架空プロレス団体DESTINY

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DESTINY Season1 May 3rd 「BRAVE」#7

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「BRAVE」対戦カード(全7試合)

ノンタイトルマッチ ジャスティン・デューク vs フライ・キッド

・DESTINY女子王座次期挑戦者決定4WAYマッチ 三井マキ vs レイラ・トンプソン vs キャサリン vs 小野田綾乃

シングルマッチ テリー・ウィズダム(セコンド アイリーン) vs ケヴィン・ウィリス

6人タッグマッチ 宝生ダリア&スズキ・ルイ&青柳芽依 vs リサ&ジュディ・テイラー&ソフィア

シングルマッチ ファルコン vs エリック

シングルマッチ ブラック・フィニッシャー vs ポセイドン

・メインイベント ノンタイトルマッチ シャックス vs ザ・フィニッシャー

試合結果

・レイチェルの挨拶

レイチェル「まず、DESTINY王座挑戦者候補の2人、イーグルとエリック、ここに来て。」

イーグルとエリックが登場。

レイチェル「挑戦者を決めたわ。イーグル、あなたが正式な挑戦者として、PPV『ソウル・インパクト』で王者シャックスと戦う。」

イーグル「当然だ。」

エリック「まぁ、覚悟はしてたさ・・・。トリプルスレットで負けてるしな・・・。」

レイチェル「でもエリック、いずれあなたにもチャンスは与えるつもりだから、あまり気を落とさないように。」

エリック「レイチェル、君には是非とも臨時じゃなく、正式なGMでいて欲しいぜ。」

レイチェル「フフフ、出来るならそうしたけどね・・・。」

イーグル「おいおい、イチャつくなよ。正式な挑戦者はこのシャドー・イーグルだ。蔑ろにするな。」

そこにシャックスが登場。

シャックス「イーグルよ、このDESTINY王者シャックスはお前のことをしっかり見ているぞ。とにかく望み通り、お前と1対1で決着をつけれるのだ。思う存分俺たちは戦えるぞ。小娘よ、お前のことは好かんが、今回に限ってはいい判断をしたな。」

レイチェル「はぁ?」

エリック「何、今回に限らずいい判断してるだろ。」

イーグル「出たぞ!!女の前でいいカッコしやがって!!だってエリック、お前は女ったらしだからな!!」

シャックス「エリック、お前は最低野郎だ。俺たちは悪魔だが堂々と悪さをするぞ。しかし、お前ら女ったらしはナイスガイのフリして騙すから、タチが悪い。女ったらしは総じて詐欺師である。」

イーグル「ああ、シャックスのおっしゃる通りだ。」

エリック「なんで・・・、俺が"悪役"になってんだよ。ってか、お前らホントに抗争してんのか?やけに息が合ってるぜ。」

実況「・・・と、いうことで正式な挑戦者はシャドー・イーグルとなりました。つまり、PPV『ソウル・インパクト』ではDESTINY王者シャックスにシングルマッチで挑むことになります。」

解説「イーグルが挑戦者に決定したことはさておいて、レイチェルはエリックにいずれチャンスを与えるらしいな。それにも注目だな。」

ノンタイトルマッチ ジャスティン・デューク vs フライ・キッド

実況「前回、乱闘の後、両者は睨み合いました。それに共に王者同士でもあります。今回はノンタイトル戦ですが、いずれお互いのベルトを賭けた2冠戦となるのでしょうか?」

解説「この対戦のきっかけはオブライエンだ。それに鬼塚も絡んでる。果たしてどうなるものか。」

ロックアップせず、殴り合いで試合開始。

パンチ合戦を制したデュークはキッドをロープに振り、待ち構えてクローズラインを狙うがキッドにかわされ、奥の手ダブルアーム・チキンウィングで丸め込めれる!!デュークはすぐにフォールを返して、美しいフォームのドロップキックをキッドに決める!!

終盤、キッドが優勢となり、デュークをリングから排除させ、場外のデュークに向かって必殺技のダイビング・クロスボディ!!そのまま殴り合って、両者リングアウト負け!!

試合終了後、両者ともにリングインして睨み合う。

キッドは「こうなったら、この決着をつけろ!!ベルトも賭けてやる!!」と宣言!!デュークも「分かった!!俺もベルトを賭ける!!」と応じる!!

しかし、そこに鬼塚とオブライエンがやってきて4人で睨み合いに!!

実況「こ、これは・・・、どうなるのか!?」

解説「この4人で2冠戦・・・!?」

ロード・ロッケンローラーのプロモ

キング「俺たちにチャレンジしたいヤツらがいるようだが、ここでハッキリさせるぞ!!俺たちは前にヤツらを倒してる!!俺たちは強い!!来るなら、まとめて来やがれ!!」

ウィズ「そうだ!!俺たちはDESTINYが誇る無敵のタッグチーム、ロード・ロッケンローラーなんだからな!!」

そこにハードコア・エキスプレスとブラッディ・ジャッカーが登場!!

