPVということで特別に組まれた試合(ルールは5人で戦うが、誰か1人がフォールまたはタップを奪った時点で試合終了し、勝者となる)である。ちなみに、この試合の出場者のデュークと高木は同じ歳ということもあり、タッグを組む仲であった。

試合の結果

5WAYの試合形式ということで目まぐるしい展開となり、至る所で激しい衝突が繰り広げられた。

中盤、翔吾とデュークがリング上で睨み合う。しかし、翔吾はオブライエンに、デュークはカタストロフィーに攻撃される。

終盤、鬼塚とデュークの一騎打ちとなる。鬼塚はデュークに向かってイスを振り下ろそうとするが、カウンターのドロップキックを食らう!!イス目掛けてのドロップキックだったので威力抜群だった。デュークは鬼塚の手から離れた椅子を拾う。それを見た鬼塚は、自分をイスで殴れとジェスチャー。一瞬、躊躇ったものの、デュークは鬼塚をイスで殴り、それからイスをマットに置いて、そこにバタフライ・エフェクトを決める!!デュークは鬼塚をフォールし、勝利!!デュークが新王者となる!!

シングルマッチ エリック vs ジ・エンターテイナー

試合・抗争の経緯

モテ男エリックと偏屈社会派のエンターテイナーという、水と油の関係の両者はかつて因縁を繰り広げたが、トーナメントの1回戦でぶつかることになった。エンターテイナーはエリックを倒した上で優勝をするとアピールし、いつも以上に気合いが入っていた。

試合はエンターテイナーが果敢に攻めるが、最終的にエリック"お得意のテクニック"に翻弄され、初戦敗退となった。試合後、エンターテイナーは気合いが空回りし、エリックに敗れたことで半泣きでバックステージへと消えていった。その後のインタビューでは烈火の如くキレていた。

一方、エンターテイナーを破ったエリックはトーナメントに集中し、決勝戦に進出。

勝戦の終盤、エリックはシャックスに得意技のシャックス・ドライバーを決められそうになるが、持ち上げられた瞬間、カウンターの必殺技のシンボル・カッターを決める。グロッキーのシャックスを前に、エリックは大一番の必殺技のジェット・スプラッシュを敢行するためにコーナーに上がる。だがそこに突如、エンターテイナーが乱入してくる。エンターテイナーは手出しはしなかったがリングサイドをうろつき、エリックは警戒して技を出せない。その隙に復活したシャックスがロープに寄りかかり、そのロープの揺れによって体勢を崩したエリックは支柱とターンバックルの間に股間を打ち付ける。そのままエリックはコーナーからシャックスに引っ張られ、シャックス・ドライバーから続け様の、必殺技のSDMを食らい、ピンフォールを奪われて敗北。エリックは惜しくも優勝者を逃した。

PPV明けの「BRAVE」にて、エリックはリング上でエンターテイナーへの怒りを表明。それを受けたエンターテイナーはエリックの元にやって来る。

エンターテイナー「俺様はフェイス、スタイル、ボイス全て整ってる男だ。それに最も過小評価されてる男でもある。エリック、俺様はお前よりも優れてる。だが、だいたいいつも評価されるのはお前のようなヤツだ。そう、お前は強者の論理の体現者なんだ。なんでも独り占めする。スポットライトだけじゃない、お前はモテ男だ。その弊害で俺様たちがまるで無能のかのように映る。お前みたいなヤツは男のロールモデル面をするな。そしてお前に告ぐ、独占禁止法だ。それに伴い、お前を処罰し、夢の舞台『インフェニティ・ポッシブル』で去勢してやる。」

