架空プロレス団体DESTINY

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DESTINY Season1 May 2nd 「BRAVE」#6

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「BRAVE」対戦カード(全7試合)

シングルマッチ 青柳芽依 vs ソフィア

・タッグマッチ ジャスティン・デューク&高木翔吾 vs アレックス・オブライエン&ルーク・バーンズ

ノンタイトルタッグマッチ ロード・ロッケンローラー vs 無名選手

・タッグマッチ スズキ・ルイ&宝生ダリア vs リサ&ジュディ・テイラー

シングルマッチ ザ・フィニッシャー vs ジ・エンターテイナー

6人タッグマッチ シャックス&ハードコア・エキスプレス(ザ・ハードコア&ザ・USA) vs シャドー・イーグル&ブラッディ・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャッカー)

・メインイベント シングルマッチ エリック vs ブラック・フィニッシャー

試合結果

シングルマッチ 青柳芽依 vs ソフィア

ソフィアが芽依を突き飛ばす!!それにキレた芽依がエルボー・スマッシュ連打し、試合開始!!

ソフィアは横回転ベリー・トゥー・ベリー、バックブリーカー・ドロップ、ネックブリーカーを、芽依はDDT、リバース・DDT、ジャーマン・スープレックス・ホールドを繰り出し、激しい攻防となる。

終盤、優勢となった芽依は必殺技のスーパーキックを放つが、ソフィアはそれをかわして芽依の片足を掴んで倒し、必殺技のSTF!!しかし、芽依はなんとか抵抗して逃れ、逆にソフィアを丸め込んで3カウント!!芽依の勝利!!

・ポセイドンのプロモ

ポセイドンはリング上で演説。

ポセイドン「カタストロフィー、お前は勝ったが、あれでは納得できない。お前とサシで決着をつけたい。お前にその気はあるのか?」

カタストロフィー登場。

カタストロフィー「俺は手段は選ばぬ主義でな。要はこの俺の哲学ではお前に勝ったというわけだ。」

ポセイドン「そうか・・・。お前は話が通じぬタイプということだな・・・。」

なんとポセイドンはカタストロフィーを殴り倒す!!

実況「イラつく相手に怒りの一撃!!」

解説「宣戦布告だな。しかし、互いに次のステップに進みたい時期でもあるだろう。そのためにここで相手を倒し、自分をアピールするにはいい機会かもしれないぞ。」

・タッグマッチ ジャスティン・デューク&高木翔吾 vs アレックス・オブライエン&ルーク・バーンズ

実況「久々のデュークと翔吾のタッグです!!」

まずはデュークとオブライエンが出陣。

互いに睨み合いつつ、様子を窺う。

実況「オブライエンは抗争の火種を振り撒いています。その振り撒かれたうちの1人がデュークです。」

突如、オブライエンはバーンズとタッチ!!

解説「これは狡賢いな。心理戦を仕掛けてる。」

デュークとバーンズの戦いとなるが、両チームはタッチを繰り返し、互角の勝負を繰り広げる。終盤はデュークとオブライエンの戦いに。

デュークはオブライエンに得意技のリバース・パワースラムを決め、フォールする!!すかさず、バーンズがカットに入り、起き上がろうとするデュークに必殺技のアックス・キックを炸裂させる!!これに対し、高木がリングインしてバーンズを場外に投げる!!高木はそのままリングに留まり、オブライエンを起き上がるのを待ち構えて、必殺技のハイキック!!だが、場外のバーンズがリングインして高木にバックスピンキック!!そこからバーンズは再度アックスキックを決めようとするが、復活したデュークが立ち塞がり、バーンズは反射的に立ち止まる!!その隙をついたデュークはドロップキック!!それから高木は起き上がったオブライエンに張り手をし、そのオブライエンにデュークが必殺技のバタフライ・エフェクトを決めてフォールし、3カウント!!デューク組の勝利!!