キング「俺たちはいつでも受けて立つぞ!!どうだ!?」

そこにレイチェル登場!!

レイチェル「ロード・ロッケンローラー、2チームの挑戦を一遍に受けて立つのでいいってことね!?」

ウィズ「そのつもりだぜ!!」

レイチェル「なら来週、トリプルスレット・エリミネーション・タッグ王座戦を組むわ!!」

解説「何!?」

レイチェル「ルールは何となく理解してるようだけど、とりあえず説明するから。3チーム同時に戦って、敗れたチームが脱落する。最後に勝ち残ったチームが勝者ってことになる。」

実況「3チーム同時に戦うということは大混戦が予想されます!!」

レイチェル「ということで、3チーム揃ったことは、今夜は前哨戦としてチームの代表者を1人選んで、トリプルスレットで戦いなさい。」

今夜の対戦カードに「トリプルスレットマッチ ウィズ vs ザ・ハードコア vs ブラッディ・キース」が追加される。

・DESTINY女子王座次期ナンバーワンコンテンダー・4WAYマッチ 三井マキ vs レイラ・トンプソン vs キャサリン vs 小野田綾乃

マキとレイラ、綾乃とキャサリンがそれぞれ戦って試合開始!!

ペースを握ったマキはレイラをリングから排除。

一方、キャサリンは綾乃にクローズラインを決め、フォール!!そこにマキがカットに入る!!

実況「マキがカットに入りました!!ここで一旦、ルールをおさらいします。この試合では4人同時に戦いますが、誰か1人がピンフォール、またはギブアップを奪った時点で勝者が決まり、試合終了となります。つまり、この試合では他の出場者が敗北しそうな時は阻止しないと勝利を掴むチャンスを逃してしまいます。戦いながらも、常に周囲の状況に気を配らなければなりません。」

マキとキャサリンは睨み合ってから、殴り合い!!両者、合わせ鏡のように互いにロープで勢いをつけるが、場外からレイラがマキの足を掴んでリングから引き摺り出し、そのまま防護壁にぶつける!!

解説「手荒だが、こういったことも必要だ。相手を動けなくすることで邪魔されなくなるからな。」

レイラはリングイン。しかし、待ち構えていたキャサリンがレイラにビック・ブートを決める!!キャサリンはレイラをフォールするが、カウント2!!続け様にキャサリンはレイラにスープレックスを決め、再度レイラをフォールするか、そこに綾乃がカットに入る!!

綾乃とレイラは共闘して、キャサリンにツープラトン・バック・スープレックス!!すかさず、レイラがキャサリンをフォールすると、綾乃がカットに入る!!そこから綾乃とレイラの戦いに。その間、キャサリンは倒れながら場外に退避。

レイラがすぐに優勢になり、なんと綾乃をヘアー・ホイップでマットに叩きつける!!

解説「どぎつい洗礼だな!!綾乃はまだデビューしたばかり、先輩レイラは手加減なし、いやむしろ、かなり厳しい攻撃だぞ!!」

終盤、キャサリンとマキの戦いに。

優勢となったキャサリンがマキに必殺技のノーブル・パニッシュメント!!マキは避けてカウンターの必殺技のハイマキック!!すぐさまマキはキャサリンをフォール!!だが、そこに綾乃がカットに入る!!

そこからマキと綾乃の戦いになり、隙をついたマキがハイマキック!!だが、綾乃がそれをかわして必殺技のスナップメア・ドライバーを決める!!

解説「綾乃、最大のチャンスだぞ!!」

しかし、カウント2!!

そこに復活したレイラがコーナーに上がって、マキと綾乃にダイビング・ダブル・クローズラインを浴びせる!!綾乃はダウンし、マキはロープ側でグロッキーに。

レイラは勝負を決するべく、綾乃に必殺技のスクラップ・バスター!!しかし、またしても綾乃はバック・エルボーでブロック、そこからスクール・ガールでレイラを丸め込む!!

実況「ついにチャンスを掴むか!!」

レイラは3カウントギリギリで返すが、綾乃はレイラをスナップメア・ドライバーの体勢で捕える。しかし、レイラは素早く体勢を入れ替えて背後に回り、綾乃を突き飛ばす。綾乃はランニング・クローズラインをするが、レイラは避けてカウンターのスクラップ・バスターを決める!!綾乃をフォールし、3カウント!!レイラの勝利、女子王座挑戦権を獲得!!

・エンターテイナーのプロモ

エンターテイナー「言うまでもないが、この俺様はジ・エンターテイナーだ。フェイス、スタイル、ボイス全て整ってる男だ。前回、俺様は宣言通り、ザ・フィニッシャーを倒したぞ。俺様はDESTINYの顔を倒したんだ。これまでの敗北、つまり翔吾に負けたことなど帳消しだ!!」

そこに翔吾が登場!!