エリック「俺のモノはそんな簡単に折れないぜ。それに俺が独占?いやそれはお前たちに魅力がないんだろ?」

エンターテイナー「でたぞ!!これぞまさに強者のレトリック!!悪いのは全部、努力が足らない、自己責任だ!!そうすれば、責任転嫁できるもんな?」

エリック「お前はいつもよく分からない因縁をつける。なぜ、俺の邪魔をしたんだ?お前のそのロジックで俺にも、みんなにも納得のいく説明をしてくれよ。」

エンターテイナー「確かにあの時、お前は俺様に勝った。それは厳然たる事実だ。覆りようがない。しかし、このままお前を優勝させるわけにはいかった。」

エリック「なぜだ?」

エンターテイナー「この文明社会的に良くないからだ。」

エリック「は!?」

エンターテイナー「お前は強者の権化だ。このままお前が優勝して、さらにスポットライトを浴びることになると格差の助長に繋がる。」

エリック「はっきり言えよ、俺に負けたのが悔しって。素直じゃないヤツはモテないぞ。」

エンターテイナー「それは短絡的な発想だ。いいか、お前みたいなヤツは人生において反則を犯して生きてきた。だがそのくせにチヤホヤされている。それを見る度に、いかにルールを厳守することがバカらしく思える。ルールを厳守してるのは普通。でも、ルールを破るのは立派なステータスだと?反吐が出るぜ。俺様たちはそれを眺めている人生なのか?いや、俺様はチルドレン(自分のファンの名称)に誓った。お前を潰すことで、こんなクソみたいで最悪な、しかも目立ちたがり屋で利己的なものが跋扈する社会を変えるきっかけになると。そのためならば、俺様は手段を選ばない。そう、お前に倣ってルールを破り、罰を与えたんだ。それからお前は夢の舞台で俺様に断罪され、自分の人生をやっと省みることになるのだ。」

エリック「そんなのはただの負け犬の遠吠えだ。」

エンターテイナー「お前に良いことを教えてやる。世の中は勝ち犬よりも負け犬の方が多いんだ。あまり負け犬達を敵に回さん方ががいいぞ。」

エリック「俺にはそんなこと関係ねぇ。ただひたすら、勝ち犬になるだけさ。」

エンターテイナー「それが思いやりの無さだ。お前の罪だ。大罪だ。だからこそ、夢の舞台で俺様達はお前を断罪する。覚悟しろ。」

エリック「むしろ、お前の方が俺に断罪されるぜ。贖罪の準備でもしとけよ。」

試合の結果

エンターテイナーが先に入場し、エリックは後から、美女2人連れて入場してくる。それをリングサイドで見ていたエンターテイナーは指差しながら、実況に向かって何やらブツブツと文句を言っている。

試合開始、エンターテイナーはエリックの"テクニック"を警戒しながらの立ち上がり。しかし、エリックは捻りを加えたエンズイギリを放つなど、テクニックだけはではないことをアピール。それに負けじと、エンターテイナーはパンチやエルボーの打撃で応戦。

中盤、エリックはエンターテイナーの隙をついてスクール・ボーイで丸め込み、テクニックを炸裂させる。しかし、エンターテイナーは2で返すと、即座にエリックの左膝裏に向かってエルボー気味のチョップ・ブロック!!脚へのピンポイントの技のため、尾を引く攻撃である。それから、エンターテイナーはエリックの左脚にエルボーを放ち、さらにレッグ・スラムで叩きつける!!エンターテイナーはエリックの左脚を徹底的に痛めつけてから、満を持しての得意技のフィギュア・フォー・レッグロック!!だが、エリックは苦痛と戦いながらなんとか裏返し、逆にエンターテイナーが悶絶することに!!エンターテイナーはたまらず、技を解く。それでもエリックの方がダメージが大きかった。エリックは反撃を試みるが、エンターテイナーは即座に痛めた左脚にキックを食らわせ、怯ませる。それから、オリジナルの得意技ダブルアーム・ガットブレイカーを炸裂させる!!しかし、カウントは2!!

終盤、エンターテイナーは得意技のエンターテイナー・カッターを仕掛けようとするが、エリックは片手で突き飛ばし、回避する。だが、勢い余ってエンターテイナーはレフェリーとぶつかり、レフェリーは倒れてしまう。その隙をついて、エリックはエンターテイナーにロー・ブロー!!観客からは大歓声!!逆にエンターテイナーが去勢されることに!!股間を抑えるエンターテイナーをエリックがスモール・パッケージで丸め込む!!レフェリーはなんとか立ち上がり、少し遅れながらもカウントをするが、エンターテイナーはなんとかギリギリ2で返す!!

エリックは脚を痛めているため、エンターテイナーの方が先に起き上がり、片膝をつくエリックの後頭部に向かってアックスボンバー!!エンターテイナーはエリックが起き上がるのを待ち構える。そして、必殺技のフェイス・チェックを放とうとエリックに向かって走るが、カウンターのシンボル・カットを食らう!!そのままエリックはコーナーに登り、ジェット・スプラッシュを決め、3カウント、エリックの勝利!!