実況「オブライエンは抗争を振り撒いていますが、先週に続き、今夜もその報いを受けています!!」

GMルーム

フライ・キッドがGMルームを訪れる。

キッド「臨時GM、折入って頼みがある。」

レイチェル「何、頼みって?」

キッド「試合がしたい。」

レイチェル「それなら、相手によるけど。」

キッド「鬼塚の野郎と戦わせてくれ。もちろん、タダでとは言わん。このスター王座も賭けてもいい。とにかく戦わせてくれ。頼む。」

レイチェル「まぁ、そんなに慌てないで。これから試合を組むから。最近揉めてるようだし、思う存分戦いなさい。スター王座戦ならファンも期待してるはずよ。」

キッドは「恩に着る。」と言って部屋から出ていく。

今夜のカードに「DESTINYスター王座戦 フライ・キッド vs アンダードッグ鬼塚」が追加される。

ノンタイトル・タッグマッチ ロード・ロッケンローラー vs 無名選手

スカッシュマッチ。ロード・ロッケンローラーのフォール勝ち。

・実況席

実況「今夜も期待のカードが目白押しですが、なんといっても注目なのが、ライバル関係のルイとダリアがタッグを組み、リサとジュディと戦います。ルイとダリアが組むことなんて今まで想像できませんでした!!まさに夢のタッグです!!」

解説「水と油の2人だと思っていたが、わからないものだな。」

そのままバックステージの通路の映像に切り替わる。通路にはルイとダリアがいる。

ルイ「アンタとはずっと緊張関係を保っていたかったけど、今夜は組むことになったから、一時休戦。」

ダリア「一時的・・・?」

ルイ「ダメなの?」

ダリア「なんでもいいけど、とにかく力を合わせてあの2人をブチのめそう!!私たちの力を見せつけてやる!!」

ダリア「"私たち"の力をね。」

・DESTINYスター王座戦 フライ・キッド vs アンダードッグ鬼塚

両者、殴り合いで試合開始!!キッドが優勢になり、鬼塚をロープに振るが逆に鬼塚が振り返す!!鬼塚はキッドを待ち構えてバック・ボディ・ドロップを仕掛けようと上半身を屈める。キッドはそれを読んでおり、鬼塚にトーキックを食らわせ、素早くチキンウィング・クレイドルで丸め込もうとするも、鬼塚は抵抗してボディスラムを決める!!仰向けで倒れるキッドに、鬼塚はロープで勢いをつけてエルボー・ドロップを投下!!フォールするが、カウント2!!

鬼塚は休む暇を与えず、キッドを立たせてターンバックルに頭を叩きつける!!フラつくキッドをコーナーにもたれ掛からせて、鬼塚はセカンドロープを足場にパンチを浴びせる!!しかし、キッドはその体勢から鬼塚をパワーボムの状態で持ち上げて、数歩を歩く!!鬼塚はすぐに反応して背後に着地、バック・スープレックスでキッドを投げるが、逆にキッドが後方宙返りで着地して、鬼塚にパンチを浴びせてからロープに振る!!リバウンドしてきた鬼塚にキッドはヒップ・トス!!さらに鬼塚の左腕を自らの脇の下から絡めてアームロック!!左腕を極められながらも鬼塚は立ち上がり、右腕でボディーブローを連発してアームロックから脱出!!続け様にラシアン・レッグ・スウィープをキッドに決めて、フォール!!しかし、カウント2!!

鬼塚はキッドを立たせてロープで勢いをつけてクローズラインをするが、キッドはかわし、逆にロープで勢いをつけて鬼塚にクロスチョップを決める!!キッドは鬼塚をフォールするが、これもカウント2!!

終盤、キッドは鬼塚に得意技のペンデュラム・バックブリーカーを決める!!

実況「これは強烈!!」

キッドはコーナーに上がって必殺技のダイビング・クロスボディを決めるため、鬼塚が起き上がるのを待ち構える。それを察した鬼塚はコーナーで待機するキッドに素早くパンチを浴びせ、そのままデッドリー・ドライブでマットに叩きつける!!

