架空プロレス団体DESTINY

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DESTINY Season1 April 1st 「BRAVE」#1

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インフェニティ・ポッシブル明け、第1回のBRAVE。

【参考記事】

GMから今夜のBRAVEのメイン戦にて、ザ・フィニッシャーがDESTINY王座挑戦することが発表される。

「BRAVE」対戦カード(全5試合)

・DESTINY"非公認"アンダードッグ王者戦 ジャスティン・デューク(c) vs X

・DESTINYスター王座戦 フライ・キッド(c) vs X

6人タッグマッチ スズキ・ルイ&三井マキ&キャサリン vs 宝生ダリア&リサ&レイラ・トンプソン

6人タッグマッチ ファルコン&エリック&ポセイドン vs シャドー・イーグル&ジ・エンターテイナー&デザイア・ハート

・メインイベント DESTINY王座戦 シャックス(c) vs ザ・フィニッシャー

試合結果

実況「『インフェニティ・ポッシブル』明けの『BRAVE』です!!今年も熱狂の内に幕を閉じました!!」

解説「いや、今年も凄かったな。新しいアンダードッグ王者、スター王者、そしてDESTINY王者が誕生した。それに何より、フィニッシャーがリーガンに勝利した!!この勝利は非常に大きい!!」

実況「はい、その通りです。そして今夜、そのフィニッシャーが新DESTINY王者シャックスに挑みます。シャックスは初防衛戦となりますが、フィニッシャーは波に乗っており、激闘必至です!果たしてDESTINY王座戦はどうなるのでしょうか!?」

・ファルコンのプロモ(マイクパフォーマンス)

ファルコン「GMから発表があったな。ザ・フィニッシャーがDESTINY王座に挑戦するらしい。だが俺には再戦権がある。なぜなら、俺は『インフェニティ・ポッシブル』でシャックスに負けて王座を失い、前王者となっちまったからだ・・・。しかも、アイツは実力で俺を破った。確かにアイツの『ドリーム・ロード・トーナメント』優勝には物言いがつくが、それでもアイツは俺を倒して実力を証明したんだ。チクショウ、悔しいぜ・・・。俺はさっきGMに伝えた・・・。」

実況「かなり深刻な感じですが・・・。」

解説「どういうことだ?」

ファルコン「今度開催されるPPV『センセーショナル・ストーム』で再戦権を行使することを!!だから、俺は今夜の王座戦で勝ったヤツにPPVで挑戦するぜ!!シャックスが勝つのか・・・。それとも新王者が誕生するのか・・・。」

ここで歓声が起こる。

ファルコン「そうだ、フィニッシャーが新王者になるのかもな!!俺は誰が相手であろうと次は必ず勝って、王者に返り咲くぜ!!もし、フィニッシャーが今夜勝ち、PPVで挑戦して俺が勝ったとしよう。シャックス、お前を是非、挑戦者として指名してやる。まぁ、これはあくまで"IF"だ。もしかしたら、シャックスに挑戦することになるかもしれない。まぁ、とにかく今夜のメインは注目だ!!」

実況「やはりファルコンは凄い自信です!!」

解説「アレくらいの自信があるからこそ、王者でいられたんだ。そういや今夜、ファルコンは6人タッグマッチに出るんだろ?ここで弾みをつけたいところだ。」

実況「今夜、ファルコンはエリック、ポセイドンと組んで、イーグル、エンターテイナー、デザイア・ハートと戦います。ファルコンとイーグル以外の出場者には皆タイムリーに因縁があり、前回の『インフィニティ・ポッシブル』で戦ったばかりです。そしてそのファルコンとイーグルは過去に因縁があった者同士、しかも『インフェニティ・ポッシブル』で共に王座を失った、元王者同士でもあります。ということで注目の一戦です。」