・タッグマッチ タッグマッチ 三井マキ&青柳芽依vs リサ&ジュディ・テイラー

試合・抗争の経緯

芽依は元グラドルでつい最近プロレスデビューしたばかり、タッグパートナーのマキも元アイドルとして活動していた過去があった。またマキはプロレスデビュー以降、スズキ・ルイのタッグパートナーとして活躍していた。しかし、悪女リサが芽依とマキの過去の活動に対して、批判するプロモ(マイクパフォーマンス)をリング上で行う。

リサ「なんか、元グラドルと元アイドルが堂々とここにいるけど、ぶっちゃけ過去の活動とかまったく知らないんだけど!!ってか、誰も知らないでしょ!!ちょっと、検索してみる。」

(スマホで検索して)

リサ「私でもできるわよ!!あんな2人よりも私の方がよっぽど華があるからね!!それに私の方が遥かにセクシーだし。」

それを受けた芽依とマキが反応、リサの入るリングにやってくる。

リサ「ちょっと、ちょっと、やってきたよ。」

マキ「おい、バカにすんなよ!!本気じゃなきゃ、この場にいねぇっつうの!!」

リサ「なんかムカつくのよ。"私たち真剣にやってまーす"ってアピールが。(急に語気を荒げて)あざてぇーんだよ!!

芽依はリサにビンタし、乱闘になる。マキは芽依とリサの間に入って仲裁。しかし、そこにリサと友好関係にあるジュディがやってきて、芽依を強烈なビンタで張り倒す。それを見たマキはジュディを睨みつけるが、背後からリサがマキにエルボーを食らわす。

ジュディは「ぶりっ子は消えな!!」と捨て台詞を吐いて、リサと共にリングを後にする。

芽依・マキvsリサ・ジュディの抗争が始まった。

試合の結果

混戦の最中、リサはマキに必殺技のリサ・ブレイカーを決める。技を食らったマキは転がるようにリングアウトして場外でダウン。対戦権のある芽依は孤立することになる。リサとジュディは芽依にツープラトンスープレックス!!対戦権のあるジュディがカバーするが、カウントは2!!そして、ジュディと芽依との一騎打ちとなるが、経験の勝るジュディが圧倒、ビンタをするなど挑発する。ジュディは遊びは終わりとばかりに必殺技のスリル・ドロップをかけようとするが、リング外でマキがなんとか復活し、応戦しようと待ち構えるリサに、必殺技のハイマキックを決める。ジュディは芽依を持ち上げたまま、そっちに注意が入ってしまい、その隙をついた芽依がクルーシフィックス(十字架固め)を決め、3カウント!!逆転勝利!!

・DESTINYスター王座戦 ラダーマッチ シャドー・イーグル(c) vs フライ・キッド

試合・抗争の経緯

トーナメント2回戦で両者はぶつかった。キッドはスター王者であるイーグルを破り、準決勝に進出。惜しくも敗れたが、スター王者を破ったことで、その実力をファンにアピールした。一方、イーグルはスター王者としてDESTINY王座を獲得するという、史上初の2冠王者を狙っていたが、そのチャンスをキッドに阻まれた。基本的にスター王座を保持する選手はDESTINY王座に挑戦することはない。そのため、トーナメントは現状、2冠王者への唯一のチャンスであった。

キッドはトーナメントでイーグルを破ったということからスター王座挑戦に意欲を示し、イーグルも2冠王者のチャンスを阻んだキッドへのリベンジということで、両者は「インフェニティ・ポッシブル」にてスター王座戦で戦うことが決定した。

直前の「BRAVE」にて、スター王座戦の試合形式についてイーグルはラダー・マッチ(天井からワイヤーで吊るされたベルトをハシゴに登り、取ったら勝ち)で行うことを提案。キッドはそれを受託し、スター王座戦はラダー・マッチで行うことが決定する。

試合の結果

反則裁定なしのルールのため、ラダー、椅子を凶器として使用。それだけでなく、テーブルまで持ち出すという実質、TLC(Tables、Ladders、Chairsの略つまり、テーブル、ラダー、イス)戦となった。

