「BRAVE」対戦カード(全7試合)
・DESTINYタッグ王座挑戦者チーム決定トーナメント第1回戦 ブラッディ・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック) vs ハードコア・エキスプレス(ザ・ハードコア&ザ・USA)
・DESTINY女子シューティング・スター王座戦 三井マキ(c) vs 青柳芽依
・DESTINYタッグ王座挑戦者チーム決定トーナメント第1回戦 X vs X
・DESTINY非公認アンダードッグ王座 アレックス・オブライエン(c) vs アンダードッグ鬼塚
・シングルマッチ ザ・フィニッシャー vs ファルコン
・ノンタイトルマッチ ジャスティン・デューク vs テリー・ウィズダム
・メインイベント 6人タッグマッチ エリック&ロード・ロッケンローラー vs シャックス&ジ・エンターテイナー&ブラック・フィニッシャー
試合結果
・グレイテスト・エンターテイナー
リングにはゲスト用のイスが1脚用意されている。
エンターテイナー「この俺様はジ・エンターテイナーだ。フェイス・スタイル・ボイス全て整っている男だ。今夜の『BRAVE』は、この素晴らしきコーナーから幕を開けるぞ。やはり、上層部は俺様を評価しているようだ。今回のゲストはメインイベントの6人タッグマッチのパートナーで、"我らがDESTINY王者"だ!!おい、みんなも承知の人物だぞ!!」
会場からブーイング(若干、声援アリ)が起こる。エンターテイナー「いいか、お前らがどんなにブーイングを浴びせようとも、彼が王者である事実は覆ることはない!!今回のゲストは、シャックス!!」
シャックス登場!!
エンターテイナー「(手で促して)さぁ、座ってくれ。」
シャックスと同時にイスに座るエンターテイナー。
エンターテイナー「さすがの俺様も番組の構成に逆らう訳にはいかないのだ。つまり、どういうことかと言うと、扱わなければならないことがある。」
シャックス「あぁ、俺もそのつもりでここに来たからな。」
エンターテイナー「では、さっそく本題に入りたい。このコーナーの初回のゲストはエリックとファルコンだった。そういえば、アンタも急遽参加したな。」
シャックス「そうだった。」
エンターテイナー「あの2人はナンバーワン・コンテンダーマッチで戦い、勝利したエリックが、我らがDESTINY王者のアンタに次回PPVで挑戦することになった。ということで、エリック相手に何か、備えていることはあるか?」
実況「意外とエンターテイナーは真面目に進行してますね。」
解説「ヤツはきっと、真面目を変に拗らせた結果なんだろ。」
シャックス「特別に備えてることはない。ヤツが挑戦者となったのはまぐれだ。格下が格上を破ることは往々にしてある。果たして、その勢いがいつまで続くか、それが重要なんだ。ヤツはファルコンを倒して挑戦者となったが、俺は王者時代のファルコンを倒して、DESTINY王者となったのだ。分かるか?この違いを?これを理解していないヤツがこの会場にはたくさんいる。愚か者め。」
観客、ブーイング。
エンターテイナー「アンタ言うことはもっともだ。しかし、この俺様はファルコンにもエリックにも負けてる。途中から聞いてられなかったぜ。」
会場から笑いが起こる。
実況「おっと、シャックス、発言に配慮が足りなかったようです。」
シャックス、何回かうなづいて、「スマン、お前を傷つけるつもりはなかった。」と言う。
エンターテイナー「大丈夫だ。気にしていない。」
解説「ヤツはコーナーのホストとして気丈に振る舞ってる。」
シャックス「とにかく、俺が言いたいことはエリックがDESTINY王者になる運命は訪れないということだ。かつて、小娘が俺のことを禿鷹と言ったが、俺は禿鷹などではない。エリックに敗北と屈辱をもたらす、不幸のコウノトリだ。そしてこれからも俺の政権は続くぞ。」
エンターテイナー「シャックス、アンタなら絶対に王座防衛する。ヤツの王座挑戦はまぐれ・・・、」
エンターテイナーの言葉を遮るようにエリックが入場口に登場。
エンターテイナー「姿を見せたな。なんだったら、ここに来たらどうだ?特別にもてなすぞ。」
エリック「バーカ。2対1になる所に、おめおめと行くと思うか?前のシャックスのように、ここで安全に話させてもらうぜ。せっかくお前ら2人がこの場にいることだし、是非とも話したいことがあるんだ。お前ら2人は忘れてるようだが、ここで『ドリーム・ロード・トーナメント』の件を振り返ろう。まず、エンターテイナー。お前は1回戦で俺に負けてるよな?その後、PPVで2回も戦って全部俺に負けてる。これはまぐれじゃないぜ?まぐれは何回も続かない。エンターテイナー、たまにはまぐれで俺に勝ったらどうだ?」
エンターテイナー「・・・・・・。」
エリック「それからシャックス。本来、そのベルトを巻くべきなのは俺だぞ。決勝戦、誰がどう考えても、俺が勝負を決めそうだった。これは俺の個人的見解ではない。映像を見返せば、分かることだ。しかし、お前は俺に勝った。それはなぜか?そう、エンターテイナーが負け惜しみで乱入してきやがったからだ。シャックス、お前は混乱に乗じて俺に勝ち、『インフェニティ・ポッシブル』のメインで王者だったファルコンを破った。その点、お前の実力は認めよう。まぐれじゃない。だが、そもそも俺はお前に勝ちかけてたし、あのファルコンをも破った。これのどこがまぐれなんだ?答えてくれよ。」
シャックス「だから、PPVでお前を倒してまぐれだと証明してやる。」
エリック「いや、負けない・・・、」
エンターテイナーはエリックの言葉を遮って「今夜のメイン戦でお前を叩きのめしてやる!!」と言い放つ。
エリック「でも、今夜の俺のパートナーは心強いぞ。この団体のタッグ王者ロード・ロッケンローラーなんだぜ!!これほど頼もしい味方はいない。」
シャックス「フン、ヤツらなど取るに足らん!!なにせ、ヤツらは有象無象の王者なのだからな。」
すると、ロード・ロッケンローラーが現れる!!