解説「キッドは一か八かの博打ですっちまったぞ!!」

逆に鬼塚がコーナーに上がり、起き上がったキッドにダイビング・ショルダー・ブロックを炸裂!!キッドは吹っ飛ばされるが、その勢いのままエプロン側に逃れる。

解説「これはいい動きだ。大技を食らっても即座に反応して、鬼塚にフォールを取らせなかったぞ。」

キッドはエプロン側でロープに捕まりながら立ち上がるが、鬼塚はそのキッドにランニング・ニー・バットを浴びせて場外に落とす!!さらに鬼塚は反対側のロープで勢いをつけて、ロープの間をすり抜けて場外のキッドにスーサイド・ダイブを敢行!!

鬼塚はキッドをリングに入れてから、イスを持ち出す。

解説「まさか、勝利よりも名誉の反則負けを選ぶ気か?」

実況「これは王座戦ですよ。せっかくのチャンスを棒に振るつもりでしょうか!?」

レフェリーは警告しているが鬼塚は意に介さず、キッドに向かってイスを振り下ろす!!キッドはそれを避けて、鬼塚にトーキックを浴びせて必殺技のカナディアン・ネックブリーカーの体勢に持ち上げる!!だが鬼塚は抵抗して着地、逆にキッドを必殺技のアンダードッグ・DDTの体勢に捕える!!すぐさまキッドも体勢を入れ替え、鬼塚を奥の手チキンウィング・クレイドルで丸め込み、3カウント!!キッドの王座防衛!!

キッドは勝利したのも束の間、すぐさま鬼塚が殴り掛かり、ストンピングを浴びせる!!しかし、そこにオブライエンが現れ、鬼塚を襲撃!!だが、今度はデュークがやってきてオブライエンにバタフライ・エフェクトを浴びせる!!

実況「大混乱です!!」

さらにはキッドが復活して、デュークと睨み合う!!

解説「ついに王者同士が互いを意識したのか!?となると抗争が渦巻く中、2冠王座戦が実現するのか!?」

・フィニッシャーのプロモ

フィニッシャー「前回は休んだ。なぜなら、『センセーショナル・ストーム』が凄まじかったからだ。ブラック・フィニッシャーは俺に勝ったんだ。正直、全力で戦ったが何にもできなかった・・・。この敗北は俺の人生で中でワースト1、2位を争うものだ・・・。なんと言えばいいか・・・、いや、言葉を選ばなければならない・・・。(フィニッシャーは苦笑いしながら)この敗北は去年の、あの真夏の出来事に匹敵する。」

実況「ある意味、忘れられない夏の出来事ですね・・・。」

フィニッシャー「これは言うのも憚れるが、あの真夏の試合は結果はどうあれ実質、俺の負けだ。これこそ、正真正銘の完膚なきまでの敗北だった。しかし、彼はもういない。この団体から去ったんだ。彼とはもう戦いようがないが、ブラック・フィニッシャー、お前とは戦える。お前が俺のコピーだとか、存在意義などどうでもいい!!ひとりのレスラーとしてお願いしたい。ブラック、今度のPPV『ソウル・インパクト』にて、リベンジさせてくれ!!」

実況「ここでリベンジを表明しました!!」

そこにブラックが登場!!

ブラック「良かろう・・・。だが、お前のハートをへし折ってやる。」

フィニッシャー「いや、へし折ることはできない!!俺は右ストレートを食らって顔面をケガした後、リアル・ファイターにボコボコにされかけても這い上がってきた男だ!!何度でも立ち上がる男だぜ!!ブラック、お前は恐ろしく強い。でも、今度は、今度こそは俺が勝つからな!!」

ブラック「いいか、忘れるなよ。俺がブラック・フィニッシャーであることを・・・。お前のハートを上回る、執念を持っているのだ・・・。」

実況「ザ・フィニッシャーはリベンジを宣言をしました。一方のブラック・フィニッシャーはザ・フィニッシャー打倒の執念を不気味にたぎらせています。」

解説「情熱と執念のぶつかり合いだな。しかし、これでどちらかが勝とうとも、2人の戦いは末永く続くような予感がする・・・。」

実況「確かに・・・。宿命のライバルということでしょう。」

・タッグマッチ スズキ・ルイ&宝生ダリア vs リサ&ジュディ・テイラー

まずダリアとリサが出陣。お互いにロックアップはせず、距離を保ったまま様子を窺っている。すると、リサがダリアに近づいてビンタ!!