翔吾「確かにアンタはフィニッシャーに勝った。けど、この俺に負けたことが帳消しになるわけないだろ。負けは負けだ。認めろよ。」

エンターテイナー「おい、貴様の精神性はまるでイキリ大学生か、再生回数が欲しいだけの噛みつき系動画配信者に等しい。結局、人のやったことに乗っかっているだけでクリエイティブ性は皆無だ。一方、この俺様はクリエイティブの塊、エンターテイナーなのだ。」

翔吾「別にお前で"楽しい"思いはしたことはない。むしろ、屁理屈で退屈だ。」

それに怒った?エンターテイナーが翔吾に殴りかかり、乱闘となる!!その最中、翔吾は必殺技のハイキックを見舞うが、エンターテイナーは避けて、そのままリングアウト!!翔吾は場外のエンターテイナーに「来い」と合図。一瞬、エンターテイナーはリングに戻るような素振りを見せるが、すぐに背を向けてその場を後にする。観客はブーイング。

解説「これは心理戦なのか、ただ怖気付いただけなのか。分からんな。」

実況「紙一重なんでしょうかね?いや、ただ怖気付いただけでしようね。」

シングルマッチ テリー・ウィズダム(セコンド アイリーン) vs ケヴィン・ウィリス

試合開始、突如ウィリスが殴りかかって先制攻撃を仕掛け、ウィズダムをロープに振る!!ウィリスはチョップを放つが、ウィズダムは避けて逆にロープで勢いつけてから飛びつき式アーム・ドラッグを決める!!ウィリスはウィズダムに投げられたことに怒り、その勢いで向かっていくが、またもアーム・ドラッグで投げられる!!だが、ウィリスもドロップ・トゥー・ホールドからエルボー・スタンプ、スリングショット・スープレックスで反撃!!それから両者、互角の勝負を繰り広げる。

終盤、ペースを握ったウィズダムは得意技のパンプハンドル・スラムを決めようとするが、ウィリスは抵抗して、パンチを浴びせる!!続け様にウィリスはウィズダムをリングから投げる!!だがウィズダムはロープを掴んで、逆上がりでリングに復帰!!ウィリスはすぐさまウィズダムを攻撃すべくダッシュで向かうが、ウィズダムがカウンターのハリケーン・ラナを決め、そのままフォールし、3カウント!!ウィズダムの勝利!!

解説「まさに鮮やかな勝利だった!!」

・バックステージ

ウィズダムとアイリーンは共に試合を終えて引き上げていると、そこにエンターテイナーが通りがかる。

ウィズダム「これは・・・、ウワサのジ・エンターテイナー。よろしく。」

ウィズダムは右手を差し出して握手を促し、エンターテイナーはそれに応じる。

エンターテイナー「ウィズダムと・・・、その美女はアイリーンと言ったな。まぁ、ウィズダム、デビューしてから良い滑り出しのようだ。その調子ならば、今後の活躍に大いなる期待できるな。」

ウィズダム「ありがとう。偉大な先輩に期待してもらえるとは、こちらも何よりの励みになる。」

エンターテイナー「そんな君に、ひとつ聞きたいことがある。」

ウィズダム「?」

エンターテイナー「どうしたら、そのような美女とビジネスが出来るのだ?」

ウィズダム「それは・・・、どういうことかな?」

エンターテイナー「だから、そのままの意味だ。ストレートだ。君が出来るなら、この俺様にも十分な資格があるだろう。」

アイリーン「・・・・・・。」

ウィズダム「まぁ・・・、」

エンターテイナー「これだけは強調しておくぞ。いずれこの俺様と君は戦うことになるだろう。それは単なる試合としてではない。遺恨、または因縁を伴う戦いだ。せいぜい、覚悟しておくがいいぞ。」

ウィズダム「エンターテイナー、そちらがそうなら、こちらもそのつもりだよ。無益な戦いはしたくないが、そっちが仕掛けてくるなら、倒して差し上げるよ。」

エンターテイナー「言ってくれるな。まぁ、美女の前でカッコつけるのは男の性(さが)だ。多少は大目に見よう。しかし、君はアイツと同じ匂いがするな。」

ウィズダム「誰だい、それは?」

エンターテイナー「この団体きっての女好きの男だ。君だって自覚はあるだろう。」

そう言って、エンターテイナーはその場を去る。

実況「エンターテイナーからの手洗い洗礼・・・、いや、難癖ですね。」

解説「確かにこの団体に属す限り、なんらかのきっかけかで誰かと抗争する可能性はある。しかし、これは・・・、エンターテイナーからの警告なのか?お前のことは目をつけてるという・・・。」

・トリプルスレット・マッチ ウィズ vs ザ・ハードコア vs ブラッディ・キース

試合開始、ハードコアとキースが共闘し、ウィズを痛ぶってリングから排除!!

解説「まずは王者組のひとりであるウィズを徹底的に痛めつけてから、2人だけで決着をつけようという腹だな。」

ハードコアとキースは殴り合うが、突如ハードコアがトーキックを決めて流れを自分に引き寄せる。ハードコアはロープで勢いをつけてキースにショルダー・ブロック!!キースは倒れず、耐える!!ハードコアはすぐさま2度目を決めるが、それでもキースは耐え、3度目の正直とばかりにハードコアはロープで勢いをつけるが、キースの強烈なカウンターのクローズラインが決まる!!フォールするが、カウント2!!