解説「コケにされたら黙ってはられないだろう!!」
実況「口の悪さが災いして、虎の尾を踏んでしまったか!?」
エリックはロード・ロッケンローラーと合図して、エンターテイナーとシャックスの入るリングに走ってリングイン!!エンターテイナーとシャックスはロード・ロッケンローラーがリングインするや否や、リングアウトして入場口に向かって逃げる。リングのウィズはイスを倒し、それを見たエンターテイナーは指差して何やら文句を言っている。
実況「番組開始、早速、メイン戦の対戦者組同士が一触即発でした!!」
解説「メイン戦出場者のほぼ全員が顔を見せて、バチバチに火花を散らしていたな。しかし、あの場に姿を見せなかったブラックは一体、何を考えてるんだろうか?前回はタッグ戦でフィニッシャー組に敗れているし、ここで挽回したいだろうが、果たしてどうなるか?」
・DESTINYタッグ王座挑戦者チーム決定トーナメント第1回戦 ブラッディ・ジャッカー(ブラッディ・キース&ブレイン・ジャック) vs ハードコア・エキスプレス(ザ・ハードコア&ザ・USA)
実況「前回の王座戦では三つ巴の状況で抗争を繰り広げた両チーム。今回はトーナメントの1回戦でぶつかることになりましたが、ある意味これは抗争の決着戦とも言えます。」
初陣はジャックとUSAで、殴り合いで幕を開ける!!
ジャックが優勢となり、USAにチョップを連打し、ニー・バットから首筋から背中付近にダブル・アックス・ハンドルを浴びる。ジャックはダウンしたUSAの左腕を脇の下に抱えて、アームロック。すぐにUSAが起き上がり、ボディブローとパンチで反撃!!USAはジャックをロープに振るも、逆に振り返され、リバウンドしてきた瞬間、フラップ・ジャックで叩きつけられる!!ジャックはフォールするが、カウント2!!
ジャックはキースと交代。キースは起き上がろうとするUSAの顔面にビッグ・ブート!!すぐにUSAを起こし、パンチを連打してロープに振る!!キースはバッグ・ボディ・ドロップを狙うも、リバウンドしてきたUSAが咄嗟にカウンターのトーキック!!即座にUSAはショートアーム・クローズラインでキースを倒し、ストンピングとエルボーを連続で浴びせる!!USAはキースを起こしてフリーのコーナー(どのチームも控えていないコーナー)のターンバックルに叩きつけ、パンチを連打!!
USAはキースを連行してハードコアと交代。USAはエプロンに待機せず、キースにアトミック・ドロップを決め、ハードコアはコーナーに上がり、ダイビング・クローズラインと、連携技を決める!!ハードコアはキースをフォールするが、カウント2!!
ハードコアはキースを起こすが、キースがパンチで反撃!!しかし、ハードコアはサミング!!
解説「卑劣な!!」
ハードコアはキースをフォール・アウェイ・スラムで放り投げる!!控えのジャックはキースを鼓舞するも、形勢逆転ならず。ハードコアはUSAはタッチ。
USAは弱るキースにトドメを刺すべく、必殺技のラストライド!!が、キースはパンチで反撃し、着地して逆に得意技のネック・ハンギング・ツリーを炸裂させる!!両者ダウン!!
レフェリーがダウン・カウントを取る中、両チーム共にエプロンから手を伸ばして、タッチを促す!!そして、キースとUSAは這ってタッチに成功!!
ジャックは勢いよく向ってきたハードコアをクローズラインで薙ぎ倒し、さらにベリー・トゥー・ベリー!!