・デュークのプロモ

ジャスティン「戦いたい相手がいる。ショーゴ、君を挑戦者として指名する。君とはタッグパートナーだけでなく、ライバルとしても切磋琢磨していきたいんだ!」

高木翔吾が入場してくる。

高木「俺たちはあの時、一瞬戦えそうだったのに邪魔が入ったよな。でもお前はチャンピオンになった。今夜、そのベルトを賭けてあの時の仕切り直しをしてくれるのか?」

ジャスティン「そうだ。1対1の勝負をやりたいんだ。」

高木「望むところだ。やろうぜ!」

ここでアンダードッグ王座を賭けて試合が始まる。

・DESTINY"非公認"アンダードッグ王座戦 ジャスティン・デューク(c) vs 高木翔吾

お互い見合って、様子を窺いながらの立ち上がり。まず高木のヘッドロック。デュークをじっくりと締め上げてからダウンさせ、グラウンドのヘッドロックへ移行。ヘッドロックをかけられながらもデュークは膝をついて起き上がり、自分の頭と高木の腕の間に手を入れ、タイミングを見計らって一気にカウンターのハンマーロック!!そのまま技を外して高木を突き飛ばす。だが、高木は振り返って必殺技のハイキック!!しかし、デュークはしゃがんでかわし、クローズライン!!だが高木もかわして、逆にクローズライン!!それをもかわすデューク!!お互いに動きを止めてファイティング・ポーズ。観客から拍手が起こる。

この立ち上がりの通り、アンダードッグ王座戦ながら、凶器を使わない純粋なレスリング勝負となった。

終盤、高木はデュークに得意技のバックドロップを掛けようとするが、デュークは背後に着地、振り向きざまにドロップキックを見舞う!!デュークは高木をフォールするが、カウント2。デュークは倒れている高木を起き上がらせるが、その瞬間、高木はデュークに足を掛けて転倒させ、そのまま持ち上げてバック・スープレックスを決める!!それからデュークが起き上がるのを待ち構えて、ハイキック!!しかし、デュークは避けて高木にトーキックを食らわし、必殺技のバタフライ・エフェクトの体勢に!!だが高木はその体勢から逃れて、デュークの左腕に飛びついて必殺技のクロスアーム・ブリーカー(腕ひしぎ逆十字)を極める!!デュークはじたばたして逃れるタイミングを掴もうとするが、ロープも遠く、ほぼ完全にキマっている。それでもデュークはギブアップしない!!デュークは技を極められながらも、片膝をついて徐々に起き上がり、そのまま高木を持ち上げて、カウンターのパワーボムを炸裂させる!!デュークは高木をフォールするが、カウント2!!しかし、両者ともダウン!!

両者同時に起き上がり、デュークが右手でジャブの先制攻撃を仕掛けるも、高木はデュークの痛めた左腕を捻る!!デュークは悶絶!!高木はそのままハンマーロックをかけて背後を取るが、デュークは右腕でエルボーを連発。高木が怯んだ隙にデュークは体勢を入れ替えて電光石火のバタフライ・エフェクト!!そのままフォールして、3カウント!!デュークの勝利、王座防衛!!

・ジ・エンターテイナーのVTRプロモ

微かな赤い照明のバックステージに、エンターテイナーの姿が不気味に映し出される。

エンターテイナー「あの時、世界中は目撃した・・・。この俺様が不正によって敗れたことを・・・。そうだ、俺様はエリックのチープ・ショット(卑劣な攻撃)によって負けたんだ!!この俺様は夢の舞台で去勢されたんだ!!当然ながら、あの結果を受け入れることはできん!!エリック、お前は俺様を再起不能にしたつもりか?むしろ、"目に目を"のつもりか?俺様はもっとお前を去勢したくなったぜ!!マジでルール無視は許せねぇ!!お前はいつもルールを破ってきたんだ!!それにファンもまた歓声を上げた!!エリックとファンは総じてクソだ!!今夜、6人タッグマッチが組まれた。そこでお前に思い知らせてやる。覚悟しろ・・・。」

・DESTINYスター王座戦 フライ・キッド(c) vs スコット・サンダース

スター王座を獲得したばかりのフライキッドの初防衛戦の相手は、なんとかつてDESTINYに参戦していたフリーの大物スコット・サンダースであった。そう、スコット・サンダースは電撃入団を果たし、サプライズの形で登場となった。