解説「これは・・・。流石に相手を見た方がいいぞ・・・。」

ビンタを受けたダリアは笑っている。リサはさらに2発目のビンタ!!それでもダリアは笑っている。リサは3度目を放つ!!ダリアは素早く手で受け止めて阻止、逆にリサを強烈なビンタで張り倒す!!

解説「まぁ、当然の結果だな・・・。」

ダリアはリサに馬乗りになってエルボー・スマッシュを連打!!そこから強引にリサを立たせて、頭を掴んでマットに放り投げる!!リサは背中を打ちつけるが、ダリアはまた放り投げる!!ダリアは間髪入れずにリサの頭に向かってエルボー・スタンプ!!

実況「これは強烈!!」

ダリアはリサをフォールするが、カウント2!!ダリアに攻められるリサだったが、突如、スモール・パッケージでダリアを丸め込む!!ダリアはカウント2で返すが、すぐさまリサはダリアの頭目掛けて低空ドロップキックを決める!!

解説「出たぞ、反撃の一手だ。リサはこの一撃で攻守逆転させてしまう。」

リサは起き上がりかけたダリアに、また頭目掛けてニー・バットを食らわす!!そのままフォールするが、今度はルイがカットに入る!!

リサは手を緩めることなく、ダリアを捕らえてジュディが控えるコーナーの相向かいのコーナーに振り、そのまま串刺しクローズラインを決める!!さらにダリアを座らせて、フットチョーク!!

それからリサとジュディはタッチを繰り返し、ダリアを追い詰める。パートナーのルイは手を伸ばすが、ダリアはなかなかタッチできない。

対戦権のあるリサはダリアをロープに振り、中央で待ち構える!!しかし、ダリアはハイ・ニーで反撃!!ダリアなんとか這いながらルイとタッチ、リサも同時にジュディとタッチ!!

勢いに乗るルイはジュディに先制パンチからクローズライン!!さらにリングに残っていたリサを場外に排除!!だがジュディから反撃のビッグ・ブートの食らう!!ジュディはルイをロープに寄りかからせてから、エプロン側に移動してルイの頭を掴んでホット・ショット!!

実況「これはキツい!!」

ジュディはリングインしてルイをフォールするが、カウント2!!

終盤、両チームは交代を繰り返し、対戦権はルイとリサに。

主導権を握るリサはルイをスープレックスの状態で持ち上げながら、ルイの両足をトップロープに乗せ、そのままスリングショット・ネックブリーカー!!

実況「まさにスリングショット・リサ・ブレーカー!!」

リサはフォールするが、ダリアがカットに入る!!

解説「リサは王者になって自信を持ったばかりか、冷徹にもなったな。認めたくはないが、王者になって一気に輝きを増したぞ。」

だが、そこからジュディもリングインして、ダリアにアイアン・クロー!!すぐさまダリアは反撃して、逆に得意技のチキンウィング・フェイスロック!!すかさずリサはダリアにエルボー・スタンプでカットに入る!!

その隙に復活したルイは背後からリサに必殺技のタイガー・スープレックスを決め、ブリッジしてフォールし、3カウント!!ルイ組の勝利!!

ダリアはルイに手を出して、握手を促す。ルイもそれに応じ、勝利を称え合う!!

・バックステージ 試合前 エンターテイナーへのインタビュー

アナウンサー「今夜、ザ・フィニッシャーとシングルで対決しますね。どのような心境でしょうか?」

エンターテイナー「俺様はフェイス・スタイル・ボイス、全て整っている男だ。そんな俺様が今夜、団体の顔であるザ・フィニッシャーと対決する。これはチャンスだ!!いや、これはただのチャンスではない、千載一遇のチャンスだぞ!!俺様は栄光を手にしてやる!!この俺様がザ・フィニッシャーを倒したら、エリックに敗北したこと、さらには高木翔吾に敗北したことすら帳消しになるだろう!!ここから、この俺様はトップの座に躍り出るのだ!!」