ジャックはチャンスと見るや、ハードコアを必殺技のブレイン・バスターの体勢に持ち上げようとする!!しかし、背後から復活したUSAが殴りかかり阻止!!すると、同じく復活したキースがUSAを捕らえ、ジャックにパンチを浴びせろと、促す!!ジャックは捕えられたUSAにパンチを浴びせようとするが、なんと寸前でUSAは避けてジャックのパンチがキースに誤爆!!動揺するジャック!!その瞬間、復活したハードコアがジャックにスピアーを敢行!!ハードコアはジャックをフォールし、3カウント!!ハードコア・エキスプレスの勝利、2回戦に進出!!
試合終了後、起き上がったジャックはキースに不満をぶつけ、リングを去っていく。キースはひとり、リングに残される。
実況「これはチームの絆に亀裂が生じたか!?」
・実況席
実況「前回、鬼塚は日本語で演説しました。内容はアンダードック王座への挑戦表明ということで今夜、対戦カードの通り、アンダードッグ王者オブライエンに挑戦します。また、その演説の中で鬼塚はアンダードッグ王座を団体に持ち込んだのは、ハーキュリーズ12の功業に匹敵するとも述べていたようです。」
解説「ハーキュリーズ12の功業に匹敵するかはさておき、アンダードッグ王座は立派な功績ではある。なにせ、若手たちの活躍の場を広げたからな。しかし、その王座を持ってきた超本人の手元には無く、憎きオブライエンが現在の持ち主ときた。鬼塚はなんとしても取り返したいはずだろうな。」
・DESTINY女子シューティング・スター王座戦 三井マキ(c) vs 青柳芽依
実況「前回『BLAZE』の王座決定戦で最後の2人となったマキと芽依は激闘を繰り広げました。もちろん激闘を制し、初代王者となったマキですが、今夜はその王座を賭けて芽依と戦います。」
マキと芽依は握手してから、ロックアップで試合開始。
芽依がヘッドロックで先制し、マキからテイクダウンを奪う。すかさずマキはヘッドシザースで応戦。すると互いに技を解いて起き上がり、ファイティング・ポーズ。観客から声援が送られる。
両者共にジリジリと近づき、互いにロープで勢いをつけてショルダー・ブロック!!どちらも倒れず、再度、ロープで勢いをつけてショルダー・ブロック!!またまた倒れず!!芽依は叫び声を上げながら、エルボー・スマッシュ連打!!続けてボディスラムでマキを投げ、勢いをつけてエルボーを投下!!
芽依はマキを起こしてコーナーに追い詰め、エルボー・スマッシュ!!芽依は一旦、離れて助走をつけてマキ目掛けてダッシュ!!だが、マキは寸前で避けて、芽依はターンバックルに突進してしまう!!攻勢に転じたマキは芽依にバック・スープレックスを見舞おうとするも、芽依が背後に着地して回避!!マキは瞬時に向かって行くが、芽依はジョー・ブリーカーで反撃!!フラつくマキに芽依はコーナーに上がってダイビング・ブロック・バスター!!マキをフォールするが、カウント2!!
芽依はチャンスと見るや、マキが起き上がるのを待ち構えて必殺技のスーパーキック!!しかし、マキは避けて、トーキックを浴びせてからDDT!!
実況「これは強烈です!!」
マキは芽依をフォールするが、カウント2!!
マキはコーナーに上がり、ダイビング・ドロップキックを敢行!!畳み掛けるべく、芽依が起きるのを待ち構えて必殺技のハイマキック!!が、芽依も避けて、ネックブリーカー・ドロップ2連発から、ジャーマン・スープレックス・ホールド!!だが、マキはカウント2で返す!!
芽依はマキが起き上がるなり、ヒップ・アタック!!さらにリバース・DDT!!それから芽依はマキをジャーマンの体勢で捕らえながら起こすが、咄嗟にマキが背後に回り、スクール・ガールで丸め込む!!芽依はカウント2で返し、逆に芽依がマキをジャックナイフ・フォール!!マキもカウント2で返し、今度はマキが芽依をラ・マキストラルで丸め込み!!3カウント!!マキの王座防衛!!