またラダーマッチという性質上、一方がベルトを目指してラダーを登れば、もう一方が阻止にかかるため、一進一退の攻防が繰り広げられる。その中でイーグルは必殺技のタイガー・ボムをキッドに決める!!そのままラダーに上るが、ベルトに目もくれず、ダウンしているキッドにもう一つの必殺技のダイビング・スワントーンを決める!!会場は大盛り上がり。その後、形勢逆転をしたキッドは必殺技のカナディアン・ネックブリーカーをイーグルに決め、お返しとばかりにラダーに登って、ダイビング・ボディプレスを敢行!!また会場は大盛り上がり!!キッドはボロボロの身体だが、ベルトを目指してラダーを登る。やっとベルトに手が届く位置まで到達したが、イーグルも逆側から登ってくる。お互いラダーの上で殴り合い、乱打戦を制したイーグルはラダーにもたれ掛かるキッドにエルボーを決めようとするが、頭を下げてかわされる。キッドはその隙をついてイーグルにパンチを食らわし、そのまま頭を掴んで天板にぶつけ、ラダーから突き落とす!!イーグルはラダーの下に設置されていたテーブルに落下、テーブルは真っ二つに!!キッドはベルトを獲得!!新スター王者となる!!

・DESTINY女子王座戦 宝生ダリア(c) vs スズキ・ルイ

試合・抗争の経緯

DESTINY女子"絶対王者"のダリアと、DESTINY女子の象徴のルイは、実力のダリアと人気のルイというライバルかつ、相容れぬ関係である。これまでダリアはDESTINY女子王座を何度も防衛し、その防衛ロードの過程でルイを退いてきた。ルイは悔しい思いをしたものの、森奈イヴとコラボするなど、DESTINY女子の戦いを盛り上げた功労者である。その2人がついに「インフェニティ・ポッシブル」の大舞台で戦うということは、この2人の抗争に一旦区切りがつくとファンは予想し、注目される一戦となった。

試合の結果

スズキ・ルイの入場曲「明日へのレッスル」を森奈イヴが会場で唄う!!

試合開始のコングが鳴り、お互い睨み合う。ルイはいきなり、エルボースマッシュで先制!!ダリアも同じくエルボースマッシュで応戦。エルボー合戦で幕を開けた。それからルイは渾身のジャーマン・スープレックス・ホールドをダリアに決める!!しかし、カウント2!!負けじとダリアもジャーマン・スープレックス・ホールド!!ルイは意地でカウント2で返す!!

中盤、ダリアはルイに得意技のチキンウイング・フェイスロックを極める。しばらく、ダリアに技をかけ続けられるルイだが、なんとか膝をついて起き上がる。それでもダリアは技を解かない。ルイはダリアを背負う形で背後からコーナーに向かい、ターンバックにぶつける。ダリアは技を解いてターンバックルにもたれ掛かる。ルイはひと呼吸おいた後、ダリアにエルボー・スマッシュを連発。それからダリアをコーナーからどかし、ルイはコーナーに上がってダイビング・クロスボディ!!ダリアはなんと、そのままキャッチして強烈なボディスラム!!ダリアにスイッチが入ったのか、雄叫びを上げて逆にコーナーに上がる。そして大一番の技ムーンサルト・プレスを解禁!!そのままフォール!!だがルイはカウント2で返す!!ダリアは信じられないという表情!

終盤、ルイは必殺技のタイガー・スープレックスをかけようとするが、ダリアは体勢を素早く入れ替えて必殺技のダリア・ドライバー!!そのままフォールし、勝利!!ダリアは王座防衛!!ルイは泣きながらリングを後にする。長きにわたる抗争はダリアの勝利で区切りがついた。

・ノーDQマッチ ザ・フィニッシャー vs ニック・リーガン

試合・抗争の経緯

あの事件で負ったケガから復帰し、これからというフィニッシャーと、破竹の勢いで連勝街道を進むリーガンがついにトーナメントの1回戦で顔を合わせることになった。両者とも優勝候補とされているだけに注目の一戦となっていたが、結果は両者リングアウト、引き分けとなった。試合序盤は両者壮絶な殴り合いで観客も熱狂。フィニッシャーは元総合選手のリーガン相手に一歩も引かないファイトを見せたものの、要所要所でリーガンの攻めが効いており、どちらかと言えばリーガン優勢の試合ではあった。