キースはハードコアを引き起こして、得意技のネック・ハンギング・ツリーで持ち上げ、マットに叩きつける!!キースはまたフォールするが、そこにウィズがカットに入る!!ウィズはキースをリングから投げ捨てる!!

それからウィズはハードコアにショルダー・ブロックを連発し、ハードコアを起こしてコーナーに振る!!ターンバックルに寄りかかるハードコアにウィズは走って向かって行くが、ハードコアはバック・エルボーで迎撃!!攻守反転、ハードコアはコーナーに上がり、フラつくウィズにダイビング・クローズライン!!ハードコアはフォールするが、カウント2!!

そこに復活したキースがリングインして、再度ハードコアと共闘、ウィズにツープラトンスープレックスを浴びせる!!すかさずキースがウィズをフォールするが、ハードコアがカット!!すぐに共闘関係は崩れる。その間にウィズはダウンしている。

ハードコアはサイドロック・テイクダウンでキースからダウンを奪うが、キースも立ち上がり、ボディブロー連発で反撃!!キースはハードコアをロープに振って、なんとここで必殺技のスクラップ・バスターを炸裂させる!!キースはハードコアをフォールするが、3カウント寸前でウィズがカットに入る!!

終盤、ハードコアとウィズの戦いとなり、ハードコアはウィズにオクラホマ・スタンピードを決める!!そして、ハードコアはウィズが立ち上がるのを待ち構えて、必殺技のスピアーの狙う!!そして、ウィズが立ち上がり、ハードコアはスピアー!!しかし、それを読んでいたウィズがリープ・フロッグで飛び越えて避け、逆にウィズがカウンターの必殺技のキラー・ヘッドバットを決める!!

解説「ウィズのキラー・ヘッドバットはその名の通り、殺人級だぞ!!」

ウィズはハードコアをフォールするが、キースがカットに入る!!ヘッドバットを食らったハードコアはエプロン付近で倒れている。

カットに入られても勢いに乗るウィズはキースにパンチを連打!!キースをロープに振るが、逆に振り返され、なんとウィズはスクラップ・バスターの体勢で捕えられる!!

実況「キースが試合を決めるのか!?」

ウィズはバック・エルボーで抵抗、逆にキースをボディスラムでマットに叩きつける!!

そして、勝機を悟ったウィズはコーナーに上がり、倒れているキースにもう一つの必殺技のダイビング・ヘッドバットを炸裂させる!!

解説「これは勝負あったか!?」

ウィズはキースをフォールしようとするが、復活したハードコアがウィズを背後から捕えて、そのまま場外に放り投げる!!そして、グロッキーのキースをフォールして、3カウント!!ハードコアの勝利!!

解説「やらながらも、最後の最後まで虎視眈々とチャンスを伺っている者が勝利を掻っ攫うのか。まるで昔の教訓のようだな。」

実況「王者組のロード・ロッケンローラーは防衛戦では今のところ敵なしですが、この試合ではウィズが敗北、来週は一体どうなってしまうのでしょうか!?」

・バックステージ 試合前 エリックのプロモ

エリック「正直、王座に挑戦できなくて残念だが、覚悟はしてたさ。それに前回はブラック・フィニッシャーに敗れたしな・・・。でも、レイチェルはチャンスをくれると言ってたし、今夜は前王者のファルコンとのシングルマッチだぜ!?これは最大のチャンスだ!!ここで勝てば、いずれ挑戦者になれる可能性は一気に高くなるぜ!!」

そこにファルコンが現れる。

ファルコン「エリック、俺もブラックに敗れてる。でも、アンタには恨みはないが、とにかく試合が組まれた以上は全力で戦う。ここでの勝利が今後にどう響くかは分からないが、俺はアンタに勝つぜ。」

エリック「俺も以下同文だし、これ以上言っても平行線なんでやめとくが、要は互いに全力を尽くすってことだな。」

ファルコン「さすがモテる男と言われるだけあって、対戦相手の顔を潰さないように配慮している。だが、この俺は前王者、つまりあのDESTINY王座ベルトを巻いていた男だ。この事実は忘れないでくれ。」

そう言ってファルコンは去る。

解説「互いピリピリモードのようだ。」

実況「今夜、両者は戦いますが、実は『ドリーム・ロード・トーナメント』でエリックが優勝していたなら、『インフェニティ・ポッシブル』のメイン戦はこの顔合わせになっていました。ということで、今夜のこの一戦は非常に注目です!!」

6人タッグマッチ 宝生ダリア&スズキ・ルイ&青柳芽依 vs リサ&ジュディ・テイラー&ソフィア

芽依とソフィアで試合開始。まずは両者ロックアップで組みかけたものの、ソフィアがトーキックで拒否!!思わず上半身を屈めた芽依の首筋にソフィアはエルボー!!