解説「コイツはこういう時だけ、無駄に前向きだな。」

エンターテイナー「ザ・フィニッシャーは先ほど言った通り、団体の顔だ。ヤツはエリックよりも輝いている、正真正銘のスーパースターだ。だが、その光は強烈で同時に漆黒の影を作る。この俺様の存在も、その光に掻き消されてしまうのだ。しかし、そんな時代は終わる。そうだ、このジ・エンターテイナーがザ・フィニッシャー、お前をやっつけるからだ!!」

そこになんとブラックが登場。

ブラック「お前の演説は聞かせてもらった。俺はさっき言った通り、ザ・フィニッシャーのハートをへし折るつもりだ。お前はジ・エンターテイナーと言ったか?お前も今夜、ザ・フィニッシャーと戦うようだな。遠くからその戦いを見物させてもらうぞ。」

エンターテイナー「そうか・・・。ならば俺様も、お前さんとエリックの戦いを遠くから見届けさせていただく。いや、お前さんには勝ってもらわなくてはならない。是非ともヤツに目に物見せてやってくれ。期待しているぞ。」

ブラック「フッ・・・、言われるまでもない・・・。」

その場から去るブラック。

シングルマッチ ザ・フィニッシャー vs  ジ・エンターテイナー

実況「ザ・フィニッシャーはブラック・フィニッシャーに敗れてから、初めての試合です。一方のブラックは前回、ファルコンを破って勢いに乗っています。」

解説「フィニッシャーはブラックに敗れた心理的影響がなければいいが。エンターテイナーも前回、高木に不覚を取られて敗れたが、エンターテイナーは侮れない男だ。いつ隙をつかれてもおかしくはない。」

両者、ロックアップで試合開始。体格はフィニッシャーが勝るため、パワーで押し返され、吹っ飛ばされるエンターテイナー!!再度、ロックアップをするがまた力で吹っ飛ばされるエンターテイナー!!

三度、両者ともロックアップを仕掛けるが、なんとエンターテイナーはニー・バットで拒否し、フィニッシャーの頭にパンチを連打!!ペースを掴むべくエンターテイナーはロープで勢いをつけるが、フィニッシャーはショルダー・ブロックで迎撃!!フォールするが、エンターテイナーはカウント2で返す!!

解説「エンターテイナーは高木に続いて、フィニッシャーもやりづらそうだな。」

実況「フィニッシャーは体格とパワーで勝ってますからね。」

フィニッシャーは得意のパンチを連打!!エンターテイナーは防戦一方となり、ロープに寄りかかる。チャンスと見たフィニッシャーは助走をつけてクローズライン!!エンターテイナーは瞬時に身を屈めつつ、フィニッシャーの足元を掬って逆に場外に落とす!!

解説「やられながらも上手く誘ったな。」

エンターテイナーはエプロンサイドに移動し、立ち上がろうとするフィニッシャーにダブル・アックス・ハンドルを投下!!そのままフィニッシャーをリングに戻してから、自らもリングイン

倒れているフィニッシャーにエンターテイナーはストンピングを食らわし、それからロープで勢いをつけてニー・ドロップ!!だがフィニッシャーは寸前で避けて、エンターテイナーは自爆。逆にフィニッシャーがニー・ドロップを投下する!!またフォールするが、カウント2!!

フィニッシャーはエンターテイナーにヘッドロック!!エンターテイナーは膝をついて立ち上がり、フィニッシャーの腹にパンチを浴びせ、ヘッドロックから脱出!!エンターテイナーは反撃に転じ、フィニッシャーにニー・リフトから、背中にハイ・ニー!!さらにネックブリーカー!!フォールするが、カウント2!!

その後、フィニッシャーが優勢の試合展開となり、終盤、エンターテイナーは3連続パワーボムを食らう!!勝機を悟ったフィニッシャーは必殺技の前の連携技である、クローズライン2連発→パワースラム→レッグ・ドロップを決める!!そしてフィニッシャーは畳み掛けるべく、エンターテイナーに必殺技のフィニッシャー・バスター!!しかし、エンターテイナーはバック・エルボーで阻止して、フラついたフィニッシャーをスクール・ボーイで丸め込み、3カウント!!エンターテイナーの勝利!!