・解説席
実況「この後すぐ、タッグ王座挑戦者チーム決定トーナメントの続きが行われます。対戦チームは両チーム共に未発表となっていましたが、たった今、判明しました!!」
解説「誰なんだ?」
実況「カタストロフィ&デザイア・ハートのグリーディ・デストロイヤーズvsスコット・サンダース&高木翔吾です!!つまり、新しいタッグチームです。」
解説「共に既存のタッグではないのか!!しかし、新タッグの参戦はタッグ戦線を大いに盛り上げそうだな!!」
・DESTINYタッグ王座挑戦者チーム決定トーナメント第1回戦 グリーディ・デストロイヤーズ(カタストロフィー&デザイア・ハート) vs スコット・サンダース&高木翔吾
カタストロフィーと高木で試合開始。高木はローキック。空振りながら、カタストロフィーを牽制。カタストロフィーは警戒しながら、隙を見て高木の懐に飛び込もうとするも、ローキックで迎撃!!動きの止まったカタストロフィーに高木はチョップを連発し、ロープ側まで追い込み、さらにチョップ!!カタストロフィーは思わず、胸を押さえる。
高木はカタストロフィーをロープに振り、バッグ・ボディ・ドロップを狙うが、カタストロフィーは高木を飛び越えるようにサンセット・フィリップで丸め込む!!高木はカウント2で返すが、カタストロフィーはすぐに起き上がるなり、顔面に低空ドロップキックを浴びせ、続け様にレッグ・ドロップを投下!!カタストロフィーはハートと交代。
ハートは倒れている高木をロープ側まで引っ張り、セカンドロープを介してキャメルクラッチ!!反則攻撃のため、レフェリーがカウントを取る中、ハートはカウント4で技を解く。
解説「これはあくまで憶測だが・・・、」
実況「どうしました?」
解説「バースト王座決定戦の時、ハートがあっさりタップしたのはタッグ戦に出るためだったのかもしれんぞ!!」
実況「あのタップは不可解でしたからね!!」
ハートは高木にブルドッグを決めようとするが、高木が突き飛ばしてブロック!!高木はハートの起き上がり際に掌底を浴びせ、サンダースと交代。
サンダースは倒れているハートにエルボー・ドロップを投下してから、ヘッドロック!!ハートはなんとか起き上がってサンダースをロープに振ることでヘッドロックから逃れようとするが、逆にサンダースに振り返される!!サンダースはハートがリバウンドしてきた瞬間、クローズライン!!が、ハートは避けて独特のフワッと浮き上がるドロップキックでカウンター!!ハートはサンダースをフォールするが、カウント2!!
ハートは畳み掛けるべく、サンダースを起こして必殺技のデスバレー・ボムの体勢に持ち上げる。サンダースは咄嗟に背後に着地し、ハートを倒して必殺技のアンクル・ロック!!
実況「突如、試合を決めるか!?」
しかし、カタストロフィーがサンダースを背後から殴り、カット!!高木もリングインしてカタストロフィーに殴りかかり、共にリングから落下!!高木は場外でもカタストロフィーに殴りかかるが、カタストロフィーが突進し、防護壁に背中から激突してしまう!!
一方、リングではハートとサンダースが殴り合う!!サンダースが徐々に優勢になり、エルボー・スマッシュを浴びせる!!フラつくハートにサンダースはもうひとつの必殺技のTボーン・スラムを決めようとするも、ハートが咄嗟にエルボーで抵抗し、技から逃れ、エプロンに控えていたカタストロフィーと交代!!
リングインしたカタストロフィーは勢いよくサンダースに向かって行くが、サンダースがクローズラインで迎撃!!
解説「これはチャンスだぞ!!」
すると、コーナーで控えていたハートがリングイン!!サンダースはそっちを警戒するも、復活したカタストロフィーが背後からサンダースをスクール・ボーイで丸め込む!!3カウント!!グリーディ・デストロイヤーズの勝利!!
解説「サンダースと高木に期待したが、ヤツらが上手いこと勝利を盗んでいったな。」
実況「ある意味、彼ららしい勝ち方ではありますが・・・。まぁ、何が起こるか、分からないのがタッグ戦ということでしょう。」
・バックステージ 試合前のフィニッシャーへのインタビュー
アナウンサー「今夜はファルコンとのシングルマッチが控えていますね。ファルコンと言えば、この前にデュークに対して蛮行を働きましたが・・・。」
フィニッシャー「この業界では"昨日の友は今日の敵"ということが多々ある。もちろん、逆もあるが・・・。俺はブラックにフォーカスしているが、やはり、ファルコンの行動は今だに信じられない。彼は越えてはならない一線を越えてしまったのだ。俺たちはどんなに怒(いか)ったり、悔しかったりしても、その一線を踏みとどまる。まぁ、それでもギリギリの時はあるがな。これを言ったところで何も変わりはしないだろうが、敢えて言おう。ファルコンよ、自分の誇りをそう簡単に捨てないでくれ。」
・DESTINY"非公認"アンダードック王座戦 アレックス・オブライエン(c) vs アンダードッグ鬼塚
両者、睨み合う。鬼塚は今にも飛びかかりそうに構えているが、オブライエンはそれを見て薄笑い浮かべている。すると、鬼塚が飛びかかる!!が、オブライエンはトーキックで迎撃し、パンチを浴びせ、コーナーに追い詰める。オブライエン はさらにパンチを浴びせるが、鬼塚が体勢を入れ替えて、オブライエンにパンチとチョップを連発!!鬼塚は距離を取り、助走をつけて向かって行く!!オブライエンは素早く反応して蹴りで迎撃!!フラつく鬼塚!!