解説「ソフィアは前回、芽依に不覚を取られてるからな。恨みがあるんだろうさ。」

ソフィアは芽依にチョップを浴びせてから、ロープで勢いをつけてクローズラインをするが、芽依は避けてソフィアを丸め込む!!

実況「また前回の繰り返しとなるか!?」

しかし、カウント2!!

ソフィアは起き上がるなり、芽依の頭を掴んでマットスラム!!

終盤、ルイとジュディの戦いになり、芽依が必殺技のスーパーキックを放つが、ジュディは避けてアイアン・クローで捕える!!芽依は抵抗して、リサを場外に投げ捨てる!!

だが、その芽依にソフィアは背後から新必殺技のフォースド・インスピレーションを決め、今度はダリアがソフィアに必殺技のダリア・ドライバー!!さらにリサがダリアに必殺技のインプラントDDTを決める!!

そしてルイが背後からリサに必殺技のタイガー・スープレックスを決めようとするが、リサは抵抗、その背後からジュディがルイをスクール・ガールで丸め込み、3カウント!!ジュデ組の勝利!!

試合終了後、リサとダリアは乱闘。両チーム共に止めに入る。

・シャックスのプロモ

シャックス「これで心置きなく、1対1のシングルマッチの防衛戦が行えることになった。エリック、残念ながら、お前の出る幕はもう無い。イーグルよ、お前と決着をつけられることに胸の高鳴りを覚えるぞ。」

そこにイーグル、登場。

イーグル「エリックが除外された以上、俺たちは敵同士だ。俺は遠慮することなく、お前の巻いているそのベルトを取りにいくぞ。」

シャックス「俺はしっかり覚えているぞ。前回の王座戦終了後、お前はこの俺に殴りかかって来やがったことをな。素晴らしい勝利の余韻に水を差された・・・、」

そう言いかけたシャックスがいきなり、イーグルに殴りかかる!!イーグルも応戦して、殴り合いとなり、イーグルは膝蹴りでシャックスの動きを止めて得意技の強烈なエルボーを放つ!!しかし、シャックスは避けてハイキックを決め、さらにフラつくイーグルにデビルズ・ショットを決める!!

シャックスはリングから降りて、ベルトを誇らしげにアピールしながら、その場を後にする。

シングルマッチ ファルコン vs エリック

互いにロックアップで試合開始。ファルコンがヘッドロックで先制。エリックはすぐさまファルコンをロープに振ってヘッドロックから脱出。エリックは1度目にリバウンドしてきたファルコンをダウンしてやり過ごし、2度目にはヒップ・トスを狙うが、ファルコンは踏ん張り、逆にエリックにアーム・ドラッグ!!さらにシングルレッグ・ドロップキック2連発!!エリックは一旦、リングアウトして退避!!

ファルコンは場外に降りず、様子を伺う。エリックもファルコンの様子を伺った後、リングイン。ファルコンは手出しせず。

両者、互いに出方を待つ。すると、エリックがエルボー・スマッシュを見舞おうとするが、ファルコンはローキックで迎撃して、ヨーロピアン・アッパーカットを連発!!ヘッドロックでエリックを捕らえて、タイガースピン!!すぐさまファルコンはエリックの左手を取ってハンマー・ロックに移行!!

解説「流れるような攻撃から、一転してハンマー・ロックで相手を捕えた。この技の威力はお墨付きなんだぞ。」

エリックはハンマー・ロックを極められながらも立ち上がり、タイミングを見計らって体勢を入れ替えながら、逆にファルコンにハンマー・ロック!!しかし、挑発するようにファルコンを突き飛ばして、技を解く!!

ファルコンはエリックに走って向かって行くが、エリックがカウンターのスモール・パッケージで得意のテクニックを決める!!だが、カウント2!!

起き上がったファルコンはロープで勢いをつけて、フライング・クローズライン!!エリックをフォールするが、カウント2!!

ファルコンはエリックを引き起こし、エルボー・スマッシュを浴びせてコーナーに振るが、逆にエリックが振り返す!!

コーナーに寄りかかるファルコンにエリックは飛びついてモンキー・フリップを狙うが、ファルコンはエリックをキャッチ!!エリックをコーナーに座らせてから自らもコーナーに上がり、アバランシュ(雪崩式)の技を狙う。だが、エリックはパンチで反撃、ファルコンはコーナーから落下する!!そのままエリックはダイビング・クロスボディを敢行!!が、ファルコンは瞬時に体勢をひっくり返して、逆にエリックをフォール!!エリックはなんとかカウント2で返す!!

解説「まさに目まぐるしい攻防だな!!」

ファルコンはムタロックを狙うが、エリックが抵抗。ファルコンにサーフボード・ストレッチを極める!!

徐々にファルコンは膝をついて起き上がり、エリックにトーキックを浴びせてから場外に投げる!!寸前でエリックはロープを掴んでエプロンサイドにとどまる!!