実況「なんとエンターテイナーが逆転勝利です!!」

解説「いや、終盤までフィニッシャーが試合を支配していたがな・・・。最後の最後で丸め込まれてしまった。勝負は何が起こるか分からないが、やはりフィニッシャーはブラックに敗れた影響があるのかもしれん・・・。」

・バックステージ 試合前 シャックス、ハードコア・エキスプレスへのインタビュー

アナウンサー「今夜は・・・、」

シャックス、アナウンサーからマイクを奪い取る。

シャックス「ハードコア・エキスプレスよ、大船に乗ったつもりでいろ。俺は禿鷹ではなく、敵に不幸をもたらすコウノトリだ。イーグル、ブラッディ・ジャッカーよ、お前たちは俺たちに負ける。それに俺はDESTINY王者だ。負けるはずがないのだ。」

シャックス、USAにマイクを渡す。

USA「ブラッディ・ジャッカーよ、お前たちはまだタッグ王者を狙っているようだが、残念ながらここで俺たちが格の違いを見せてやる!!それに今夜はDESTINY王者のシャックスがパートナーであるから、お前たちは確実に負ける運命なのだ。そして王者ロード・ロッケンローラーよ、お前たちの政権はこの俺たちが取って変わる!!」

USA、ハードコアにマイクを渡す。

ハードコア「ロード・ロッケンローラー、お前たちは今夜勝利したようだが、今のうちにベルトと思い出作りでもしとけ!!そのベルトはこの俺たち、ハードコア・エキスプレスの物となる!!ブラッディ・ジャッカー、お前たちの出る幕はないぞ!!」

そう言ってシャックスとハードコア・エキスプレスはその場を後にする。

6人タッグマッチ シャックス&ハードコア・エキスプレス(ザ・ハードコア&ザ・USA vs シャドー・イーグル&ブラッディ・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック)

先発はシャックスとイーグルでロックアップ!!イーグルが力比べで勝り、シャックスはロープに組みついてロープ・ブレイク。イーグルはすぐにクリーン・ブレイク。するとシャックスはイーグルにビンタ!!

実況「シャックスは力比べで負けようとも、すぐに挑発して相手のペースを乱します。」

挑発にキレたイーグルはシャックスに向かっていくが、シャックスはトーキックで迎撃し、イーグルをロープ越しに投げる!!イーグルはなんとかロープを掴んでエプロンサイドに着地するが、シャックスはドロップキックを浴びせて、イーグルを場外に落とす!!

シャックスはリングから降りてイーグルを捕えるが、イーグルはすぐさま突進し、シャックスは背中をエプロンにぶつける!!

解説「素早い反応だ!!」

イーグルはシャックスをリングに戻し、自らもリングインし、フォール!!だが、カウント2!!イーグルはシャックスを座らせて、背中にサッカーボール・キック!!さらに助走をつけてネック・スナップを決める!!イーグルはフォールするが、カウント2!!

それから両チームは一進一退の攻防を繰り広げ、終盤、対戦権はキースとハードコアとなる。ハードコアはUSAをリングに呼び込み、キースにツープラトンスープレックス!!フォールするが、イーグルがカットに入る!!しかし、シャックスもリングしてイーグルと乱闘になり、優勢となったイーグルがクローズラインでシャックス諸共、場外に落下!!

リング上ではハードコアとUSAが2人がかりで再度、キースに襲いかかるが、そこにジャックが駆けつけてハードコアとUSAにダブル・クローズライン!!

そしてキースとジャックが連携し、ハードコアをツープラトンチョークスラムでマットに叩きつける!!そのままキースがフォールし、3カウント!!イーグルとブレイン・ジャッカーの勝利!!