サンダースは地味ながらも、サブミッションを得意とする実力派で、正式入団一戦目からスター王座戦ということに誰も異議を唱えるものはおらず、むしろ、このサプライズにファンは熱狂した。

キッドは驚きながらも、サンダースとロックアップをして試合開始。

終盤、キッドはペンデュラム・バックブリーカーをサンダースに浴びせてコーナーに上がる。キッドはサンダースが立ち上がるのを待ち構えて、必殺技のダイビング・クロスボディ!!だが、サンダースに抱えられてキャッチされる!!キッドは抵抗して着地、逆にDDTを浴びせる!!それからキッドはサンダースをもう一つの必殺技のカナディアン・ネックブリーカーの体勢に持ち上げるが、サンダースも抵抗し、キッドの背後に着地。そのまま、キッドの左膝裏目掛けてチョップ・ブロック!!サンダースは間髪入れずにキッドの左足に必殺技のアンクル・ロックを極める!!キッドもすぐに反応し、体勢を入れ替えて右足でサンダースを蹴り阻止する。しかし、サンダースはキッドの右足を取り、もう一つの必殺技のTボーン・スラムを炸裂させ、そのままフォール!!キッドはなんとか2で返す!!サンダースはキッドの左足にまたアンクル・ロック!!がっちりとキマり、苦しむキッドに「タップしろ!!」と叫ぶサンダース。キッドはもがきながらも、なんとかロープを掴む。サンダースは技を解くが勝負を決めるぞとばかりに、またキッドの右足を持ってTボーン・スラムの体勢に。だがキッドはパンチを連発して逃れて、右足でエンズイギリを浴びせる!!そのまま畳み掛けるようにサンダースにカナディアン・ネックブリーカーを掛けようとするが、左足にダメージが蓄積しているため、持ち上げることができない。キッドはすぐさまサンダースを倒し、奥の手チキンウィング・クレイドルで丸め込んで3カウント!!キッドの勝利、王座防衛!!試合後、キッドとサンダースは握手。

・シャックスのプロモ

シャックス、歓声とブーイングが入り混じる中、リングに上がる。

シャックス「どうやら、俺はあまり歓迎されていないらしい。俺は『ドリーム・ロード』で優勝し、ファルコンをクリーンファイトで破ったんだぞ。何が不満なんだ。そうか、お前たちの思惑は読めてる。俺は悪魔だけにお前たち人間の心を読むのは簡単だ。今夜の王座戦はファルコンvsフィニッシャーの方が良かったとな。フン、無理だ!なぜならこの俺がお前たちの大好きなファルコンを下し、王者になったからな。しかも、大事だから二度言う。クリーンファイトでファルコンを破ったんだ。残念ながら、お前たちのDESTINY王者はこの俺、シャックスなのだ。」

大ブーイング。

シャックス「それから、今夜挑戦者となったフィニッシャーについて話そう。そもそもアイツの名前は変だ。過去にはその名に忠実なギミックだったんだ。そんなイロモノが急にもてはやされるようになり、トップに近づいた。そりゃ、右ストレートで潰されるぜ!!」

さらに大ブーイング(声援もちょっと混在)。

シャックス「アイツは『インフェニティ・ポッシブル』でニック・リーガンとやらを倒したが、この俺は偉大なるDESTINY王者だ。どんなにその勝利が騒がれても、王者には敵わない。ついでリーガンにも言っておく、この俺が王者なのはフェイクじゃない。紛れもなくリアルだ。」

少し拍手が起きる。

シャックス「フィニッシャーに話を戻そう。俺はフィニッシャーに右ストレートよりも強烈なSDMを浴びせてやる!!覚悟しとけ。」

6人タッグマッチ スズキ・ルイ&三井マキ&キャサリン vs 宝生ダリア&リサ&レイラ・トンプソン

ダリア組はチームワークが悪く、対戦権のあるリサが戦っていると、ダリアはリサの肩をパチンと強く叩いてタッチ!!強引に対戦権を得て、ダリアはリングイン。すると、リサは女子王座ベルトを勝手に持ち出して、背後からダリアをベルトで殴る。試合はノーコンテスト!!リサはベルトを掲げて、次は自分が挑戦者だとアピール。だが、そこにルイがやってきてリサを攻撃。ルイはリサが落としたベルトを持ってじっと見つめている。しかし、マキとキャサリンがやってきてベルトを3人で奪い合う。さらにそこにレイラがやってきてベルトを指差す。