終盤、フィニッシャーが反撃のクローズラインを放つも、リーガンは耐える。フィニッシャーは続け様にクローズラインを連発し、リーガンは後ろに下がりながらもロープにもたれ掛かり、なんとか耐える!!チャンスと見たフィニッシャーはリーガンに追い討ちのクローズライン!!そして両者共にリングサイドへと落下!!レフェリーがリングアウトのカウントをはじめる中、両者は立ち上がり殴り合う。リーガンはフィニッシャーのパンチをかわしつつ背後に回って、ジャーマンの体勢に!!しかし、フィニッシャーは手を掴んで抵抗し、エルボーを放つ。その瞬間、フィニッシャーはリーガンから距離をとって、カウンターのスーパーキック!!だが体力の消耗が激しく、フィニッシャーはその場に倒れ込む。その間にもレフェリーのカウントは続く。フィニッシャーはなんとか立ち上がって、リーガンが起き上がるのを待ち構える。フラつきながらも起き上がったリーガンに、フィニッシャーは渾身のスピアーを決める!!両者ともその場でダウン、ついにレフェリーは10カウントを数え、両者リングアウトとなったのである。

連勝街道を進んでいたリーガンはここでついに引き分けとなり、その勢いに休止がついた。それに対し、フィニッシャーはDESTINYでリーガンと引き分けた唯一の存在となったが、その代償は初戦敗退という、非常に重いものだった。

優勝候補が共に初戦敗退となるという波乱な展開となった「ドリーム・ロード・トーナメント」。しかし、両者はこのままテーマなき大舞台「インフェニティ・ポッシブル」を迎えるのかと憂慮されたが、それは杞憂に終わった。その先陣を切ったのはリーガンだった。

ドリーム・ロード明けの「BRAVE」でマイクパフォーマンスを行う。

リーガン「俺はここに来てから、さまざまなヤツらをブチのめしてきた。俺に敵うヤツなんて誰もいやしねぇ。だが、ついこの前に俺と戦ってブチのめされながらも、なんとか逃れられたヤツがいる。そいつはあくまでルールに助けられたにすぎねぇ。ここでハッキリさせてやる。DESTINYはフェイクだ(この発言は物議を醸し、フェイク発言事件と呼ばれる)。俺こそがホンモノだ。リアルなんだ。俺は世界中にDESTINYがフェイクだと暴いてきたんだ。そもそもヤツは前にケンカを仕掛けられて何も出来ず、ぶちのめされた野郎だ。そんなヤツにこの団体を引っ張っていく資格はあんのか?俺だったら、いつケンカを仕掛けられても返り討ちにしてやるぞ!おい、みんな気づいてんだろ?この団体を引っ張って行くべき人間はニセモノじゃない、ホンモノである俺だということを。」

そこにフィニッシャーがやって来る。

フィニッシャー「おい、不用意な発言はやめた方がいい。いいか、俺たちはフェイクじゃない。フェイクのために命を賭けているヤツはここにはいない!いくらお前が凄いヤツでもその言葉は聞き捨てならん!!正直言えば、俺はお前を認めていた。お前の積み上げてきた功績はお前がどんな人間であろうと覆せないものだ。だが、お前はここにいながら、ここが気に入らないのか?だったら、この俺が代表してお前を潰すぞ!」

リーガン「待て待て。お前は前にケンカに負けたヤツだろ?そんなヤツが偉そうに言っても説得力はない。」

フィニッシャー「じゃあ、俺とやりたくないのか?どうやらお前からすれば、俺はルールで逃れられたヤツらしい。おい、お前は俺と決着をつけたいんだろ?どうなんだ?」

リーガン「そうだ。今度は俺から逃れられないぞ。ルールはノーDQでどうだ?前のようにリングアウトもない、反則もない。ホンモノのケンカだ。ボコボコにやり合うだけだ。」

フィニッシャー「分かった。それで行こう。だが、覚悟しろよ。お前がいくら勢いに乗っていようが、この一戦で負けたら、その勢いは一気に失うことになるぞ!!ビビるなよ!!」

突如、リーガンはタックルを決め、パウンドを浴びせようとするが、フィニッシャーはガード。なんとか逃れたフィニッシャーはリーガンに殴りかかり、両者掴み合いとなる。そこにレフェリー達や大勢のレスラーが止めに来る。両者は一旦、引き離されるが、隙を見てレフェリー、レスラー達をかき分けながら突進し、また掴み合いとなる。再度、引き離されたリーガンはその場を後にする。フィニッシャーは囲まれながら、コーナーにもたれかかり、昂る感情を抑えていた。