一方、シャックスとイーグルの乱闘は試合終了後も続き、互いに殴り合いながらステージ裏に消えていく。ブレイン・ジャッカーの2人は勝利の余韻に浸るが、そこに王者組ロード・ロッケンローラーが現れ、ベルトを見せつける。

実況「果たしてタッグ王座戦線は一体どうなるのでしょうか!?」

・バックステージ 試合前 エリックへのインタビュー

アナウンサー「エリック、これからメインイベントのブラック・フィニッシャー戦ですね。意気込みをお聞かせください。」

エリック「今夜は気合いが入りまくりだ。だから、あまり気の利いたことは言えない。前回のトリプスレットでは不覚を取られちまった。このままではレイチェルの王座挑戦者の参考から漏れちまう。だからここで勢いに乗るブラック・フィニッシャーを倒して、俺の存在を一気にアピールしてやる!!トリプルスレットに負けてもブラックに勝ちゃ、文句はないだろう!?」

エリックはその場を去る。

実況「エリックは気合い入りまくりです!!」

解説「その意気だ。ここでなんとか取り返してやろうという強い意志が必要なんだ。」

・メインイベント シングルマッチ エリック vs ブラック・フィニッシャー

実況「今夜のメインイベントが始まりました。果たして、未だかつていない勢いに乗るブラック・フィニッシャーと、エンターテイナーとの長きに渡る抗争に決着をつけ、次のステップに進みたいエリックの、どちらが勝つのでしょうか!?」

解説「正直、エリックはここで負けるわけにはいかないぞ。DESTINY王座挑戦者選考のためには、なんとしても前回の敗北を帳消しにするくらいのインパクトは残しておきたい。確かにトリプルスレットは予想のつかない試合形式だが、それに勝ったイーグルが挑戦者の有力候補になっているのは間違いない。だからこそ、ブラックから"初黒星"を奪い、快挙を成し遂げることでイーグルとの差を埋めたいな。それにブラックは前王者のファルコンを破っているから、この一戦の勝利で逆にエリックはイーグルに差をつけれるかもしれないぞ。」

睨み合う両者。体格ではブラックが勝る。

解説「ここは慎重に出た方がいい。」

実況「ブラックには殺気を感じますが、同時に凄まじい緊張感を漂わせています。」

突如、ブラックが緊張感を裂くようにパンチを放つ!!エリックは素早くかわして、エルボー・スマッシュを連打!!すぐにエリックはロープで勢いをつけるが、ブラックがショルダー・ブロックで迎撃!!ブラックは倒れたエリックを立たせてロープに振り、リバウンドしてきた瞬間にビッグ・ブート!!だがまたエリックはかわして、スクール・ボーイで丸め込む!!

実況「これで勝利もあり得ます!!」

しかし、カウント2!!

解説「決まらなくてもいいんだ。得意のテクニックが炸裂したことによって、いつでもそれができると、プレッシャーを与えられる。」

エリックはドヤ顔でブラックを見る。ブラックは反応せず。そこから両者、ロックアップで組み合おうするが、エリックは背後に回り込む!!すかさずブラックはバック・エルボーで対応し、ペースは掴ませず。ブラックはフラつくエリックをロープに振り、リバウンドしてきた瞬間にルーテーズ・プレスからマウント・パンチを決める!!さらにブラックは倒れたエリックにレッグ・ドロップを投下!!そのままフォールするが、カウント2!!

実況「このままブラックに捕まってしまうと厳しいですね。」

解説「体格差があるし、何よりブラックにはザ・フィニッシャーから受け継いだパワーが備わっている。苦しいぞ。」

ブラックは両手でエリックの頭を掴んで、首を折るようなチンロックを決める!!苦悶の表情を浮かべるエリックだが、なんとか立ち上がってブラックに膝蹴りを浴びせ、チンロックから脱出!!間髪入れずにエリックはエルボー・スマッシュを浴びせて、よろけるブラックに捻りを加えたエンズイギリ!!しかし、ブラックは倒れない!!エリックは続け様にジョー・ブリーカー!!それでもブラックは倒れない!!

解説「ヤツは巨木か!?」

エリックはロープで勢いをつけてブラックにジャンピング・DDTを炸裂させる!!