解説「これは挑戦表明ということか!?」

実況「絶対王者ダリアに包囲網が敷かれています!!女子王座戦線は混乱を極めるのでしょうか!?」

・バックステージ ザ・フィニッシャーへのインタビュー

アナウンサー「フィニッシャー、今夜、DESTINY王座に挑戦することになりましたね。是非、その意気込みをお聞かせください。」

フィニッシャー「これは嬉しいサプライズだ。だって直前に聞かされたんだからな!それに俺は『インフェニティ・ポッシブル』でリーガンと戦ったばかりで、まだまだ興奮気味だぜ!!みんなも盛り上がったろ!!」

歓声が起こる。

フィニッシャー「まぁ、リーガンはああいうヤツだが、戦ってみたらとてもハートを感じた。そしてシャックス、お前はチャンピオンになったが、防衛させないぜ!!だって、そのベルトを俺がいただくからな。お前の天下は三日天下になるんだよ!!」

そこにファルコンがやってくる。

ファルコンはアナウンサーに対して、「インタビュー中、失礼するよ。」と言う。

ファルコン「いよいよ、DESTINY王座に挑戦だな。今夜の試合に注目しているぞ。けどな、ヤツは強い。俺に勝ったからな。それに何が起こるか分からない。でもな・・・。フィニッシャー、健闘を祈る!!お前の全てを見せてこい!!」

フィニッシャー「アンタもな。」

ファルコンは握った右手を突き出す。フィニッシャーも握り拳を突き出して、グータッチ。

6人タッグマッチ ファルコン&エリック&ポセイドン vs シャドー・イーグル&ジ・エンターテイナー&デザイア・ハート

序盤、エリックとハートが戦っていると、エンターテイナーがハートにタッチを諭す。ハートはそれに応えてタッチし、エンターテイナーとエリックの戦いとなる。

エンターテイナーはエリックの背中にハイ・ニーを決め、それからエルボーを叩き込む。するとエンターテイナーはエリックへの攻撃を止めてコーナーに控える二人に何やら耳を打ちし、二人はそれを了承した様子。それからエンターテイナーはエリックの方に戻ってストンピングで攻撃を再開。そこで突如、イーグルはリングインをして、それを見かけたレフェリーはイーグルを注意。イーグルがそれを止めると、今度はハートがリングインしようとする。そう、二人はレフェリーの注意を引いており、その隙にエンターテイナーは相向かいのコーナー(対角線にあるコーナーは敵チームのコーナー)の一番上のターンバックルを覆うパットを外し、金具を剥き出しに。エンターテイナーは倒れているエリックを起き上がらせて、金具剥き出しのターンバックルにエリックを振るが、エリックは寸前で二つ目のターンバックを足で蹴り抑えて回避。しかし、エリックはエンターテイナーに背を向けた状態となり、すぐさまエンターテイナーはエリックに向かって突進!!するとエリックはその体勢のままトップロープを両手で掴んでジャンプし、エンターテイナーを飛び越えつつ、背後に着地!!逆に背後を取ったエリックはエンターテイナーをスクール・ボーイで丸め込んで"得意のテクニック"を炸裂させる。しかし、エンターテイナーは焦りながらもカウント2で返す!!