この一戦は「インフェニティ・ポッシブル」で最も注目されることになった。それはDESTINYファンはもとより、総合時代のリーガン・ファンからも話題を呼んだ。

試合の結果

入場の際、リーガンは"リアル・ファイター"ニック・リーガンとコールされる。

ノーDQマッチながら、お互いに凶器を使用せず、激しい肉弾戦となった。ゴングと同時にリーガンはタックルを決め、パウンドを狙うがフィニッシャーはカードしながらなんとか逃れる。そしてお互いに殴り合う。しかし、打撃に関してはリーガンの方が上手(うわて)である。リーガンは腕ひしぎ逆十字、キムラロックなどの"実戦系"の関節技を積極的に狙ってくるが、ロープ・ブレイクがないため、フィニッシャーは全力で回避する。場外乱闘になると、リーガンはベリー・トゥー・ベリーやジャーマンで投げる。フィニッシャーも負けじと、同じ技で投げる。リーガンはフィニッシャーを抱え、実況席に向かってオクラホマ・スタンピートを敢行!!実況席は破壊される。リーガンはフィニッシャーをリングに戻そうとするが、電光石火のスーパーキックを食らう!!形勢逆転をしたフィニッシャーは防護壁にもたれ掛かるリーガンに向かってスピアー!!その衝撃で破壊される防護壁!!

終盤、両者はリングで戦い、フィニッシャーはリーガンにDDT!!フォールしようとするフィニッシャーだが、突如リーガンは必殺技の三角絞めを決める!!しかし、フィニッシャーはその体勢のまま持ち上げて、パワーボム!!それでもリーガンは離さないため、フィニッシャーは2度目のパワーボム!!リーガンはついに技を解くが、フィニッシャーも体力を消耗しており、お互いにダウン。先に起き上がったフィニッシャーは必殺技のフィニッシャー・バスターを狙うため、リーガンが起き上がるのを待ち構える。起き上がったリーガンにフィニッシャーはバスターの体勢に入るが、リーガンはエルボーでブロック。そしてリーガンは必殺技のリーガンボムでフィニッシャーを持ち上げるが、その瞬間、フィニッシャーはカウンターのギロチン・チョーク!!リーガンの腰に両脚を挟み込み、そのまま全力で締め上げる。リーガンは膝をつき、徐々に力を失って失神!!フィニッシャーの失神KO勝ち!!フィニッシャーが勝利への執念を見せた一戦となった!!

・メインイベント DESTINY王座戦 ファルコン(c) vs シャックス

抗争・試合の経緯

シャックスは元DESTINY王者でありながら、トーナメントではフィニッシャーとリーガンが優勝候補とされ、あまり注目されていなかった。しかし、蓋を開けてみれば優勝したのはシャックスだった。本来ならばトーナメントの並び上、優勝候補のどちらかと2回戦で当たる予定であったものの、その2人がリングアウトで初戦敗退したことにより、不戦勝で準決勝に進出。決勝戦はエリックに対するエンターテイナーの妨害もあって勝利。運が続いたシャックスにファンからは棚ぼた優勝と揶揄されたものの、前述の通り初戦の相手ポセイドンと、準決勝の相手ウェイストランド・キングをクリーンファイトで破っている。また、シャックスはファルコン戦に向けて新技デビルズ・ショットを「BRAVE」の試合で披露していた。

一方、DESTINY王者のファルコンは「ドリーム・ロード」で挑戦者ブレイン・ジャックを破り、その勢いは止まることを知らなかった。

前述の通り、ファルコンとシャックスは以前に抗争を繰り広げており、お互いの手を知り尽くし、さらにはファイト・スタイルも似ているため「、インフェニティ・ポッシブル」の両者の一戦は好勝負が期待されるが、ファンからはセミファイナルのフィニッシャー vsリーガンの試合が実質のメインイベントではないかと目され、影が薄かった。しかし、いざ試合が開始されると、メインイベントに相応しい勝負となった。