実況「ブラックを切り倒しました!!」

ブラックは大の字でグロッキーに。エリックはチャンスと見て、なんとコーナーに上がり、必殺技のジェット・スプラッシュを狙う!!それを察知したブラックは転がってリングアウトし、距離を取って回避。場外で呼吸を整えるブラック。しかし、エリックはコーナーから降り、助走をつけて場外のブラックに向かってノータッチ・トペを敢行!!観客から大歓声が上がる!!

エリックも呼吸を整えつつ、ブラックを一旦、エプロンサイドにぶつけてからリングに戻し、自らもリングイン。エリックは起き上がろうするブラックにロープで勢いをつけて、顔面にスライディング・キックを浴びせる!!

解説「こうなったら、ガンガン攻めた方がいい!!」

エリックはフォールするが、カウント2!!エリックはブラックを起こしてコーナーに振るが、逆に振り返される!!そしてブラックはエリックに向かって突進!!エリックはキックで迎撃して、それを受けたブラックはフラついている。その隙にエリックはコーナーに上がって、ダイビング・ブルドッグを決める!!エリックはフォールするが、またしてもカウント2!!

エリックは勝負を決するべく、ブラックが起き上がるのを待ち構え、得意技のハングマンズ・ネックブリーカー!!しかし、ブラックは体勢を入れ替えて必殺技のフィニッシャー・バスター!!だが、エリックもバック・エルボーで反撃し、ロープで勢いをつけるが、今度はブラックにベアハッグで捕まってしまう!!

実況「エリックは勝機を掴みかけていましたが、ブラックに力づくで押し返されてしまいます!!」

ブラックはジワジワとエリックの胴体を締め上げる!!

解説「この技は単純明快で力自慢だからこそ成せる技だ。つまり、それだけ恐ろしいってことだ。」

レフェリーはエリックに戦意を確認。エリックはギブアップせず、パンチで反撃する!!しかし、ブラックは反撃を許さず、そのままターンバックルに突っ込み、さらにそこからTボーン・スープレックスでエリックを放り投げる!!

解説「なんてヤツだ!!情け無用容赦のない攻撃の連続だ!!」

ブラックはエリックが起き上がった瞬間に、助走をつけて首を刈るようなクローズラインを決める!!勢いのあまりエリックは一回転!!さらにブラックは攻撃の手を緩めず、得意技のフィニッシャーマンズ・スープレックス!!そのままブリッジしてフォールするが、カウント2!!

実況「エリックも諦めません!!」

フォールを返したものの、起き上がれないエリック。それを見下ろすブラックは左手でエリックの頭を掴みつつ、右手で拳を作り、KOパンチを予告!!

解説「アレを食らったら終わりだぞ!!」

ブラックは膝立ち状態のエリックの頭目掛けてKOパンチ!!

しかし、エリックは避けてスクール・ボーイで丸め込む!!

実況「エリックが決めるか、1・・・、2・・・、ス・・・、ブラックがギリギリで肩を上げた!!」

攻守逆転、エリックは起き上がったブラックにパンチを連打!!さらに得意技のシンボル・ブリーカー!!これはたまらずブラックはよろけて、ロープに寄りかかる!!そしてエリックはブラックに渾身のクローズライン!!2人とも同時にリングから落下!!

レフェリーは両者にリングアウト・カウントを取るが、エリックが先に起き上がる!!

解説「こうなったら勝ち方を選んでいる場合じゃない。リングアウト勝ちでも、あのブラックに初黒星をつけられれば快挙だ!!」

ブラックはなんとか起き上がった瞬間、エリックは必殺技のシンボル・カット!!だが、ブラックはエリックを突き飛ばして回避する!!そしてブラックはエリックをチョークスラムで捕える!!

実況「場外でやるつもりでしょうか!!」

なんとブラックはチョークスラムでエリックを背中から鉄柱にぶつける!!

解説「これは酷い!!」

ブラックはリングイン!!エリックは場外で倒れたまま、10カウント!!ブラックのリングアウト勝ち!!

実況「恋愛では押しの強いであろうエリックは、ブラック・フィニッシャーの物理的なパワーの前に押し切られてしまいました。まさに勝利への恐ろしい執念です!!」

解説「きっとエンターテイナーは手を叩いて喜んでるに違いないな。」