エプロンサイドのエリックにファルコンは突進していくが、エリックはロープから身を乗り出してタックルで迎撃!!エリックはトップロープを飛び越えて、うずくまるファルコンをサンセット・フィリップで丸め込む!!ファルコンはカウント2で返すが、エリックは続け様にビクトリー・ロールで丸め込む!!ファルコンはまたもカウント2で返す!!

解説「エリックは果敢に攻めてるぞ!!」

エリックはファルコンを得意技のハングマンズ・ネックブリーカーの体勢に捕えるが、ファルコンが逃れて、逆に得意技のファルコン・アローを決める!!そのままフォールするが、カウント2!!

攻勢に転じたファルコンはエリックを引き起こしてロープに振る!!だがエリックはカウンターのジャンピング・DDTを決め、さらに間髪入れずに得意技のシンボル・ブレイカー!!

実況「エリックが勝負を決めるか!?」

勝機を悟ったエリックはファルコンを振り向かせて、必殺技のシンボル・カット!!しかし、ファルコンはエリックを捕えてシンボル・カットをブロック、そのままスクール・ボーイで丸め込み、3カウント!!ファルコンの勝利!!

実況「なんと、エリックが逆に得意のテクニックで敗北してしまいました。」

解説「こうなったら、ファルコンにも王座挑戦のチャンスがあるかもしれんぞ!!

・バックステージ レイラへのインタビュー

レイラ「前回は私含めて6人参加の試合で王座に挑戦したけど、私はダリアに負けて敗退した。そのダリアはもう王者じゃないけど、PPVで返り咲く可能性もあるからなんとも言えない。でも、挑戦権を手にしたから誰が王者でも、全力で挑む。それだけ・・・。」

そう言ってレイラはその場を去る。

シングルマッチ ブラック・フィニッシャー vs ポセイドン

実況「フィニッシャーに勝利して以降、ファルコン、エリックとDESTINYの誇る実力者を相手に連勝しているブラック・フィニッシャー。今夜の対戦相手はポセイドンですが、果たしてポセイドンはブラックの勢いを止める、つまり初黒星をつけることができるのでしょうか!?」

ポセイドンが殴りかかって試合開始!!不意を突かれたのか、ブラックは防戦一方!!ポセイドンは畳み掛けるべく、ロープで勢いをつけて攻撃をしようとするも、ブラックはカウンターのビッグ・ブート!!ブラックはすぐに次の攻撃に行かず、ひと息つく。

仕切り直したブラックはポセイドンを引き起こし、ターンバックルに頭をぶつけ、対角線のコーナーに力任せに振る!!ポセイドンは勢いよくターンバックルにぶつかり倒れる!!ブラックはポセイドンをフォールするが、カウント2!!すかさずブラックはロープで勢いをつけて、ポセイドンにニー・ドロップを決めてから、その太い腕をポセイドンの首に回してチンロック!!

実況「この体格差の中、ポセイドンはこの状態から脱出するのは難しいでしょう。」

じわじわと締め上げられ、ポセイドンは立ち上がることができない。その中、観客はポセイドンに声援を送る!!ポセイドンはなんとかタイミングを計り、膝を突き、徐々に立ち上がる!!ブラックは技を解かないが、ポセイドンは腹にエルボーを浴びせる!!エルボーを連打し、ポセイドンはやっと技から解放され、ロープで勢いをつける!!ブラックはクローズラインを放つが、ポセイドンは避け、さらにロープで勢いをつけてから、ブラックにフロート・オーバー・DDT!!ポセイドンはブラックをフォールするが、カウント2!!

続け様にポセイドンはエルボーを投下し、体格差あるもののブラックを得意技のレッグ・ホック・バック・スープレックスの体勢に捕える!!が、ブラックは抵抗、逆にポセイドンにフィッシャーマンズ・スープレックスを決め、ブリッジしてフォール!!しかし、カウント2!!

ブラックは倒れているポセイドンにストンピングを浴びせてから、引き起こしてロープに振る!!ブラックは待ち構えるが、リバウンドしてきたポセイドンはカウンターのハリケーン・ラナでブラックを丸め込む!!ブラックはなんとかカウント2で返す!!

ポセイドンは起き上がったばかりのブラックにエンズイギリ!!ブラックは耐えて、フラつく!!ポセイドンはそのままブラックの背中に飛びついて、スリーパー・ホールド!!ブラックはポセイドンを背負った状態となる!!レフェリーはブラックに近づいて戦意を確認。ブラックは技を解くために、背中に巻き付いているポセイドンをコーナーにぶつけるが、その際、レフェリーを巻き込み、レフェリーはダウン!!

ポセイドンは思わず、技を解いてレフェリーの状態を確認。ブラックは意に貸さず、ポセイドンを必殺技のフィニッシャー・バスターの体勢に捕えるが、ポセイドンはエルボーを連発してブロック!!そこからブラックから距離を取って、必殺技のランニング・ニーを決める!!

ポセイドンはフォールするが、レフェリーはダウンしたまま。

実況「レフェリーはダウン、カウントは取れません!!」

突如、カタストロフィーが乱入してくる!!