オブライエンはニー・バットを決め、ロープで勢いをつけるが、鬼塚はタックルでカウンターし、マウント・パンチ!!間髪入れずに鬼塚はロープで勢いをつけるも、起き上がったオブライエンがレッグ・ラリアットで迎撃!!
すぐさまオブライエンは鬼塚を起こしてネックブリーカーから、リア・チンロック!!オブライエンは力づくで技を極め続ける。それでもなんとか鬼塚は起き上がり、ボディブローで反撃し、オブライエンはたまらず技を解く!!鬼塚はパンチを連続で見舞ってから、クローズライン!!オブライエンはそれを素早く避けて、カウンターのスピンキック!!オブライエンはフォールするが、鬼塚がカウント2で肩を上げる!!
オブライエンは少しムッとした表情となり、鬼塚を起こしてコーナーに上がらせる。しかし、鬼塚は蹴りで反撃!!フラつくオブライエンにすぐさまダイビング・ショルダー・ブロックを敢行!!オブライエンは吹っ飛ぶ!!!鬼塚はフォールしようとするが、オブライエンが鬼塚をセカンドロープとトップロープの間から押し出して、場外に落下させる!!オブライエンは一呼吸置くことに成功。
オブライエンはロープの間から頭を出して、場外の鬼塚の様子を覗き込む。すると、鬼塚はリングしたから取り出したイスでオブライエンの頭を一撃!!衝撃のあまり、オブライエンは転がるように倒れてリング中央でグロッキーに!!
鬼塚は倒れているオブライエンをイスでメッタ打ちに!!完全にグロッキーとなったオブライエン。鬼塚はそのオブライエンを起こして、アンダードッグ・DDTの体勢に捕える。
実況「ついに鬼塚が王座に返り咲くか!?」
突如、照明が落ち、場内が真っ暗となる!!
解説「なんだ、これは・・・!!」
実況「停電・・・、照明のトラブルでしょうか!?」
すぐに照明は明るくなったが、リングでは鬼塚は棒立ちし、傍にはオブライエンが倒れている。
解説「まぁよく分からんが、元に戻ったなら、勝負を決めるんだ!!」
再度、オブライエンを起こし、満を持して再度、アンダードッグ・DDTを狙う!!が、オブライエンは咄嗟のローブ・ローでディフェンス!!股間を押さえて身を屈める鬼塚にオブライエンは勢いをつけてトラジディ・オブ・ギロチンを炸裂させる!!鬼塚をフォールし、3カウント!!オブライエンの王座防衛!!
オブライエンは王座防衛に成功したものの、突然の出来事に、警戒しながら足早にその場を後にする。
・バックステージ 試合終了後のグリーディ・デストロイヤーズへのインタビュー
アナウンサー「あなた方は1回戦を突破されましたが・・・、」
カタストロフィー「なんだ?俺たちの勝利が気に食わんのか?」
ハート「おっとカタストロフィー、落ち着くんだ。勝利に必要なのは美しい勝ち方ではない。手段を選ばぬ執念なのだ。清廉さや勝ち方にこだわっては、栄光は掴めない。いくら非難されようとも、この勝利は覆らない。堂々としていよう。」
カタストロフィー「そうだな。とにかく俺たちが2回戦を突破し、ロード・ロッケンローラーに挑んで新タッグ王者になってやる!!」
そう言って去っていく、グリーディ・デストロイヤーズ。
・シングルマッチ ザ・フィニッシャー vs ファルコン
実況「悪に染まった黒い隼と団体の顔が戦います。」
ファルコンはロックアップに行くと見せかけて、ローキックを連発!!さらにミドルキック!!フィニッシャーはたまらずダウン!!ファルコンは倒れたフィニッシャーの顔にストンピング!!そこから助走をつけてニー・ドロップを投下!!フィニッシャーをフォールするが、カウント2!!
ファルコンは浅めのキャメル・クラッチを極める!!が、フィニッシャーはファルコンを背負いながら起き上がり、ファルコンの腕を引き剥がして背中からマットに叩きつける!!
フィニッシャーはすかさず、ファルコンにショルダー・ブロック2連発!!起き上がったファルコンは咄嗟にコーナーの方へ逃れるも、フィニッシャーはダッシュしてファルコンの方へと向かう!!ファルコンは向かってきたフィニッシャーを蹴りで迎撃し、素早くコーナー両脇のセカンドロープを足場にダイビング・ヨーロピアン・アッパーカットを決める!!フィニッシャーをフォールするが、カウント2!!
ファルコンは倒れているフィニッシャーに容赦なくストンピングを浴びせ、ロープで勢いをつけてレッド・ドロップを投下!!
ファルコンはフィニッシャーを起こしてコーナーに振り、コーナーに寄りかかるフィニッシャーにパンチを連打。続け様にフィニッシャーをフロント・ネックロックの状態で捕らえてからコーナーに上がり、トルネード・DDTを敢行!!しかし、フィニッシャーは踏ん張って、旋回するファルコンの遠心力を利用してそのまま振り払う!!