起き上がったエンターテイナーはクローズラインをするが、エリックはかわし、カウンターの捻りを加えたエンズイギリを食らわす!!エリックはエンターテイナーをフォールするが、イーグルがカットに入る。

終盤、ファルコンとイーグルの一騎打ち。イーグルのエルボーをかわしたファルコンは得意技ファルコン・アローを炸裂させる!!そこにエンターテイナーとハートがリングインするが、ファルコンはフライング・クローズラインで2人をまとめて蹴散らす。だが、イーグルはファルコンに背後から得意技のフルネルソン・スラムを決め、フォール!!そこにポセイドンがカットに入り、そのままイーグルに必殺技のランニング・ニー!!しかし、エンターテイナーが復活してポセイドンに必殺技のフェイス・チェック!!今度はそのエンターテイナーにエリックが必殺技のシンボル・カット!!さらに今度は復活したハートがエリックにデスバレー・ボム!!それからファルコンがハートをシングルレッグ・ドロップキックでリングから追い出す!!

大混戦の後、改めてファルコンとイーグルの一騎打ちとなる。ファルコンはイーグルが起き上がるのを待ち構えて、必殺技のファルコン・クラッシュを決めるようとするが、イーグルがファルコンをキャッチ!!そのまま金具が剥き出しとなったターンバックに顔目掛けてぶつけてから、ファルコンに掟破りのファルコン・クラッシュを決めてフォールし、3カウント!!イーグル組の勝利!!

実況「ファルコンは敗戦続きです。それにここにきてイーグルがその存在を主張してきました。」

解説「この混戦を制したのはイーグルだ。ヤツはスター王座を落としたばかりだが、それを払拭するつもりのようだ。それにファルコンの技で勝ったのは、ヤツとの戦いはまだ終わっちゃいないということなのか?」

・メインイベント DESTINY王座戦 シャックス(c) vs ザ・フィニッシャー

今夜組まれたカードだが、ついにザ・フィニッシャーのDESTINY王座挑戦ということもあり、観客の声援は大きい。リングではDESTINY王者シャックスと団体の顔ザ・フィニッシャーが睨み合っている。

ゴングが鳴り、試合開始。

なかなかロックアップせず、間をたっぷりと使うが、先陣を切ったのはシャックス。いきなり、フィニッシャーに強烈なビンタを見舞う!!それを受けたフィニッシャーは、なにやら「うんうん」と頷いている。シャックスはやってやったぞとばかりに得意げにしているが、フィニッシャーは仕返しにシャックスを殴る。シャックスも応戦し、殴り合いとなる。その殴り合いを制したのはフィニッシャーで、シャックスをロープに振るが、シャックスはロープに腕を絡ませてリバウンドを拒否。そのままリングからエスケープ。観客からブーイングと声援が同時に送られ、シャックスは得意げにリングサイドを歩いている。フィニッシャーはリングから降りてシャックスを追いかけるが、シャックスが逃げながら先にリングイン。フィニッシャーもリングインするが、シャックスが待ち構えており、フィニッシャーにドロップキック!!フィニッシャーはそれを読んでおり、寸前で避ける!!

フィニッシャーはクローズラインから攻勢に転じ、さらにベリー・トゥー・ベリーを2連発!!続け様に倒れているシャックスを持ち上げてジャーマンで投げるが、シャックスは後方宙返りの要領で背後に着地。背後からフィニッシャーをロープに押し込んで伝家の宝刀のオコーナー・ロール。だがフィニッシャーはセカンドロープを掴んで抵抗!!それからシャックスの頭にバック・エルボーを食らわせ、パンチを連打!!

フィニッシャーはシャックスを攻撃するためにロープで勢いをつけるが、シャックスがトーキックで反撃!!シャックスはフィニッシャーをコーナーに振り、フィニッシャーの胸板にチョップを連発!!それから対角線のコーナーに向かい、助走をつけてエルボー・スマッシュ!!そしてコーナーからフィニッシャーを退かせて、コーナーに上がり、ダブル・アックス・ハンドル!!フィニッシャーをフォールするが、カウント2!!