ブラックがダウンする中、それに気づいたポセイドンはカタストロフィーに殴りかかるが、試合中のため体力を消耗しており、カタストロフィーのトーキックを食らって反撃できず、ポセイドンはカタストロフィーの必殺技のカタストロフ・ニーを食らってしまう!!カタストロフィーはレフェリーに気づかれぬうちに退散!!

実況「部外者の乱入です!!しかし、ポセイドン、ブラック、レフェリーの3人ともダウンしたままです!!」

ついにブラックは立ち上がるが、倒れているポセイドンに目をやるも、何もせず。

解説「ブラックはどうやらこの状況を飲み込めてはいないようだ。」

それからレフェリーとポセイドンは同時に立ち上がり、ブラックとポセイドンは殴り合い!!パワーの差でブラックが優勢となり、ポセイドンに得意技のKOパンチ!!ポセイドンそれをかわして、ロープで勢いをつけてカウンターのフライング・ニールキックを決める!!

実況「情熱の闘志が、ドス黒い執念を砕くか!?」

勝機を悟ったポセイドンはもう一度、ランニング・ニーを決めるために走る!!だが、ブラックはすばやく反応して、ポセイドンが技を決めるよりも素早くカウンターのクローズラインを炸裂させる!!ポセイドンは勢い余って、マットに打ちつけた際、身体が弾む!!チャンスと見たブラックは倒れたポセイドンにテキサス・クローバー・リーフを極める!!

解説「体力を消耗している今、これは厳しい!!ただでさえブラックと体格差があるから、抜け出すのはもっと困難だぞ!!」

それでもポセイドンはロープを目指し、技を極められながも少しずつ這って行くが、ブラックによって元の位置に戻されてしまう!!だが、ポセイドンはタップせず!!

実況「ポセイドンはギブアップしません!!耐えます!!耐え続けています!!」

解説「しかし、このままずっと技をかけ続けられているのは危険だぞ。ポセイドンは徐々に力を失っているように見える。」

ブラックは時折顔を上げたりしながら、ポセイドンにテキサス・クローバー・リーフを全力で極め続ける!!ついにポセイドンは失神!!レフェリーはレフェリー・ストップを宣言!!ブラックの勝利!!

実況「乱入さえなければ、ポセイドンはブラックの連勝を止めていたかもしれません!!ブラックはこのまま連勝を続けて、ザ・フィニッシャーのリベンジを返り討ちにするのでしょうか!?」

・バックステージ 試合前 フィニッシャーのプロモ

フィニッシャー「俺は今、王座戦線に参加していないが、取り敢えずノンタイトルマッチであのシャックスと戦えるチャンスを得たぞ!!以前は王座に挑戦したが、みんな知っての通り、ブラックの乱入でぶち壊しになった。前回はエンターテイナーに敗れるし、PPVでもブラックに負けてる。だが、もうしみったれてはいられない!!とにかく俺は今後、王座参戦の参加するためにシャックスを倒すぜ!!そしてここで弾みをつけて、次回PPV『ソウル・インパクト』でブラックにリベンジを果たす!!ブラック、お前は首を切るポーズを気に入ってるようだが、お前自身の首を洗って待っとけよ!!俺は勝つぜ、必ずな!!」

実況「フィニッシャー、気合い十分です!!」

解説「前回はエンターテイナーに不意を突かれて敗れたが、これを見る限り、吹っ切れたようだ。」

・メインイベント ノンタイトルマッチ シャックス vs ザ・フィニッシャー

ゴングが鳴る前、シャックスはベルトを持って、「俺はチャンピオンだ、お前が未だ手にしてないこのベルトを巻いているぞ!!たとえお前がこの団体の主役であろうと、このシャックスの方が優れている!!」と挑発。フィニッシャーはただ頷いて大人の対応。

試合開始、シャックスは例の如く初手のビンタ!!フィニッシャーは殴りかかるも、シャックスは素早くリングから降りる!!フィニッシャーはそれを追うが、これも例の如くシャックス、先にリングイン!!シャックスはリングインしてきたフィニッシャーにドロップキックをするが、フィニッシャーは読んでおり、その場で踏みとどまる。シャックスは自爆、フィニッシャーはシャックスを引き起こしてロープに振ろうとするが、逆に振り返され、シャックスのドロップキックを食らう!!シャックスは得意げに手を叩いて、アピール!!観客ブーイング!!

解説「これはシャックスが一枚上手だったな。」

シャックスは倒れているフィニッシャーの脇腹にキックを見舞い、そこからフィニッシャーを立たせて分厚い胸板にチョップ!!さらにもう一度、チョップ!!シャックスは畳み掛けるべく、ロープで勢いをつけるが、逆にフィニッシャーがショルダー・ブロック!!攻勢に転じたフィニッシャーはもう一度、ショルダー・ブロック!!間髪入れずにフィニッシャーはベリー・トゥー・ベリーの体勢でシャックスを捕えるが、エルボー・スマッシュの抵抗に遭う!!すぐさまシャックスは背後に回り、ジャーマン・スープレックスの体勢に!!しかし、フィニッシャーもバック・エルボーで抵抗、ついにシャックスをベリー・トゥー・ベリーで投げる!!そのままフォールするが、カウント2!!