フィニッシャーはファルコンを捕らえてベリー・トゥー・ベリー!!間髪入れずにファルコンが起き上がった瞬間、強烈なクローズラインを見舞う!!ファルコンは1回転して倒れる!!フィニッシャーはフォールするが、カウント2!!
今度はフィニッシャーが倒れているファルコンにニー・ドロップを投下!!そしてフィニッシャーは得意技のシャープ・シューターを極めようとするも、ファルコンは素早く這ってロープ・ブレイク!!ロープ・ブレイクのため、フィニッシャーはファルコンから一旦、離れるも、すぐにファルコンをクローズラインでリングから落とす!!
フィニッシャーはリングから降りて、ファルコンをリングに戻し、自らもリングイン。すると、復活したファルコンが顔目掛けてベースボール・スライド!!隙をついて逆転したファルコンはシングルレッグ・ドロップキック2連発から、フライング・クローズライン!!
ファルコンはチャンスと見るや、フィニッシャーが起き上がるのを待ち構えて必殺技のファルコン・クラッシュ!!しかし、フィニッシャーは素早くキャッチしてファルコンを叩き落とし、得意技のスーパーキックを放つ!!
勝機を悟ったフィニッシャーはファルコンが起き上がるのを待ち構えて、必殺技のフィニッシャー・バスターの体勢に捕える!!だが、ファルコンはバック・エルボーでブロック、リングアウトして退避!!
ファルコンはリングに背を向けて入場口に向かって歩き出し、試合放棄。レフェリーはファルコンのリングアウト・カウントを数え、10カウント!!フィニッシャーのリングアウト勝ち!!
実況「デュークに蛮行を働いたと思ったら、今度は試合放棄ですよ!!やはり、フィニッシャーの言葉は響かなかったようです。」
・バックステージ 試合終了後のオブライエン
試合を終えて通路を歩いているオブライエン。すると、イーグルがやってきてオブライエンの前に立ち塞がる。
イーグル「・・・・・・。」
オブライエン「・・・、なんの用だ?」
イーグル「防衛おめでとう。だが、ベルトはもう一つ持ってるよな?2冠王者だもんな。」
オブライエン「それがどうした?」
イーグル「まぁ、俺が目指していた2冠王者はスター王座とDESTINY王座を同時に保持することだったが・・・、お前は俺の2冠王者というアイデアを拝借したろ?」
オブライエン「でも、お前は実現できなかったんだろ。」
イーグル「そうだな。だが、バースト王座決定戦のことは覚えているか?忘れたとは言わせない。その代償は必ず払ってもらう。そう、その代償とは俺がスター王座に返り咲くこと。それがどういう意味か、分かるよな?」
そう言ってイーグルは去っていく。
・ノンタイトルマッチ ジャスティン・デューク vs テリー・ウィズダム(セコンド アイリーン)
ロックアップで試合開始。
解説「デュークは初代バースト王者だ。今回はノンタイトルだが、ウィズダムが勝てば、きっと初の王座挑戦のチャンスを手にすることができるだろう。」
デュークがヘッドロックで先制するも、ウィズダムはデュークをロープに振ることで逃れる。ウィズダムはデュークがリバウンドしてくるのを2度、リープ・フロッグ(2度目は後ろ向きで飛ぶ)でやり過ごし、3度目リバウンドしてきた瞬間、スピンキックを炸裂!!フォールするが、カウント2!!
ウィズダムはデュークを起こしてロープに振り、リバウンドしてきた瞬間、ヒップ・トス!!デュークは素早く反応し、踏ん張って逆にウィズダムをスクール・ボーイで丸め込む!!ウィズダムはカウント2で返す!!すぐさまデュークは起き上がってウィズダムに向かっていくが、ウィズダムがカウンターのハリケーン・ラナで丸め込む!!しかし、カウント2!!
ウィズダムはデュークを起こしてDDT!!さらに得意技のパンプハンドル・スラムを決めようとデュークを持ち上げるが、デュークは抵抗し、着地!!咄嗟にウィズダムは振り向くが、デュークが美しいフォームのドロップキックを決める!!
デュークは畳み掛けるべく、ウィズダムが起き上がるのを待ち構える!!
解説「待て、ヤツが来たぞ!!」
なんとファルコンが乱入し、リングイン!!デュークがそれに気づいた瞬間、ファルコンはファルコン・クラッシュを炸裂させる!!ファルコンは一撃を浴びせて満足したのか、すぐにその場から去る。試合は無効試合に。
ウィズダムは起き上がり、倒れているデュークに肩を貸して起こす。デュークは悔しげに入場口を見つめている。
・ジュディとリサのプロモ
ジュディ「(左頬を押さえて)スズキ、お前のせいでアタシはシューティング・スター王座の決定戦に出れなかった。もちろん、お前もだけど。まぁ、せいぜいアタシに対して申し訳ないと思いながら、残り日まで謹慎しとけ!!」
観客はブーイング。
リサ「なんか、私の持つ、(ベルトを掲げて)この王座の挑戦者が決まってるようだけど、影薄くない?誰だっけ?正直、前回の防衛戦の方が遥かに注目度が高かったし。なんか今回はすんごいモチベーション下がるんだけど。」
観客、大ブーイング。
すると、ブーイングを裂くようにレイラが登場。リサとジュディがリングにいても、迷うことなくリングイン!!