シャックスは倒れているフィニッシャーの脇腹をキックし、馬乗りになってエルボー連発!!優勢となったシャックスは手を広げてアピールし、観客を煽る。

それからなんとか攻守逆転したフィニッシャーはシャックスをロープに振り、自らも反対側のロープに向かって走る。フィニッシャーはリバウンドしてきたシャックスにクローズラインを見舞おうとするが、シャックスは上半身を屈めてかわし、お互いにまたロープに向かって走る。そしてシャックスがフィニッシャーにヒールキック!!クリーンヒットし、倒れるフィニッシャー。勝機を悟ったシャックスはフィニッシャーを起こして得意技のシャックス・ドライバーを炸裂させる!!それから必殺技のSDMを仕掛けるが、フィニッシャーはかわして、シャックスの両足を掴んで倒し、得意技のシャープ・シューター!!しっかり腰を落として締め上げる。両脚を絡ませられているため、シャックスはロープまで這っていくのは難しい。シャックスはギブアップせず、それでもなんとか這っていきロープ・ブレイク!!

フィニッシャーは攻撃の手を緩めず、エルボーを投下、それから起き上がらせてスープレックス!!フォールするが、カウント2!!フィニッシャーは続け様にシャックスの腕を捻ってDDTの体勢に持って行くが、シャックスは寸前で身体を入れ替えて、カウンターのノーザンライト・スープレックス!!そのままブリッジしてフォールするが、カウント2!!

シャックスは膝立ちするフィニッシャーの胸にキックを連発し、頭にもキック!!間髪入れずにフィニッシャーを起き上がらせて、シャックスはその場飛びハリケーン・ラナ!!しかしフィニッシャーはキャッチ、それから連続パワーボムを炸裂させる!!フィニッシャーはなんとか這ってシャックスをフォールしようとするが、死んだふりの如く、突如復活したシャックスがフィニッシャーにクロスフェイスを掛ける!!両腕でフィニッシャーのがっちりと頭を締め上げる!!レフェリーはフィニッシャーの右腕を持ち、気絶しているか確認(計3回、レフェリーが技を掛けられている選手の腕を上げてから離す。その選手が3回とも力無く、腕下ろしたら気絶とみなし、技を掛けている選手の勝利となる)。2回、フィニッシャーの腕はだらりと落ちるが、3回目で腕を上げて敗北を拒否!!フィニッシャーはなんとか立ち上がり、右腕でシャックスの腹にエルボー連打、ついにシャックスは技を解き、フィニッシャーはシャックスの右腕を捻りDDTを決める!!

勢いに乗ったフィニッシャーはクローズライン二連発を浴びせてから、シャックスをロープに振り、リバウンドしてきた瞬間にパワースラム、そしてランニング・レッグ・ドロップ=必殺技前の連携技を決める!!

フィニッシャーはシャックスが起き上がるのを待ち構えて、必殺技のフィニッシャー・バスターを決めようとするが、シャックスがカウンターの得意技のデビルズ・ショット!!得意技を決めたものの、ダメージを負っているシャックスはフォールに行けず、両者ダウン状態に。

それからフィニッシャーとシャックスは同時にゆっくりと立ち上がり、殴り合う。またフィニッシャーが殴り合いを制し、それから得意技のスーパーキックを放つが、シャックスは寸前で避けて背後に回る。そのままフィニッシャーをロープに押し込んで2回目のオコーナー・ロール!!なので、シャックスはフォールせず、背後から距離を取って2発目のデビルズ・ショットを狙う!!シャックスはフィニッシャーが起き上がった瞬間、走って向かっていくが、フィニッシャーは待ち伏せの如く、カウンターのスーパー・キックを決める!!顎にクリーンヒットし、シャックスは力なく倒れる。勝機を悟ったフィニッシャーは再度フィニッシャー・バスターを狙う!!

だがそこに突如、フードで顔を隠した謎の黒衣の男が乱入!!フィニッシャーを背後からクローズライン!!さらにフィニッシャーにフィニッシャー・バスターを食らわす!!試合は無効試合に。シャックスは状況を飲み込めていないが、黒衣の男を警戒しつつリングから降り、ベルトを大事そうに抱えて去っていく。リングでは黒衣の男が倒れたフィニッシャーを見下ろし続けている。

解説「ヤツは一体誰なんだ!?」

実況「いや、今のところ検討もつきません・・・。とにかく今ハッキリとしているのは謎の男がフィニッシャーを襲撃したということです・・・。これから一体どうなってしまうのでしょうか!?」