フィニッシャーはシャックスを起こし、パンチの連打を浴びせ、コーナーに追い詰める!!そこから、シャックスを対角線のコーナーに振り、フィニッシャーはコーナーにもたれかかるシャックスに向かってダッシュ!!シャックスは寸前で避けて、逆にフィニッシャーがコーナーに激突してしまう!!チャンスと見たシャックスはフィニッシャーを背後から十八番のオコーナー・ロールで丸め込む!!

実況「1度目のオコーナー・ロールです!!」

フィニッシャーはカウント2で返す!!

シャックスは膝立ち状態のフィニッシャーの胸板にキックを連発!!そこから、頭目掛けてキックを放つ!!寸前でフィニッシャーは頭を下げて避け、足を振りかぶったシャックスを背後から捕らえて、ジャーマン・スープレックスで投げる!!しかし、シャックスは後方宙返りの要領で着地し、ダッシュしてヒールキックをフィニッシャーに浴びせる!!すぐさまフィニッシャーをフォールするが、カウント2で返される!!シャックスは倒れているフィニッシャーにフィギュア・フォー・ネック・ロック(首4の字固め)を極める!!

フィニッシャーはシャックスのフィギュア・フォー・ネック・ロックにしばらく苦しむが、ギブアップせず!!そしてフィニッシャーはシャックスが首に巻き付いた状態=肩車で背負いながら立ち上がり、背後に倒れ込む!!シャックスはマットに叩きつけられ、思わず技を解く!!休むことなく、フィニッシャーは倒れたシャックスの両脚を掴み、そこから一気にパワーボムの体勢に持ち上げ、得意技の3連続パワーボムを決める!!

解説「強烈な連続パワーボムだ!!」

しかし、フィニッシャーは体力を消耗しており、フォールに行けずにダウン!!

そこから両者ともに起き上がるが、パワーボムを食らったシャックスの方がダメージがあるのか、フィニッシャーのパンチに防戦一方!!弱るシャックスはロープにもたれかかり、フィニッシャーのクローズラインにより、シャックスは場外に落下!!

フィニッシャーはリングから降りてシャックスを捕えるが、シャックスは待ち構えていたようにフィニッシャーに突進し、背中からエプロンに激突させる!!

解説「認めたくはないが、これがシャックスの凄いところだ。やられながらも、虎視眈々と反撃のチャンスを窺っている。」

シャックスはフィニッシャーの頭をエプロンに叩きつけ、リングに戻し、自らもリングイン

そこから畳み掛けるべく、シャックスはフィニッシャーを得意技のシャックス・ドライバーで持ち上げる!!しかし、フィニッシャーは背後に着地して、得意技のDDTを炸裂させる!!

グロッキーとなったシャックスを前に、フィニッシャーは両腕で力こぶを作り、雄叫びを上げる!!

実況「ついにフィニッシャーは勝機を悟ったか!!」

フィニッシャーは必殺技前の連携技、クローズ2連発を浴びせ、そのままシャックスをロープに振り、パワースラムを決めようとするが、シャックスは寸前でリングアウトして回避!!

場外に降りたシャックスはなんと、タイムキーパーからベルトを取り上げ、リングを後にして試合放棄。

解説「ヤツめ、形勢不利と見るや、試合放棄か!!」

実況「王座戦ではないので負けても失う物はないということでしょうが、決して許されることではありません!!」

レフェリーがリングアウト・カウントを取る中、入場口に向かって歩くシャックス。

しかし、イーグルがやってきてシャックスの前に立ち塞がる!!

解説「イーグルの報復だな!!」

シャックスはイーグルに向かって、「どけ!!」と怒鳴るが、イーグルは退かない。イラつくシャックスだが、その瞬間、フィニッシャーがリングから降りてシャックスを強制的にリングに戻す!!

しかし、フィニッシャーがリングに上がってくる隙を狙って、シャックスはオコーナー・ロールを狙う!!だが、フィニッシャーが両手でロープを掴んで踏ん張り、シャックスはその反動で後転!!それでもシャックスはフィニッシャーに向かって行くが、フィニッシャーがシャックスを捕らえてカウンターの必殺技のフィニッシャー・バスターを決める!!そのままシャックスをフォールし、3カウント!!フィニッシャーの勝利!!

イーグルはフィニッシャーの勝利を見届けると、その場を後にし、フィニッシャーはリング上で勝利アピール!!

だが、そこに観客席からブラック・フィニッシャーがやってきて、フィニッシャーにチョークスラムを決める!!

実況「なんとブラック・フィニッシャーがチョークスラムでフィニッシャーを葬りました!!」

解説「油断ならんヤツだな・・・。PPVに向けて痛みでメッセージを送ったんだ。リベンジはならない、つまり勝つのはこの俺ということだろうか・・・。」

そして、ブラックは倒れたフィニッシャーに向かって首を掻っ切るポーズ!!