レイラ「ジュディには用はない。リサ、あまり調子に乗らない方がいい。確かに注目度は劣るけど、私は必ず王者になる。そうしたら、一気に話題になる。」
レイラはそう言い終えた瞬間、ジュディをクローズラインで倒し、すぐさまリサにタックルを決めてマウント・パンチ!!
しかし、ジュディは起き上がってリサに馬乗りになっているレイラを引き剥がし、リサと2人ががりでレイラを攻撃!!
解説「勢いよく向かっていったものの、やはり多勢に無勢だ。」
ジュディはレイラを押さえつけて、リサがビンタを放つ。レイラは耐えて睨みつける。
観客はブーイングを送る中、会場がざわつきだす。
実況「なんか、様子がおかしいようですね・・・。観客席で何かが・・・?」
突如、観客席から帽子とマスクの姿の女性が防護壁を超えてリングイン!!レイラを押さえつけているジュディを引き剥がし、すぐさまジュディに殴りかかる!!
解説「これはどういうことだ!?」
リサは咄嗟にその女性に向かって行こうとするも、レイラが阻止!!レイラはリサをリングから放り投げる!!その折り、入場口から"部外者"である女性を取り押さえるためにレフェリーとスタッフたちがやってくる!!それに気づいた女性は素早くリングから降り、防護壁を越えて観客席に逃げ込む!!スタッフとレフェリーはそれを追って行く!!
リング上で、困惑するレイラ。
解説「しかし、あの女性は帽子とマスクで顔を隠していたが、動きを見ていると、ただの"シロウト"ではなさそうだ。多分、格闘技等の心得はあるはずだぞ。というか・・・、まさか・・・!?」
実況「でしょうね・・・。謹慎中ですが、居ても立っても居られなかったのでしょう。まだそうと判明したわけではないですが・・・。」
・メインイベント 6人タッグマッチ エリック&ロード・ロッケンローラー(ウェイストランド・ キング&ウィズ) vs シャックス&ジ・エンターテイナー&ブラック・フィニッシャー
まず、エリックとシャックスが出陣。シャックスはロックアップすると見せかけて、スカす!!
実況「シャックスは序盤から、自分のペースにもっていきます。」
エリックはすぐさまシャックスに殴りかかり、シャックスをロープに振るが、逆にシャックスが振り返す!!シャックスはリバウンドしてきたエリックにバック・ボディ・ドロップを狙うも、エリックはキックで反撃し、ロープで勢いをつけてフライング・フォアアーム!!シャックスは倒れず、再びエリックはロープで勢いをつけるが、シャックスはカウンターのバック・エルボーを決め、エリックからダウンを奪い、ヘッドロック!!エリックはなんとか立ち上がり、ヘッドロックを極められながらも、ロープ・ブレイク!!仕方なくシャックスは技を解く。その瞬間、シャックスはエリックにビンタ!!すぐにシャックスはリングアウトして退避!!
解説「これぞ、まさにシャックスだな。」
エプロンで待機していたロード・ロッケンローラーがシャックスに近づくも、シャックスはすぐに逃げる!!エリックはリング内でその様子を窺っていると、突如エンターテイナーがリングインして、背後からエリックを殴る!!観客はブーイング(若干、声援アリ)!!レフェリーから注意を受けたエンターテイナーはすぐにエプロンに戻り、その間、シャックスがしれっとリングイン。
実況「シャックスとエンターテイナーは連携が取れてますね。」
シャックスはエリックを起こして、胸板にチャップを連発し、ロープに振る!!シャックスは待ち構えてドロップキック!!しかし、エリックは踏みとどまって回避し、シャックスは不発となって自爆!!エリックは倒れたシャックスをジャックナイフ・フォールで丸め込む!!だが、カウント2!!シャックスはすぐに起き上がるも、エリックは立て続けにスモール・パッケージで丸め込む!!シャックスはカウント2で返し、自軍コーナーに向かい、ブラックとタッチし交代!!
実況「これは・・・、緊張感が走ります。」
ブラックはエリックを見据えて、ゆっくりリングイン。すると、キングがエリックに手を伸ばしてタッチを促す!!エリックはキングとタッチ!!
ブラックとキングはじりじりと近づき、睨み合う。するとキングはロープで勢いをつけてショルダー・ブロックで先制!!ブラックは倒れず!!キングは2度目のショルダー・ブロックをトライ!!ブラックはまたも耐える!!キングは3回目をトライするも、ブラックがカウンターのビッグ・ブート!!