試合の結果

破壊された実況席、防護壁という前戦の荒々しい試合の傷跡を残す中、両者は睨み合い、ロックアップから幕を開ける。

ファルコンはシャックスにヘッドロックをかけるが、シャックスはそのままロープに引き寄せてブレイク。ファルコンはロックを解き、レフェリーに向かって両手を上げてクリーンブレイクとアピールするが、シャックスはビンタ!!しかし、ファルコンは挑発に乗らなかった。ファルコンは向かってきたシャックスにアーム・ドラッグか、続け様にシングルレッグ・ドロップキックを2連続で放つ。するとシャックスは転がりながらリングからエスケープし、リングサイドを歩いてファルコンの様子を窺う。ファルコンもリングから降りてシャックスを追いかけるが、シャックスが先にリングイン。そして、後からリングインしてきたファルコンにドロップキック!!それからシャックスはファルコンを起き上がらせてロープに振り、ティルトワール(風車式)・バックブリーカー!!シャックスはカバーするが、カウント2!!

シャックスはファルコンにグラウンド・ヘッドロック。ファルコンは膝をつきながら少しずつ立ち上がり、シャックスのみぞおち付近にエルボーを連打。シャックスは技を解くが、ファルコンをすぐさま引き戻して、ノーザンライト・スープレックス!!そのままブリッジしてフォール!!ファルコンはカウント2で返し、その体勢のままシャックスの両手を掴む。肩がついたままなのでその間もカウントを取られるが、カウント2で自らと共にシャックスを起こし、バックスライドでフォール。だがカウント2!!すぐさまファルコンはシャックスを起き上がらせて、ヨーロピアン・アッパーカットを2連発!!ファルコンは畳み掛けるべく、シャックスを得意技のファルコン・アローで持ち上げるが、シャックスは背後に着地。ファルコンをそのポジションのままロープまで押し込み、オコーナー・ロール!!ファルコンはシャックスを跳ね飛ばすようにカウント2で返す!!両者は必然と距離を取る形となるも、シャックスはクローズラインで急襲を仕掛けるがファルコンはかわし、そのままロープで勢いをつけて逆にフライング・クローズラインを食らわす!!

中盤、ファルコンはローキックでシャックスに片膝をつかせてから、エンズイギリ!!すぐさまファルコンはコーナーに上がり、ダウンしているシャックスが起き上がるのを待ち構えてローリング・セントーン!!だが寸前でシャックスはかわし、ファルコンは自爆。シャックスはファルコンを起き上がらせ、シャックス・ドライバーで持ち上げるが、ファルコンは片膝でシャックスの頭を蹴り、そのまま着地する。そして、ファルコンは必殺ファルコン・クラッシュを炸裂させる!!ファルコンはフォールするが、カウント2!!

終盤、ファルコンはムタロックでシャックスを苦しめる。しかし、シャックスはギブアップせず、なんとか這ってロープ・ブレイク。間髪入れずにファルコンはシャックスにスナップ・DDTを仕掛けようとするが、かわされ、スクール・ボーイで丸め込まれる!!不意をつかれつつも、ファルコンはなんとかカウント2で返す!!シャックスはファルコンが起き上がろうとした瞬間に胸めがけてキックを3連発!!そして、ふらふらになったファルコンをコーナーに振り、ファルコン目掛けてランニング・エルボー・スマッシュ!!シャックスは怯んだファルコンをコーナーに上がらせ、そこからスーパー・ハリケーン・ラナを敢行!!フォールするが、カウント2!!

なんとか勝負を決めたいシャックスはファルコンが起き上がるのを待ち構え、ハイキック!!が、ファルコンはそれをかわして、カウンターのファルコン・クラッシュ!!ファルコンはフォールするが、またしてもカウントは2!!ファルコンは間髪入れずに3度目のファルコン・クラッシュを敢行するが、シャックスはその体勢のままキャッチ!!それからシャックスはファルコンをキャッチしたまま、足だけ下ろさせる!!しかし、それは新技デビルズ・ショットの体勢!!ファルコンは勘づいてシャックスの頭にエルボーを連打してブロック。ファルコンはファルコン・アローを狙うが、シャックスはまた背後に着地、そのままロープに押し込んで2度目のオコーナー・ロール!!だがフォールせず、そのまま距離を取って待ち構える。そしてファルコンが振り返った瞬間に、シャックスは狙い澄ました一撃、ランニング・デビルズ・ショットを決める!!それからファルコンにトドメを刺すべく、満を持してSDMを炸裂させる!!体力を消耗しつつもシャックスはなんとか這って、倒れたファルコンをフォールし、3カウント!!シャックスの勝利、新DESTINY王者となる!!