ブラックはキングを起こし、パンチを浴びせてフィッシャーマンズ・スープレックス!!そのままブリッジしてフォール!!が、カウント2!!ブラックはキングを自軍コーナーまで連行し、エンターテイナーとタッチ!!
ブラックはキングを抑えつけ、エンターテイナーがボディブローを浴びせる!!そしてブラックはエプロンに待機。
エンターテイナーはキングにニー・リフトと背中へのハイ・ニーのコンボを浴びせ、さらに倒れたキングにニー・ドロップ!!フォールするが、カウント2!!続け様にエンターテイナーはチンロックをキングに極めつつ、控えているエリックとウィズにドヤ顔をして挑発!!
実況「こんな時にもヤツはしっかりと自己主張だな。」
それを反応にしたウィズがリングインし、エンターテイナーにダブル・アックス・ハンドを浴びせてカット!!しかし、シャックスもリングインして、ウィズにヒールキックを浴びせる!!が、エリックもリングインして、シャックスに撚りを加えたエンズイギリを浴びせる!!ウィズとシャックスは転がってリングアウト。エリックはエプロンに戻る。
一方、エンターテイナーとキングが同時に起き上がってパンチ合戦!!徐々にキングが優勢となるが、エンターテイナーは咄嗟にニー・バットで流れを切る!!攻勢に転じたエンターテイナーはロープで勢いをつけるが、キングはクローズラインでカウンター!!それでもエンターテイナーはすぐに起き上がり、反撃を試みるが、キングがパワースラムで迎撃!!両者ダウン!!
エプロンで待機しているブラックとエリックがそれぞれ手を伸ばしてタッチを促し、エンターテイナーとキングは同時に起き上がってタッチ!!
リングインしたエリックとブラックはパンチ合戦!!
解説「ブラックとパンチでやり合うのは分が悪いぞ。」
徐々にブラックが優勢となり、エリックにKOパンチ!!しかし、エリックは避けてカウンターのペレキックを決める!!フラつくブラック!!
チャンスと見たエリックは必殺技のシンボル・カット!!ブラックも素早く反応して、エリックをマットに叩きつけてブロック!!すかさずブラックはエリックを起こしてフィニッシャー・バスターを炸裂!!そしてエリックをフォール!!
咄嗟にキングがカット!!キングはコーナーに戻るが、ブラックがキングの前に立ち、突如KOパンチ!!だが、復活したエリックがブラックに再度、シンボル・カット!!フォールしようとするが、エンターテイナーがリングインしてエリックにクローズライン!!エリックは避けて、エンターテイナーにもカウンターのシンボル・カット!!
それに釣られてシャックスも勢いよくリングイン、そのままエリックに向かって行くが、エリックはシャックスを捕らえてリングから放り投げる!!そしてエリックはウィズとタッチ!!
ウィズはブラックが起き上がった瞬間、必殺技のキラー・ヘッドバットを決める!!
実況「タッグ王者がブラックを沈めるか!?」
ウィズはブラックはフォール!!しかし、シャックスがカットに入る!!すると、エリックはリングインしてシャックスにシンボル・カット!!しかし、シャックスが突き飛ばしてブロックし、逆にカウンターのデビルズ・ショットを炸裂!!だが、背後からキングがやってきてシャックスにスリーパー・スラム!!今度はエンターテイナーがやってきてキングに必殺技のフェイス・チェック!!
勝ち誇るエンターテイナー。油断大敵、背後からウィズがそのエンターテイナーにクローズライン!!リングにいるのはウィズとブラックのみ、他の参戦者は転がってリングアウトし、場外で倒れている。
再び、ウィズにチャンス到来!!起き上がったブラックにヘッドバットを敢行!!しかし、ブラックはカウンターのKOパンチをウィズに決める!!そのままフォールし、3カウント!!ブラック組の勝利!!
試合が終わってもブラックはウィズに攻撃を続行、マウント・パンチで殴り続け、さらにウィズを起こして首を掴み、チョークスラムの体勢に!!
しかし、フィニッシャーが救出に現れる!!
ブラックはフィニッシャーに気づくと、ウィズを離し、フィニッシャーを待ち構えて殴り合いに!!試合を終えたばかりだが、荒ぶるブラックが優勢となり、フィニッシャーにチョークスラム!!フィニッシャーは即座に反応し、背後に着地して逆にブラックをフィニッシャー・バスターの体勢に捕える!!
その瞬間、シャックスがフィニッシャーの背中をイスで叩く!!膝をついて悶絶するフィニッシャー、ブラックはそのフィニッシャーの首を掴む!!すると、シャックスはイスをマットに投げ捨てて、ブラックに合図する。それを受けたブラックはイスに向かってフィニッシャーをチョークスラムで叩きつける!!
身体を反るようにして、背中の激痛に苦しむフィニッシャー、それを見下ろすブラックとシャックス、そこにエンターテイナーも加わり、3人で勝ち誇る。